【メーカー別】タイヤの製造年の見方・バイクのタイヤの製造年
更新日：2023年12月22日
メーカー別タイヤの製造年の見方
タイヤは、自動車にとって大事な役割を果たしています。タイヤについて知ることでもっと深く自動車を楽しむことができます。タイヤについている数字や記号の意味を知って見方を知ってみましょう。タイヤには、サイドウオルにサイズの表示と製造年、製造週、対応できる重量、スピードが記されています。サイドウオルというのは、タイヤの側面のことです。
製造番号は、タイヤの側面に4桁の数字が刻印されています。4桁の数字が製造年、週を表しています。その見方は、例えば4115と表記されていると下2桁の15が、製造年で2015年の15です。前の2桁の41は、製造週を表しています。41は、2015年が始まってから41週目に製造したということです。1999年以前のタイヤの表記は、下3桁で表記されていました。
プレリのタイヤの製造年週の見方
イタリアのタイヤメーカーで1872年に創業しました。1890年に自転車用タイヤを発表し1901年自動車用タイヤを発売してからＦ1にも参加しています。イタリアといえばフェラーリ、マセラティ、ランボルギーニなどのスーパーカーやアルファロメオ、ランチアのなどの高級車が多数生産されていてタイヤを供給してます。
自動車メーカーと共同開発したタイヤには、自動車メーカーのマークがついています。マークの見方は、ALFAROMEOは「AR」「ARR」、ASTONMARTINは「AM4」「AMB」「AMP」「AMS」「AMV」「AM」、AUDIは「AO」「AOE」「RO1」「RO2」、BENTLEYは「B1」「BC」「BL」などと表示されています。
タイヤの製造年は、タイヤの側面に4桁の数字で刻印されています。前の2桁は、週を表しています。後半の2桁に製造年が表示されています。
ブリジストンの製造年の見方
1930年に初めて国産タイヤを製造に成功しました。1931年に日本足袋タイヤ部としてブリジストンが誕生しました。現在は、世界180カ国以上で拠点をおいて活動しています。 世界のタイヤメーカーのBIG3といわれています。
ブリヂストンのランフラットテクノロジーを採用したタイヤは、パンクしてもタイヤ交換することなくそのままで80km/hで走行できます。スペヤータイヤは、不要になります。
タイヤ側面のホイールに近いところに製造番号が刻印されていますが、タイヤの片側のみに刻印されているので自動車にタイヤを装着した状態では確認できない場合があります。刻印された製造番号の4桁の数字の見方は、前の2桁が製造週を後ろの2桁が製造年を表しています。
グッドイヤーの見方
グッドイヤー は、1898年にアメリカで創業しました。グッドイヤー は、世界のBIG3といわれる自動車用タイヤメーカーに成長しました。グッドイヤー の革新の技術の証明は、6000件を越える特許を持っていることです。革新の技術で世界21カ国47の拠点で自動車用タイヤを供給しています。
タイヤのサイドウオルに工場コードに続けてセリアル番号が刻印されています。その見方は、例えば、U2 X1217の場合はU2が、工場を表します。前半の12は、製造週を後半17が、製造年の2017年を表しています。
ミシュラン
1880年、フランスで創業で170カ国を超える国にタイヤを提供しています。世界のタイヤメーカーのBIG3のひとつです。タイヤのグリップ、耐久性、ハンドリング、快適性と静寂性、省燃費などのすべての性能を追求するタイヤメーカーです。
自動車メーカーの車両に合わせた純正のタイヤにマークが付けられています。マークの見方は、例えば、「★」は、BMW、「AO」は、アウディ、「K1」は、フェラーリ「NO」は、ポルシェ「MO」は、ベンツなどです。
セリアル記号も付けられています。製造年週は、2000年以降は、4桁の数字で刻印されています。その数字の見方は、前半の2桁は、週を表しています。後半の2桁は製造年を表しています。
ヨコハマ
1917年に創業し1938年に昭和天皇御陵車両「グロサリー・メルセデス」用タイヤを製造しました。1941年には、零式戦闘機用タイヤを製造開始しましたし1954年に日本初のスノータイヤ、「Y29」を開発し1955年に日本初のチューブレスタイヤも開発しました。1978年に主力ブランドADVAN HFの発売を開始後、現在まで高い評価を受けています。
製造年週は、タイヤのサイドウオルに4桁の数字で刻印されています。4桁の数字の見方は、2桁が製造週を表し後半2桁が製造年を表しています。例えば、0317の場合は、03が週で17が製造年を表しています。つまり2017年の3週目に製造されたという見方をします。
ファルケン
1917年に社名 住友ゴム工業株式会社として設立されました。1983年ファルケンが誕生して以来欧州で評価が高くコストパフォーマンスもハンドリング性能とウエット性能も高く評価されています。
製造年週は。タイヤの側面に4桁の数字で刻印されています。4桁の数字の見方は、例えば4218という刻印があれば前半の2桁の数字は、42週目で後半の2桁の数字は、製造年の2018年を表しています。すなわち2018年の42週目に製造されたという見方をします。
toyo
1945年東洋ゴム工業設立後現在は、東洋ゴム工業全体の売り上げの8割を自動車用タイヤ部門が占めています。TRANPATHは、日本国内では、ミニバン専用タイヤとして好評を得ています。OPENCOUNTRYシリーズは、北米はじめ世界中で街乗りからオフロードまで快適に利用できるタイヤとして好評を得ています。
タイヤのセリアル記号 タイヤの側面には、4桁の数字が刻印されています。セリアルには、そのタイヤの製造年週などが表示されています。タイヤの製造年週の表示は、タイヤのサイドウオルの見方は、下記のように表示されています。
例えば、AB CD EFG31 17は、ABが工場コード、CDがサイズコード、EFGが設計コード、31が週セリアル、17が年セリアルです。これは、2017年の31週目の製造という見方ができます。
コンチネンタル
1871年ドイツ、ハノーバーで「コンチネンタル弾性ゴム・グッタペルヒャ社」として設立されました。世界初のトレットパターンのタイヤを採用しました。
コンチネンタルのタイヤの製造年週の表記は、DOTという記号の後に数字が記載されていてその見方は、最後の4桁の数字がそのタイヤの製造年周を示します。例えば、DOTXXXXXXX3414ですと最後の2桁の14が2014年という製造年を表していて前の2桁が34週目に製造されたという見方ができます。
2000年以前は、3桁の数字でした。1990年代前半、Δマークを3桁の数字の後ろにつけて1990年以前のタイヤと区別していました。その見方は、例えば、DOTXXXXXX353Δだと1993年35週目の製造ということです。DOTは、アメリカで生産するタイヤまたは、アメリカに輸出するタイヤに適用されるアメリカ運輸省認定規格です。
ＤＯＴ
バイクのタイヤの製造年の見方
バイクのタイヤの快適に乗れる寿命は、以外と短くてバイクのタイヤは、3年程度で交換した方がよいといわれています。
バイクのタイヤのサイドウオールに記載されている記号、数字の見方は、タイヤの総幅、タイヤの扁平率、構造、荷重指数＋速度記号、ブランド名、メーカー名、製造年週などが記載されています。リム径の後ろに「M/C」を表示してモータサイクル用であることを示しています。
バイクのタイヤの製造年は、2000年以後は、4桁の数字で刻印されています。その見方は、前の2桁は、週を後半の2桁は、年を表しています。1999年以前は、3桁で表していました。例えば、1317という刻印があれば13が週を表していて17は、2017年を表しています。つまり4桁の数字は、2017年の13週目に製造されたタイヤであるということです。
タイヤのサイドウオルの見方
タイヤのサイドウオルには、アルファベット、数字、記号などが掲載されています。そこには、タイヤに関するあらゆる情報が含まれています。特にその見方は、製造年週の4桁で表していますが凹んだ数字で刻印されています。タイヤの製造年を知ることによってタイヤの交換時期を知ることもできますし中古のタイヤを購入するときにも中古タイヤの見方にも役に立つでしょう。
初回公開日：2018年02月13日
記載されている内容は2018年02月13日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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