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スライドドアタイプの軽自動車

更新日:2024年02月16日

最近の軽自動車には、スライドドアが採用されている車種が多く販売されています。子供や高齢者の乗り降りがしやすいとても便利なドアです。本記事では、スライドドアを搭載した軽自動車を、中古車と新車に分けて形式でご紹介します。1位となるのはどの車でしょうか。

スライドドアタイプの軽自動車

スライドドアの搭載された軽自動車をご紹介!

スライドドアを搭載した軽自動車を最近多く見かけます。各メーカーからたくさんのスライドドア搭載の軽自動車が発売されています。では、どの軽自動車がなのでしょうか。これから、中古車市場での車種と、新車の車種とを形式でご紹介します。果たしてどの軽自動車がランクインするでしょうか。

スライドドアの軽自動車(中古車)

まずは、スライドドアの搭載された中古の軽自動車3台を形式でご紹介しましょう。どんな軽自動車がランクインするでしょうか。

【第3位】スズキ「スペーシア」

スライドドアを搭載された中古の軽自動車で、第3位にされたのはスズキ「スペーシア」です。スペーシアは2013年から生産・販売されています。

それまでスズキは、軽自動車のトールワゴンである「パレット」を販売していましたが、その後の後継車種となったのがスペーシアです。パレットの特徴は、運転席側と助手席側両方にスライドドアが搭載されていたことです。この特徴をスペーシアは受け継いでいます。

ワゴンRで採用していた「スズキグリーンテクノロジー」を導入し、改良型の新アイドリングストップ機構を全車に搭載して、低燃費に貢献しています。また坂道でのスタート時に、車両が後退することを抑制する「ヒルスタートアシスト」も搭載されています。運転に不慣れなドライバーなどにはうれしい装備です。

さらに、鉛バッテリーと高効率のリチウムイオンバッテリーを搭載した「エネチャージ」や、アイドリングストップ時にエアコンが切れても、冷たい風を送り込む「エコクール」も搭載されています。乗る人の快適性をとことんまで追求しています。

エンジンは、VVT0.6Lの3気筒DOHCと、VVT0.6Lの3気筒DOHCインタークーラーターボがラインナップされています。

「スペーシア」の中古車情報

スペーシアは、中古車市場でもがあります。両側スライドドアの使い勝手がよく、小さな子供のいる家族や、高齢者のいる家族などにも支持を得ています。両側から乗り降りできるため、介護施設の送迎などに使用される機会も多くなっています。そのため中古車市場でも、多くの取引がされています。

発売当初の平成25年式のスペーシアは、車両本体価格が55万円から65万円で手に入れることが可能です。走行距離も比較的少なめな車両も見受けられ、お手頃なスライドドアの軽自動車を探しているドライバーは、スペーシアをします。ターボモデルを選べば、小旅行などでも不足ないパワーを実感できるでしょう。

気になる燃費ですが、平均で1リッターあたり19.0km~20kmとなっています。

【第2位】ダイハツ「タント」

スライドドアの搭載された中古の軽自動車で、第2位にされたのはダイハツ「タント」です。初代タントは2003年から生産・販売されました。現行モデルは三代目となります。

特徴は何といっても、「ミラクルオープンドア」でしょう。助手席のセンターピラーを無くしたため、スライドドアを開けると、まるで部屋に上がり込むような感覚で車に乗り込むことができます。子育て中の"ママ"さんも、ベビーカーを折りたたまずにそのまま載せることが可能で、赤ちゃんのおむつ替えなども容易です。

ただミラクルオープンドアは、二代目タントからの採用となっていますので、中古車のタントでミラクルオープンドアを希望されるドライバーは、平成19年(2007年)12月以降のタントを選びましょう。

ほかにも、タントにはスライドドア以外のドアに、90度近く開く機能が採用されていて、スライドドアだけでなく普通のドアでも乗降性能が大きく向上しています。そのため、介護施設などの送迎にも幅広く利用されています。

エンジンは、DVVT0.6Lの3気筒DOHC12バルブと、0.6Lの3気筒DOHCインタークーラーターボが搭載されています。

「タント」の中古車情報

タントも、中古車市場では非常にの高い車です。特に、「ミラクルオープンドア」が採用されている平成19年12月以降のタントにはが集中しています。

平成20年や平成21年式のタントですと、車両本体価格が15万円から20万円で購入できますが、走行距離が100,000kmを超えてしまっている車両が多く、耐久性に不安が残るため、車両本体価格が80万円から90万円と上がりますが、平成24年や平成25年式のタントを購入するのも良いでしょう。長期保有予定のドライバーならなおさらです。

気になるタントの燃費ですが、平均で1リッターあたり21km~22kmとなっています。

【第1位】ホンダ「N-BOX」

スライドドアの搭載された中古の軽自動車で、栄えある第1位にされたのは、ホンダ「N-BOX」です。N-BOXの初代モデルは、2011年から生産・販売されました。現行モデルは二代目となります。

ホンダは、競合他社が続々と魅力的な軽自動車を発表していく中で、ホンダの軽自動車を一新するべく、マーケティング調査を行いました。その結果として、軽自動車というカテゴリーの中で大きくシェアを伸ばしていた「トールワゴン型」に注目して、N-BOXの開発につながりました。

ホンダは、軽自動車を「Nシリーズ」とし、空間効率を最大限に活用するため、新設計のNシリーズ共通のプラットフォームをN-BOXにも採用しています。さらに、フィットに採用された「センタータンクレイアウト」を取り入れて低いフロアを実現したり、エンジンルームをより前方に圧縮することによって、室内長を多くとることができたりと、居住空間の広さにとことんこだわっています。

エンジンも新開発で、軽量でコンパクトでありながらも高出力の、ホンダの軽自動車初の4バルブDOHCエンジンでした。普通乗用車に乗っているような広々した空間と、乗り心地のいいシート、必要十分なパワーと3拍子揃ったN-BOXは、中古車市場でもがあります。

「N-BOX」の中古車情報

N-BOXは、中古車市場でも非常にがあり、年式が比較的新しく低価格なN-BOXは、すぐに売れてしまいます。平成24年から平成25年式のN-BOXですと、車両本体価格が45万円から50万円ほどで手に入れることが可能です。ただ、走行距離が少なめのN-BOXが多くなるのは、60万円前後からとなりますので、この価格を参考に予算を組んでみましょう。

気になる中古車のN-BOXの平均燃費は1リッターあたり19km~20kmとなっています。

スライドドアの軽自動車(新車)

ここからは、スライドドアを搭載した新車の軽自動車をご紹介しましょう。中古車のスライドドア搭載車と違いが出るでしょうか。

【第3位】日産「デイズルークス」

スライドドアの搭載された新車の軽自動車で、第3位にされたのは日産自動車の「デイズルークス」です。2014年に登場しています。

日産自動車と三菱自動車の合弁会社である「NMKV」が開発を担当し、三菱自動車が製造する車です。販売終了なった「ルークス」の名前をそのまま引き継ぐ形となりました。三菱自動車では「eKスペース」として販売しています。2013年に発売された「デイズ」よりも、全高を高くしたスーパーハイトワゴンです。

日産自動車のパーキングアシストシステムである「アラウンドビューモニター」が採用され、車両の4か所に設置されたカメラから得た情報を処理し、車両上方から見下ろしたような映像を表示して、縦列駐車や車庫入れなどをスムーズに行えるようにサポートする機能が搭載されています。

スライドドアには、インテリジェントキーを身に着けておくと、両手が使えない状態であっても、ドアに付いているボタンを押すだけで開くことのできる、「リモコンオートスライドドア」が採用されています。

さらに、グレードによってフロント周りの特徴が異なり、見分けが付くようになっています。性別を問わず好みで選べるフロントマスクをしています。エンジンは、0.6Lの3気筒DOHCエンジンと、0.6Lの3気筒DOHCターボがラインナップされています。

価格や燃費は?

日産「デイズルークス」の価格は、2WD車が1,306,800円~1,931,040円(税込み)、4WD車が1,427,760円~2,037,960円(税込み)となっています。

次に燃費を見てみましょう。日産公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、ターボ非搭載車の2WDが、1リッターあたり22.0km、フルタイム4WDが1リッターあたり20.6km~21.8kmとなっています。ターボ搭載車の2WDは、1リッターあたり22.2km、フルタイム4WDは1リッターあたり20.4kmとなっています。

【第2位】ダイハツ「タント」

スライドドアの搭載された新車の軽自動車で、第2位にされたのはダイハツ「タント」です。スライドドアの搭載された中古の軽自動車でも、第2位にされていますので、の高さがうかがえます。

何よりもタントを特徴付けているのが、さらに進化したスライドドアである「ミラクルオープンドア」でしょう。タントのスライドドアは、ワンタッチオープン機能と予約ロック機能が付いたパワースライドドアが採用されています。荷物を両手に抱えながら車に乗り込むときなどに便利な機能で、電子カードキーや運転席スイッチでもスライドドアを開閉できるようになっています。

さらには、予約ロック機能を使って、パワースライドドアが閉まりきる前に、電子カードキーの操作で事前にドアロックを予約することができます。ですから、スライドドアが完全にしまっていない状態でも施錠することができます。

また、タントの左右のスライドドアには、「スライドドアイージークローザー」が搭載されており、半ドアの位置まで閉めるとあとは自動的に全閉する大変便利な機能です。こうして見てみると、ミラクルオープンドアはやはり魅力的です。

「タント」の新車情報

では、タントの価格を見てみましょう。まずターボ搭載車は、2WDが1,501,200円、4WDが1,625,400円(税込み)となっています。一方のターボ非搭載車は、2WDが1,220,400円から1,533,600円、4WDが1,350,000円から1,657,800円(税込み)となっています。

では、気になる燃費はどうでしょうか。ダイハツ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、ターボ搭載車の2WDが、1リッターあたり26.0km、4WD車が1リッターあたり24.6kmと測定されています。次にターボ非搭載車ですが、2WDが1リッターあたり28.0km、4WDが1リッターあたり25.8km~27.0kmと計算されています。

燃費も良好で機能的なスライドドアのタントは、第2位にふさわしい車でしょう。

【第1位】ホンダ「N-BOX」

いよいよ、第1位の発表です。スライドドアの搭載された新車の軽自動車の第1位に輝いたのは、ホンダ「N-BOX」です。スライドドアの搭載された中古の軽自動車でも、第1位を獲得しています。

N-BOXにも機能的なスライドドアが採用されています。車体下にセンサーが設置され、足先をセンサーにかざすとスライドドアが自動で開閉してくれます。またリモコンなどで自動開閉ができ、スマートキーを身に着けていれば軽い力で解錠とドアオープンができる「イージーオープンドアハンドル」が採用されています。

挟み込み防止機能も付いていて、スライドドアに手を挟むことを防止します。さらに、スライドドアの開口幅がミニバン並みに広く、かさばる荷物を出し入れしたり、小さな子供を抱きかかえたままチャイルドシートへ乗せたりする際にとても便利です。個性的なデザインに、普通車のような落ち着いた乗り心地と、機能的なスライドドアを搭載したN-BOXが第1位となりました。

「N-BOX」の新車情報

それでは、N-BOXの価格を見てみましょう。まずターボ搭載車ですが、2WDが1,695,600円から1,749,600円(税込み)、4WDが1,826,280円から1,880,280円(税込み)となっています。続いてターボ非搭載車ですが、2WDが1385640円から1596240円(税込み)、4WDが1516320円から1726920円(税込み)となっています。

燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)によると、ターボ搭載車の2WDが、1リッターあたり25.6km、4WDが1リッターあたり23.4kmと測定されています。一方のターボ非搭載車の2WDは、1リッターあたり27.0km、4WDが1リッターあたり24.2km~25.4kmと測定されています。

燃費はタントに及びませんが、ホンダの軽自動車へのこだわりがしっかり詰まったN-BOXのは衰えていません。

スライドドアの軽自動車はこんなにたくさん!

本記事で扱ったほかにも、スライドドアを搭載した軽自動車が各メーカーから発売されています。次の軽自動車です。なお、OEM供給の軽自動車も含みます。

軽自動車メーカー名スライドドア搭載の軽自動車名
ダイハツムーブキャンバス
ダイハツウェイク
三菱eKスペース
マツダフレアワゴン
トヨタピクシスメガ
スバルシフォン

スライドドアの軽自動車に乗ってみよう!

スライドドアを搭載した軽自動車をご紹介してきましたが、いかがでしたか。軽自動車のエンジン性能が高くなり、重量のあるスライドドアの搭載が容易になりました。各メーカーはこれからも、乗り降りのしやすい進化したスライドドアを軽自動車に搭載するでしょう。

ますます魅力が高まる軽自動車から目が離せません。皆さんもスライドドアを搭載した軽自動車に乗ってみませんか。

初回公開日:2017年10月25日

記載されている内容は2017年10月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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