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軽自動車と普通車の違い比較|維持費/事故/保険料/安全性

更新日:2024年02月20日

軽自動車と普通車を選ぶという選択肢は車に乗る人に課せられた大きな課題です。維持費だけを見ると軽自動車が優勢ですが、安全性という観点から見ると普通車に劣ります。維持費ばかりを注視するのではなく、運転技術や車に乗る頻度などを考えて車を選ぶようにしましょう。

軽自動車と普通車の違い比較|維持費/事故/保険料/安全性

軽自動車と普通車の維持費の違い比較

車というのは仕事やプライベートで、なくてはならない乗り物です。全体的の維持費が抑えられる軽自動車を選んで乗る人が多いですが、維持費は普通車と同じようになっていってるのが現状です。一昔前は軽自動車の維持費というのは安く、安全性は普通車より劣るものの、軽自動車を好んで乗る人が多かったです。

4年程前、ケーターハムスーパー7が、日本のスズキと提携して軽自動車のケーターハムスーパー7を作りました。維持費は安く済むものの軽自動車のスーパー7というのは、スーパー7のスパルタンな走りのイメージを損なうとしてあまり売れなかったのが現状です。オープンカーの高級車は、やはり普通車でないと、ということを証明した事柄でもありました。

軽自動車と普通車の主な維持費の違い

軽自動車を中古で買うと、普通車より高い価格で買わなければいけないのは誰もが知っています。特に維持費で普通車と比較すべき点は自動車税です。軽自動車の自動車税が、2,000ccの場合、1万円ちょっとの価格で抑えられる事が可能なのに対し、普通車は4万円程かかります。

最近の車は、フルモノコックボディーになっているので、一度事故などでぶつけた場合は、廃車にしないといけません。もちろん軽自動車の方が車体が小さいので、処分の時の費用も普通車よりは安く済ませる事ができます。

ガソリンスタンドなどにメンテナンスをお願いしても、軽自動車より普通車の方が、高く費用がかかるでしょう。軽自動車は普通車より維持費はかかりません。

車種別の事故の時の費用

まず、事故の際、加入する任意の自動車保険が排気量によって決まりますが、普通車と軽自動車はそんなに保険料は変わりません。大きな車の方で事故を起こした際、相手に与える事故の損害も大きくなり、損害保障の際も、保険でまかなえる部分にも限界があり、車に乗ってる人の損害もあるので、普通車で事故を起こした場合は、特に損害は大きいです。

事故が起きた際の廃車の手続きや、車の修理も、軽自動車より普通車の方が費用がかかります。普通車の方が直す部品も軽自動車より大きい物で、軽自動車よりしっかりした部品が多いためです。

軽自動車で事故が起きた場合、乗っている人が一番危険です。軽自動車と普通車の事故の場合、大きな損害を受けるのは明らかに軽自動車に乗っている人です。軽自動車というのは安全性という面で考えると普通車より、どうしても劣ってしまいます。

軽自動車と普通車の保険料

自賠責保険も任意保険も軽自動車の場合でも、普通車の場合でもそんなに変わりません。その点は昔の軽自動車と普通車の保険とは変わってきています。かなり前は保険自体の価格の差がありましたが、軽自動車も普通車と同じような安全性を求められているので万が一の事故の際も、普通車よりも損害は大きくなりがちですが、保険料は同じくらいになっています。

自賠責保険は排気量によって支払う価格が決められています。軽自動車は排気量が決められていますが、普通車の排気量は大きくなるたび自賠責保険を支払う価格が高くなります。普通車と軽自動車の自賠責保険は変わりませんが、かなり大きな排気量の場合は、自賠責保険が高くかかることもあります。

安全性などの違い

普通車か軽自動車かを選ぶ際に、一番大きいのが安全性の問題です。最新の軽自動車でも安全性という観点からいうと普通車と軽自動車の事故が起きた場合、軽自動車の方が被害が大きいです。実際に普通車と軽自動車の事故の場合、軽自動車に乗っている人の方が亡くなったり、大きな怪我を負うケースは多いです。

軽自動車の維持費で一番安く済むのは自動車税です。メンテナンスの維持費なども軽自動車は安く済みますが、安全性という観点から見ると、普通車より軽自動車の方が劣ります。

ドライビングテクニックがあっても、軽自動車はそれに応えるポテンシャルを持っていません。運転が上手でも、スピードやパワーという面から見ると、普通車より劣ります。

燃費の違い

軽自動車と普通車の燃費の違いは車の大きさで変わってくるものではないです。軽自動車でも普通車でもハイブリッド車なのかEV車なのかでも変わってきますし、軽自動車、普通車が最新の車であるかでも変わってきます。最新の軽自動車を購入した場合、燃費の良い車に乗る事ができます。

車の燃費の良さ悪さは日進月歩で変わってきています。燃費の良い軽自動車や普通車を選びたかったら、最新の車種を選ぶようにしましょう。

燃費の悪い車種は古い車の場合が多いです。多く走る場合は燃費の良さを重視してもよいでしょう。燃費も軽自動車にするか普通車にするか、中古車にするか新車にするかという選択肢が広がり、車を選ぶ際に重要な事になります。

ナンバーなど

軽自動車のナンバーは黄色で普通車のナンバーは白となっていますが、今は軽自動車でも白ナンバーが取れるようになりました。

現在は東京オリンピックの寄付金を集めるために黄色ナンバーから白ナンバーへ変える事ができます。その際7千円程かかりますが、寄付金の違いでもナンバーの柄が違ってきます。

見た目が軽自動車なのに白ナンバーというのも、少し違和感があります。ナンバーというのは乗っている車の大きさを示しているので、対向車や公道で走っている際も余計な危険が伴わないのが黄色ナンバーの利点です。

黄色ナンバーから白ナンバーへ変える時は本当にナンバーの変更が必要かよく考えて、ナンバーの色を変更しましょう。

軽自動車と普通車のETCの費用

高速道路の料金は軽自動車は普通車の2割安くなります。またETCを利用して高速道路を利用すると時間帯により、還元される金額が多い事も普通車にはないメリットです。

ETCというのは月払いです。クレジットカードでの支払いになるので軽自動車を利用している場合クレジットカードを持っていれば、ETCカードを利用した方が軽自動車を利用している人にとっては利点になります。

高速の料金の違いなど

例えば普通車で1,000円の区間を高速道路で利用した距離を軽自動車で利用すると2割ひかれて800円となります。万が一の事故の際も高速道路の道路や設備に与える損害が少ないためです。

軽自動車で高速道路を頻繁に使う場合は軽自動車の方が安く済みますが、高速道路というのは物流の大動脈です。大きなトラックやダンプが走行しているので、万が一の事故の際のことを考えると軽自動車で高速道路を頻繁に利用する事は安全面で問題があります。

車検の費用など

車検の費用も軽自動車の方が点検する箇所が少なく、時間がかからないので安く済みます。普通車も軽自動車も排気量で車検の費用が違ってきます。

軽自動車の場合、車検の費用が5万円から7万円ですが、普通車は7万円から10万円以上になります。また古い車種やヴィンテージカーでも車検の費用というのは違ってきます。

バッテリーの違いなど

バッテリーも同じく軽自動車の方が安く済みます。大きな車と小さな車に必要な電源を確保するので小さい軽自動車の方がバッテリーの容量も小さく安く済みます。

電車の踏切などでバッテリーが切れないようにバッテリーは常にチェックしておきましょう。バッテリーのチェックである程度の事故は防げますし、走行前のチェックは必要です。

任意保険の違いなど

自賠責保険と任意保険の軽自動車と普通車の差はあまりありません。加入している保険会社の保険の種類にもよります。原付バイクの任意保険で、ネット通販の車の保険と変わらない場合もあり、きちんとしたサービスを受けられる保険会社なのかを見極めないと、万が一の際に苦労をすることになります。

運転技術がある場合は軽自動車に乗り維持費を抑えよう!

万が一の事故の際を考え、その後の損害などの面も含めて考えると軽自動車より普通車の方が安全性や万が一の事故には強いです。軽自動車は維持費が全体的に安く済むと思いがちですが、普通車とそんなに劇的に変わる事はないです。

またドライビングテクニックがある人は軽自動車に乗らずに普通車に乗る人が多いというのもこともあり、軽自動車の人がもらい事故を受けて怪我をしたり亡くなられたりということが多いです。

自動車税の金額が軽自動車と普通車と同等になっている状況なので、安全性を考えると普通車に乗った方が安心です。高速道路や仕事などで頻繁に車を使う場合は軽自動車の方が維持費は安く済みますが、同じく安全性という面から見ると普通車より劣ります。

運転に自身のある人は軽自動車に乗り、維持費を抑えましょう。

初回公開日:2017年11月28日

記載されている内容は2017年11月28日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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