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タイヤの履き替えの方法・自分でやるときのコツ・履き替え時期

更新日:2024年01月04日

雪国に住んでいると、雪が降る前と雪が解けた時期に行うタイヤの履き替えは毎年のことです。そして、この時期は、どこも混んでいます。それなら、自宅でやってみてはいかがでしょうか。ここでは、自分でタイヤの履き替えやるときのコツを紹介します。

タイヤの履き替えの方法・自分でやるときのコツ・履き替え時期

タイヤの履き替えの方法

タイヤ交換は教習所で学ぶ

自分でタイヤの履き替えを行うとすれば、タイヤ交換を自分でやる必要があります。しかし、タイヤ交換を1人でやったことがある方はどれだけいるでしょうか。

一応、車のタイヤを外す方法と取り付ける方法は、自動車免許を取得する際に、自動車教習所などで学びます。パンクしたタイヤで道路を走るのは危険です。もし、タイヤがパンクしたら、速やかに車を停めてスペアタイヤに交換しなければなりません。

また、最近は道路が各段によくなったことで、滅多にパンクしなくなりました。さらに、タイヤの交換は、カーでディーラーやガソリンスタンドに持ち込めば有料でやってもらえます。このため、免許を取ってから1人でタイヤを交換した経験がないという方も多くいます。

1人でやるタイヤ交換は方法

車のタイヤを交換する手順は次のとおりです。

1.まず、タイヤをとめているネジを緩めます。この時、完全には外さないでください。

2.タイヤが浮くまでジャッキで車を持ち上げます。この時、ジャックを当てる場所に注意してください。

3.タイヤが浮いたら、ネジを完全に外してタイヤを外します。

4.別のタイヤを取り付けます。

5.別のタイヤを付けたら、さっき外したネジを軽く締めてタイヤが動かないようにしておきます。

6.ジャッキを下してネジを固く締めたら1本のタイヤ交換が完了です。

もし、タイヤがパンクした場合は、1本だけこの作業を行います。しかし、タイヤの履き替えの場合は、4本のタイヤ全てをこの手順で交換しなければなりません。

スタッドレスタイヤなど

今、スタッドレスタイヤを購入すると、必ずホイールをセットで購入するように勧められます。もちろん、タイヤだけでも購入できますが、その場合は、ホイールへの付け替え作業が必要になります。

今履いているタイヤをホイールから外し、別のタイヤをホイールにセットする作業を個人で行うのはできません。ゴム製のタイヤにキズを付けてしまい、パンクの原因になるばかりか、作業にかなり時間がかかります。

もし、夏タイヤからスタッドレスタイヤへの履き替えを自宅で行うのなら、ホイールとセットで購入してください。ホイールが付いていれば、タイヤの履き替え作業が、タイヤ交換だけで済みます。

自分でタイヤの履き替えをする時のやり方のコツ

道具を揃えよう

タイヤの履き替えは、道具さえ揃えておけば自宅でもできます。なお、車によってはスペアタイヤと効果用の道具が積んであります。その道具を使ってもタイヤ交換はできますが、これは非常時用で、使い易いとは言えません。

毎シーズンにタイヤの履き替えを行うのなら、使い易い道具を用意してください。そして、定番な道具といえば、次の2つです。

タイヤ交換用の道具で、ぜひ、欲しい道具がジャッキです。棒を上下して車を持ち上げる油圧式のフロアジャッキを用意してください。持ち上げる重さなどで幾つか種類がありますが、持ち上げ能力が2tもあれば十分です。

また、タイヤのネジは、緩んでいてもダメですが、強く締めすぎてもネジが壊れやすくなり危険です。そのため、ちょうどいい強さで締めなければなりません。ぜひ、トルクレンチを用意してください。これを使えば、ちょうどいい強さでネジを締めてくれます。

フロアジャッキ:メルテック ローダウンフロアージャッキ(2t) F-70

こちらはAmazonでのフロアジャッキです。アームの最低位置が低く、ローダウン車にも対応しています。

スタッドレスタイヤから夏タイヤ交換時使用しましたが、作業が非常に楽にできまた短時間でタイヤ交換ができた。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R2DHSTJ344HK... |

トルクレンチ:マルチクラフト トルクレンチセット MTR-6

こちらは、国産の自動車のほとんどのタイヤのネジに対応した、アタッチメント式のトルクレンチです。簡単な操作でトルクを調節でき、ネジを緩めたり絞めたりするのに便利なラチェット機能付きです。

普通の工具入れには入らない大きさだからケース付きはうれしいです。
説明書も解り易く、数値設定も簡単。しっかり目標のトルクで締めれました。締めすぎやしないかを感覚で何度も確認する作業から解放され、タイヤ交換作業も楽になりました。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3J35B3QG4EX... |

作業は平らな場所で

もし、床がコンクリートで平らな車庫やカーポートに車を置いているのなら、ぜひ、その中でタイヤ交換してください。また、車を砂利の駐車場に置いているなら、コンクリートやアスファルトで舗装された平らな場所に移動してタイヤを交換してください。

それは、タイヤ交換中はジャッキが外れないように注意しなければなりません。そのために最初にすべきことは、ジャッキアップを平な場所で使うことです。また、砂利の駐車場ではジャッキが不安定になり外れる危険があるので、このような場所での作業は避けてください。

また、ジャッキを当てる場所を重要です。車には、必ずジャッキアップする場所が明記されています。そこにジャッキを当てて、持ち上げましょう。

タイヤの履き替え時期の見極め方

雪国に長年住んでいる方でも、夏タイヤからスタッドレスに履き替えるタイミングを正しく判断するのは難しいことです。とはいえ、雪道を夏タイヤで走るのは危険ですが、スタッドレスタイヤで乾燥したアスファルトの道路を走っても何ら問題はありません。

まず、雪の降る前にスタッドレスタイヤに履き替えます。このタイミングですが、雪が降る前に早めにやるのがです。天気予報で今シーズン最初の寒波が来ると解った時点で、履き替えを済ませましょう。

また、スタッドレスタイヤから夏タイヤへの履き替えのタイミングの判断も悩みます。雪国では、年によっては4月になっても雪が降ります。もうすぐ4月になるから、という理由で履き替えするのではなく、暖かくなってから履き替えるようにしましょう。

タイヤの履き替えにかかる時間

タイヤの履き替えにかかる時間は、1本のタイヤの交換にどれだけ時間がかかったかによって変わります。ジャッキアップが上手くいけば、1本のタイヤ交換にかかる時間は5分ほどです。そのため、4本のタイヤ交換にかかる時間は20分から30分ほどです。

ただし、慣れないうちは時間がかかります。また、タイヤが濡れていると服が汚れたりするので、晴れた日の日中に時間を取って済ませましょう。

タイヤの履き替えにかかる費用の相場

もし、タイヤの履き替えをガソリンスタンドやカー用品店で行った場合は、2000円から3000円程度かかります。雪のシーズンに初めと終わりの1年に2回、スタッドレスタイヤと夏タイヤの履き替えが必要です。

そして、タイヤの履き替えを自宅で行えば、その分の費用を浮かせます。

タイヤの履き替えが出来る場所

カーディラー

やはり1人ではタイヤの履き替えができない、と感じたら、専門家にやってもらいましょう。

もし、車を新車で購入したのなら、スタッドレスタイヤへの履き替えをカーディーラーにお願いしてみましょう。費用は、車種にもよりますが、2000円程度でやってもらえます。ただし、タイヤの履き替え時期に希望者が集中するので、かなり待たされる可能性があります。

ガソリンスタンド

ガソリンスタンドの多くには、車をメンテナンスするガレージがあり、そこでタイヤの履き替えをやってもらえます。履き替えにかかる費用はお店によっても、また、車種によっても違いますが、1回2000円から3000円程度です。

オートバックス

カー用品店としてCMでも有名なオートバックスのお店でも、タイヤの履き替えをやってもらえます。ただし、オートバックスは、同じ看板でも各店舗が独立したお店なので、お店によって金額が違います。2000円から3000円程度と考えてください。

イエローハットなど

前出のオートバックス以外にも、イエローハットなどのカー用品店にスタッドレスタイヤを持ち込むことで、タイヤの履き替えをやってもらえます。ここもお店によって違いますが、費用は1回3000円程度かかります。

タイヤの履き替え時に点検も忘れなく

タイヤの履き替えについて紹介でしたが、いかがだったでしょうか。タイヤの履き替えをプロに依頼すると、交換時にタイヤの減りを調べてくれたり、空気圧が適正かチェックしてくれます。

自宅でタイヤの履き替えをやった場合も、タイヤの減り具合をチェックして、スリップサインが出ていたら早めに新しいタイヤを購入しましょう。また、給油のタイミングにでもガソリンスタンドで空気圧をチェックしてもらいましょう。

そして、雪道の運転は、運転歴の長い人でも気を使います。雪の降る前に早めにスタッドレスタイヤの履き替えて、安全運転に心がけましょう。

初回公開日:2018年01月06日

記載されている内容は2018年01月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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