車購入のお得な時期・中古の車のお得な時期｜税金/値引き
更新日：2024年02月13日
車購入のお得な時期
車を新車または中古車で購入するとき、できるだけ安く購入したいと誰でも思うでしょう。どの時期に購入しても変わらず同じ値段だと考えている人も多いでしょう。実は安く購入する時期があります。どんな時期が安く購入できるかご紹介します。
税金
車を購入すると、毎年自動車税を納めなければなりません。この自動車税は1年分を一括で支払うため、基本毎年5月頃に請求書が送られてきます。金額は車の排気量によって異なり、排気量が大きいほど金額は大きくなり、相当な出費になります。
また、古い車はエコカーではないので、グリーン化税もかかります。最新の車はエコカーとして環境に配慮して製造されていますので、このグリーン化税がかからず、エコカー減税として減税される場合もあります。
5月に税金を払うことがほとんどなので、その請求書作成の事務手続きを考えると3月には請求書が作成されますので、買い替えするときは、3月を避けた2月までに購入するのがです。
安い
新車と中古車によって安く販売されている時期が異なります。それぞれ、いつが安く販売されているのかご紹介します。
新車の場合
新車の場合、3月が1番安く販売されています。3月は年度の決算時期でもあり、ディーラーとしても販売数をあげたくて、売れ残った車を売りたいので他の月よりも安く値段を掲示する傾向にあります。このとき、注意すべきは新車の登録日を3月にするため、2月末までには購入しておいた方が安くすむでしょう。
次に9月が安く販売されています。9月も年度の上期の決算時期になりますので、3月と同じように売り上げを伸ばすために、安くなる傾向にあります。ですが、9月は中間決算なので、3月のように大幅に安くなることはありません。
他に夏と冬のボーナスの時期でもある、6月と12月もボーナスを狙って安売りする傾向にあります。
中古車の場合
中古車の場合、4月と5月の春が1番安く販売されています。2月と3月は新生活のために、特に新車を購入する人や買い替える人が増えます。それに伴って、中古車も多く出回ります。新車が売れると中古車の需要量も増えていきます。2月と3月はたくさん車を購入する人がいる代わりに、4月と5月は供給が少ない時期になりますので、ディーラーも価格を安くする傾向にあります。
次に6月と12月のボーナスの時期を狙って安くなることもあります。ボーナス前はお金が苦しいので、ボーナスが入ることを見込んで、ボーナス前に購入を催すように安く設定されています。
モデルチェンジした車の販売直後は、モデルチェンジ前の車が中古車として出回ります。台数が増えるとディーラーとしては早く売りたいので、安くなります。他に車は1月に年式が下がりますので、年式が下がるたびに価格も一緒に下がり、安い時期といえます。
値引き
値引き交渉の場合も、新車と中古車では異なります。それぞれの値引きに関する情報をご紹介します。
新車の場合
新車の場合、値引きのタイミングはとても重要です。3月が安い1番時期ですので、3月にディーラーと交渉しても遅いです。ディーラーとしては、決算前にたくさん売り上げを伸ばしたいので購入価格を安く掲示しますが、交渉は長い目を見て、約1ヶ月前にはしておくことをします。
まずは、気に入った車を下見してチェックした後、2回ほど値引き交渉し、3月初旬に最終交渉といった流れが望ましいです。ディーラーとしても1回の交渉だけでは取り合ってくれないこともあるので、根気が必要です。3月といっても、3月20日頃までに購入するのが良いでしょう。車庫証明などの事務手続きが1～2週間かかり、安い時期に車を購入できなくなることもあるので、注意が必要です。
中古車の場合
中古車の場合、値引き交渉の良い時期は月末です。月末はその月の決算があり、ディーラーとしてもその月の目標販売数を達成したい気持ちもありますので、月末ですと、交渉に応じてくれる可能性が高くなります。
注意すべき点としては、納車日や購入総額を聞いておきましょう。車両本体の価格だけで車を選びがちですが、色々なオプションをつけて総額がかなりの金額になっていることも珍しくありません。車庫証明などの事務手続きを自分で行うことや、自分でできるオプションは削除してもらうことも1つの方法です。
車購入の時期を占いで決める方法
車は大きな買い物なので、人によっては安い時期だけではなく、ずっと安全に無事故で乗れる時期に購入したいと考える人もいるでしょう。その年の運勢が気になる人は占いを利用することもあるでしょう。日本人が1番気にすることは厄年でしょう。
厄年に車を購入すると、事故が起こったり、車が何回も壊れたりと悪いことが起きると不安になります。何か悪いことが起これば、厄年のせいにする可能性もありますが、気にする人と気にしない人と意見が分かれます。どうしても厄年に購入する人は、心配ならば神社やお寺や教会に頼んでお祓いしてもらうことがベストです。
占いの場合は、占いの館へ赴いて、占い師に見てもらったり、インターネットでの無料占いを利用することも1つの方法です。また、車も家と同じように運気を取り入れたりしています。常に清潔にし、良い運気を入れ、悪い運気を出すといった風水を信じる人もたくさんいます。
車購入は決算の時期が良いのか
安く購入するには、決算の時期がベストですが、いくつか注意しなければならないことがあります。ディーラーとしても、決算セールとして、特価価格掲示や大幅な値引きやオプションのサービスを謳うことが多いです。何十万も値引きしてもらえると安心して交渉に行くと失敗します。値引きはお互いが納得して成立します。
決算の月は、先程述べたように20日前のギリギリの日に購入することに注意しましょう。事務手続きに時間がかかって、3月中に登録を済ませる必要があります。もしローンで支払う場合において、銀行ローンを使う場合、審査が通るのに1週間も時間がかかることもありますので、キャッシュか販売店のローンを使う方がお得です。
銀行ローンを使う場合は、あらかじめ見積書を作成しておきましょう。購入に必要な印鑑や印鑑証明書などの必要な書類も揃えておくと、早めに登録を済ませることができます。
中古の車の購入に時期
中古車の購入に時期は、先程でも安い時期を述べましたが、4月と5月が1番安いのでします。車にも季節があります。オープンカーは夏に、SUVなど運転の安定性のある車は夏や冬にが出ます。既に決めている車種があるなら、その車種に合った季節とは反対の需要がなくなる季節に購入するのがベストです。
他に走行距離によっても価格は変わってきます。昔は10万キロが寿命と言われていましたが、最近の車は性能が良いので、10万キロを超えてても余裕で走行が可能です。10万キロ近い車だと、もっと安く購入できるのでです。
9月
9月は中間決算の時期です。3月ほど大幅な値下げはありませんが、それでも値引き交渉で上手に交渉すると大幅な値引きも期待できるでしょう。中でも月末の方が、ディーラーも購入して欲しくてあの手この手と値引き交渉してくることも増えてきます。
お得な時期を知って賢く購入しよう！
新車と中古車とそれぞれ、購入にお得な時期が違います。自分の気に入った車が見つかったら、入念に下調べを行い、その車の購入にベストな時期を割り当てましょう。全てディーラーに任せたり言われたことを鵜呑みにせず、ある程度は自分でも調べてできることは自分でやることが良いでしょう。
初回公開日：2017年12月18日
記載されている内容は2017年12月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。