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スノーワイパー・違いと価格の目安・替えゴム

更新日:2023年11月22日

雪国における車の雪支度といえば、スタッドレスタイヤへの交換だけではありません。安全のため、ワイパーをスノーワイパーに交換してください。雪が降る中で運転するなら、スノーワイパーは必需品です。こちらでは、そのようなスノーワイパーについて紹介します。

スノーワイパー・違いと価格の目安・替えゴム

スノーワイパーの必要性

雪国では、11月末から12月初旬の雪が降る前の時期には、冬支度の姿をあちこちで見かけます。

そのような雪支度は、車の準備も含まれています。夏タイヤからスタッドレスに履き替えたり、スノーブレードを用意したり、ウィンドウウォッシャー不凍液を入れたり、とやることはたくさんあります。

そのような車の冬支度の1つが、ワイパーの交換です。そして、冬用のワイパーをスノーワイパーと言い、ホームセンターやカー用品店で購入できます。

なお、雪国を走る車は、雪が降るとワイパーを動かして、窓に雪が積もるのを防ぎます。ところが、雪の量が多いと、ワイパーに雪が付着していきます。そして、その付着した雪のせいで、ワイパーがフロントガラスをきれいに拭けなくなります。

雪が降っていると視界が悪く、道路も滑りやすいため、窓がきれいに拭けないと危険です。そのため、雪が降る前に、雪が付着しないスノーワイパーに取り換えます。

スノーワイパーの違い

車の標準のワイパーとスノーワイパーの違いは、実物を比較すると一目瞭然です。標準のワイパーは、フロントガラスを拭くゴムと、それを支える金属の支えとからできています。そして、金属の支えはアーチ状になっており、ゴムとの間にはすきまがあります。

このすきまは、ゴムがフロントガラスにぴったり付いて、きれいに水滴を拭くのに必要な構造です。しかし、標準のワイパーを雪が降っている時に動かすと、このすきまに雪が詰まってしまいます。

すきまに雪が詰まると、ゴムがフロントガラスの面にピッタリと張り付かなくなり、きれいに拭けなくなってしまいます。

一方、スノーワイパーは、アーチ状の金属の支えとゴムの間のすきまが、柔らかい素材で覆われています。そのため、すきまに雪が詰まることがありません。さらにゴムが柔軟に動いて、フロントガラスにフィットすることで、雪が降る中でも水滴をきれいに拭けます。

スノーワイパーの効果

雪道の運転は、雪国に長く住んでいる人でも、気を使います。さらに、雪が降って視界が悪い場合は、細心の注意をはらいながら運転します。もし、そのような時に、フロントガラスに水滴が付いて見えにくくなると非常に危険です。

雪が最も降る時期には、雪の吹き溜まりに突っ込んで動けなく車をまれに見かけます。そのような車は、雪道でハンドルを取られて道路を外れたか、視界が悪く吹き溜まりに気が付くのが遅れたかのどちらかです。

もし、雪が降る中でフロントガラスの視界が悪くなれば、道路を外れて雪の中に突っ込む危険があります。

また、雪道が真っ白なので、道路の端が見えにくくなります。さらにフロントガラスの視界が悪くなれば、気が付かないうちに道路の真ん中を走っているのに気が付かないこともあります。そうなれば、対向車と衝突する危険もあります。

このような雪道の危険は、スノーワイパーに交換することで回避できます。

スノーワイパー

スノーワイパーは適合する車に合わせて選ぶ

スノーワイパーは、雪国なら雪のシーズンが近づくと、カー用品店やホームセンターで販売されます。また、アマゾンなどのインターネットでも購入できます。

なお、ワイパーは、車種によってその長さが違います。そのため、自分の車のワイパーの長さにあった製品を選んで購入します。スノーワイパーも同じで、自分の車にあった長さの製品を選びます。

お店で売っているスノーワイパーによっては、自分の車に適合する製品が売り切れていることもあります。そのような場合は、アマゾンなどのインターネットでも購入できるので、車に合うスノーワイパーを探して購入してください。

次に、メーカーのスノーワイパーを紹介します。

日本ワイパーブレード

日本ワイパーブレードは、国産自動車の純正ワイパーに採用された実績が最も高い、ワイパー専業メーカーです。そして、カー用品店やホームセンターでは、「NWB」というブランドで販売されています。

なお、カー用品店によっては、1つか2つのメーカーのワイパーしか在庫していないのがほとんどです。もし、行きつけのカー用品店で、「NWB」ブランドを扱っていたら、まずは、この中から自分の車に合った製品を探してください。

もちろん、アマゾンなどインターネットでも購入できます。

スノーワイパー:NWB(エヌダブルビー) グラファイトデザイン雪用ワイパー D60W

こちらは、日本ワイパーブレード製のスノーワイパーです。空気の流れを考慮したエアロデザインと、嫌な音がしないグラファイトゴムがこの製品の特徴です。

使用してかなり経ちますが、ビビリ音無し!
これは抜群に良いです!

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3HW529REWVL... |

piaa

piaaは、カー用品店に行くとよく見かけるブランドです。特に車用のライトは有名であり、他にもアルミホイールやカーキャリアなどでもよく見かけるブランドです。そして、このpiaaはワイパーも製造しています。

そのようなカー用品で有名なpiaaは、スノーワイパーも製造しています。こちらもカー用品店でよく見かけるスノーワイパーのブランドです。

スノーワイパー:PIAA ( ピア ) スノーブレード 【スーパーグラファイト】 No.81 600mm WG60W

こちらは、piaa製のスーパーグラファイトゴムを使用したスノーワイパーです。piaaは、独自の高剛性フレームを採用しているので、ガラスにかかる圧力を一定に保つ効果が高く、きれいに拭きとれるのが特徴です。このスノーワイパーでもこの特徴を受け継いでいます。

期待通りの商品です。満足しています。
雪が降ってもきれいにふき取ってくれました。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/RQLSVR8SAWD2... |

スノーワイパーの価格の目安

日本ワイパーブレードやpiaaといった有名ブランドのスノーワイパーは、長さにもよりますがどこでも1本あたり3000円以上すると考えてください。なお、乗用車で一般的なワイパーの長さである60cmでは、1本3500円程度です。

スノーワイパーは、冬の時期しか使わわず、雪の無い季節は標準のワイパーを使うとすれば、数年は使用できます。ただし、窓ガラスが凍った状態で使ったりすると、ゴムが破損することもあります。スノーワイパーは消耗品だと考えてください。

アマゾンなどでは、外国製の安価なスノーワイパーが販売されています。中には、国産の半額ほどで購入できるスノーワイパーもあります。毎日通勤などで車を使う場合はちょっと不安ですが、消耗品と割り切って使う方もいます。

スノーワイパーの替えゴム

標準のワイパーのは、ワイパー毎交換することもできますが、ゴムだけでも交換できます。この替えゴムは、ちょうど細長いゴムに金属の板を挟んだ構造で、製品についている説明書を見れば、誰でも簡単に交換できます。

このゴムは、長く使っているうちに劣化して、フロントガラスをきれいに拭けないようになります。また、ワイパーを動かしているうちに、ゴムが切れてしまうことあります。そうなったら、ゴムを交換するだけで、また、ワイパーが使えるようになります。

そして、スノーワイパーも標準のワイパーと同じように、ゴムだけ交換できます。なお、スノーワイパーはグラファイトコーティングされたゴムが使われています。そのため、替えゴムも、雪用のグラファイトコーティングされたタイプを使ってください。

替えゴム: PIAA ( ピア ) スノーブレード替えゴム 【スーパーグラファイト】 No.81 600mm WGR60W

こちらは、スノーワイパーでも紹介したpiaa製の替えゴムです。スーパーグラファイト加工されているので、不快な音がしにくく、ワイパーがスムーズに動きます。

なお、替えゴムは、28cmから70cmまで長さ毎に製品が分かれています。車のワイパーに合った製品を選んでください。

店舗では、スノーワイパーはブレードユニットの販売ばかりで、ゴム単体での販売はほとんど見かけないです。
安価で購入できたすかります。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2ZSTBVQ82PD... |

スノーワイパーは雪国の車の必需品

これまで紹介したとおり、スノーワイパーはスタッドレスタイヤと同じくらい、雪国の車の必需品です。安全のため、雪が降る前に標準のワイパーから交換しておきましょう。

なお、スノーワイパーはゴム製品なので、長く使っているうちに劣化します。標準のワイパーから交換する際に、ゴムの状態をチェックして劣化していたら買い替えを検討してください。

初回公開日:2018年01月25日

記載されている内容は2018年01月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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