Search

検索したいワードを入力してください

KawasakiNinja250の燃費は悪いの?・燃費向上方法など

更新日:2024年02月16日

カワサキninja250の持つ高性能スペックと燃費性能を検証しました。街乗りと郊外とで燃費は大きく変わりますが使用される実際の感想では性能と燃費の両方に満足されているオーナーが多数存在しておりninja250の完成された性能が確認できます。

KawasakiNinja250の燃費は悪いの?・燃費向上方法など

Kawasaki ninja250の燃費は悪いの?

2008年に発売が開始されたninja250は、生産はタイのカワサキ工場で組み立てられ、日本へ輸入しています。毎年モデルチェンジが行われ、その性能はもちろん、日常での使い勝手も考慮されたバイクに仕上がっているninja250ですが、その燃費性能を検証してみました。

Ninja250R

ninja250に搭載されるエンジンは、1つ前のモデルZZR250と同じ248cc水冷4ストローク並列2気筒DOHCでGPZ250Rに搭載されたものを基本設計とする息の長いエンジンでninja250では、シリンダーヘッド周りやカムチェーンテンショナなど多くの点が改良されています。

またエンジン以外での大きな変更点は、キャブレターに代わるフューエルイジェクションの採用と排出ガス規制対応のためキャタライザーを搭載、今年の東京モーターショーにて2018年新型ninja250の発表されました。

ninja250のスペック

公称スペック
・最高出力23kW 31PS/11,000rpm
・最大トルク21N・m 2.1kgf・m/8,500rpm
・車両重量172(ABSは+2)kg

・公称燃費40.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時),25.7㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)

※定地燃費値は、車速一定で走行した実測にもとづいた燃料消費率です。
※WMTCモード値とは、発進・加速・停止などを含んだ国際基準となっている走行モードで測定された排出ガス試験結果にもとづいた計算値です。走行モードのクラスは排気量と最高速度によって分類されます。

出典: http://www.kawasaki-motors.com/mc/lineup/ninja250/ |

Ninja250SL

2015年に発売されたninja250SL、生産はタイで行われ名称のSLとはスーパーライトを表し、軽量な車体がコンセプトです。ninja250が2気筒エンジンを搭載してるのに対し、ninja250SLのエンジンは、KLXで使われた単気筒エンジンを改良、高回転寄りのセッティングとされ、最高出力が上がっています。

フルカウルは同じだが、ライトは1灯式になりABSも装着されていない。(装着されているモデルも別エディションで存在)フレームも、新設計の鋼管トリスフレームを採用しホイールベースも80mm短縮、タイヤも1サイズ細いものを使用するなど、軽量スリムコンパクトな車体に仕上がっています。

※2017年6月、排ガス規制に伴い生産が終了しました。

ninja250SLのスペック

公称スペック
・最高出力21kW 29ps/9,700rpm
・最大トルク22Nm 2.2kgf・m/8,200rpm
・車両重量149kg

・公称燃費43.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時),31.3㎞/L(WMTCモード値 クラス3-2、1名乗車時)

エンジン回転数

エンジンの回転数とは、1分間にエンジン(クランクシャフト)が何回転してるかを表し単位はrpm(revolution per minute)と表示されタコメーターによって回転数の確認ができます。エンジンは回転数によって出力が変わり、ninja250では11000回転で最高出力を発揮します。

タコメーターで回転数を確認する一番の理由はギアチェンジのタイミングを見ることです。エンジンの出力は回転を上げれば上げるほど出力が上がる訳ではありません。一番出力が出る回転数を超えると幾ら回してもエンジン出力は下がりますので、適切なタイミングでギアチェンジを行い、回転数をコントロールします。

新型ninja250

2017年東京モーターショーで新型ninja250が発表され、今回はフルモデルチェンジとなります。

スタイルも一新されエンジンやフレームも新設計となっており、クラス最強39馬力のエンジンに7㎏の車体軽量化を実現した新型ninja250ですが、エンジンは水冷2気筒DOHCと基本は同じだが吸気効率を高めるダウンドラフト吸気やスロットルバルブの大径化、またストレート排気などにより大幅に高回転化されました。

フレームも最新の解析技術で新設計されたスチール製トレリスタイプ。エンジンも剛性メンバーとして軽量コンパクト化し従来よりも40㎜のショートホイールベースとなっています。気になる燃費はまだ発表されていません。

高速サーキット

ninja250ほどの高性能バイクは一般道でその能力をフルで発揮させる機会は、まずありません。本領を発揮させる場所はやはりサーキットです。しかし、そのサーキットの敷居が高いと感じていませんか。確かに、レースと同じ玄人が参加してる物もありますが、決して全てがそうではありません。手軽にサーキットを楽しむなら、各ショップやメーカーが主催する走行会に参加してみましょう。

貸し切り枠で開催されるので、仲間と一緒に楽しむことができます。普段、バイクに乗るスタイルで参加可能な走行会もあります。お世話になってるショップに聞いてみる、またはメーカーのホームページをチェックしておくと、参加募集の案内が載ってる場合もあります。興味があるなら参加してみましょう。

Kawasaki ninja250の燃費は?

ここまでninja250のスペックを中心に紹介させて頂きましたが、気になる燃費は実際どうなのでしょうか?メーカー公称値は40㎞/L(ninja250R)と素晴らしい燃費性能ですが、使い方や走り方で燃費は大きく変わってきます。一般的な用途で考えると、普段は通勤で走行し、休日はツーリングやサーキット走行を楽しむ人が多いでしょう。

・通勤の場合、片道10kmの概ね平坦路で信号少し多め。
・乗車は1名で体重70㎏、他に荷物はカバン1個程度。

・6000rpm位でシフトアップし巡行4~6000rpm(60km/hで6速)、特別に、燃費を考えて走行はしていない。

実用燃費として、平均23㎞/L前後をキープする事がデータで出ています。

燃費向上の方法は?

実用燃費23㎞/Lのninja250をさらに燃費を向上させる方法が無いか検証してみましょう。
一番は、運転方法と走る場所です。街中よりは郊外、高速道路などの方が燃費には貢献します。また早めのギアチェンジも重要です。エンジンに負担を掛けない事が大切です。

他にタイヤの空気圧を月に一度はチェックして少なかったら補充します。チェーンのメンテナンスも大切で注油と清掃を定期的に行いましょう。またチェーンの張り調整も大切です。ショップにお願いして、エアークリーナーの清掃やシャフトの注油も定期的に行うことで、燃費を良くする事が可能です。常にバイクを最良の状態を維持する事が、イコール燃費を向上させます。

マフラー交換

ninja250を購入後、最初のカスタムはマフラー交換を考える人が多く、理由は見た目が良く、音がレーシー、パワーが上がる、軽量化などです。ninja250はキャタライザーが装着されているのでスリップオンが主流となっています。

マフラーはたくさんのメーカーから発売されておりデザインや特性、サウンドなどお好みの物を選べばよいでしょう。交換もスリップオンなら簡単ですので自分でも可能です。ただし、マフラーを交換する事でエンジン性能が上がり、燃費が悪化する場合もありますので、注意が必要です。

燃費は乗り方次第?

ninja250の燃費は実際のところ乗り方次第で大きく変化します。昔から標語のように言われますがアクセルを必要以上に開けない、急加速をしない、空ぶかしをしない、必要以上に長い暖気をしない、荷物を積みすぎない、エンジンに負担を掛けない、適切なギア選んで走行する、つまりエンジンに負担を掛けず優しい運転を心がける事で燃費は良くなって行きます。

地球にもお財布にも優しいグッドライダーを目指しましょう。

KawasakiNInja250の燃費口コミ紹介

ninja250オーナーから、燃費についての意見を集めました

燃費は満足してます。30前後や悪い時でも25前後なんでエンジンを回しすぎず走って居れば30前後はほぼ確実に行くのではないでしょうか。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/kawasakiindustry/ninja25... |

平均25km/㍑前後、インジェクションの恩恵か、なかなか良いです。結構ぶん回してもあんまり差がないのは結構優秀。高速のみで40km/㍑近くまで延びました。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/kawasakiindustry/ninja25... |

マフラー変えたり、吸気をいじったりしている自分のNinjaでリッター23km程といったところでしょうか。ただこれは通勤に近距離で乗っているので、信号の少ない郊外でのツーリングならもっと伸びると思います。神奈川から長野県のヴィーナスラインへ行った時は1タンク弱(16L)で500km走りました。他社の同クラスよりも大容量な17Lタンクはツーリングでは大変重宝します。ツーリングだったら1タンク400kmほどかなぁなんて思います。なおこの通り燃費は走るシチュエーションによってかなり変わりますね。ひどいと300km弱/1タンク、良いと450km程、なので燃費計が着いていてくれればなお良かったのですが....

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/kawasakiindustry/ninja25... |

ninja250を乗りこなそう!

カワサキninja250、この高性能スポーツバイクは、走りのポテンシャルを最高水準まで突き詰め、オーナーに熱い鼓動を感じさせるバイクでありながら、燃費性能も高水準で、街乗り23㎞/Lは素晴らしい数字です。2気筒DOHCの鼓動を聞きながら何処までも走りたくなる、それがninja250です。

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related