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トヨタオーリスの燃費は悪いの?燃費比較・年別燃費比較

更新日:2024年02月10日

トヨタのモデル「オーリス」の燃費をピックアップしてみましょう。世界戦略車として発売された車ですが、日本でも多くのオーリスファンを獲得しています。ラインナップされているエンジンもたくさんあります。それぞれの燃費を見てみましょう。

トヨタオーリスの燃費は悪いの?燃費比較・年別燃費比較

トヨタ「オーリス」の燃費に迫る!

トヨタ「オーリス」は、2006年から販売されている世界戦略車の1台です。ハッチバック型でありながら、ひとまわり大きな3ナンバーボディーを身に着け、広さも十分な使いやすい車です。本記事では、このオーリスにスポットを当てて、その燃費に迫ってみます。

タイプ別の「オーリス」の燃費は?

最初は、タイプ別のオーリスの燃費を見てみます。選択肢が比較的豊富な車種ですので、それぞれの燃費が気になります。ご一緒に見てみましょう。

ハイブリッド

オーリスハイブリッドは、世界戦略車としてすでに欧州では販売されていましたが、日本においては導入が遅れ、2016年4月から販売を開始しています。

グレードは、「ハイブリッドGパッケージ」と「ハイブリッド」の2種類がラインナップされています。1.8Lエンジンのハイブリッドシステム(リダクション機構付きTHS-II)が搭載され、エンジンとモーターの組み合わせによって、ダイレクトな加速性能と優れた静寂性を両立し、低燃費も実現しています。

「ハイブリッドGパッケージ」のインテリアは、ホワイトとブラックを基調とし、シート表皮には本革とウルトラスエードが採用され、最上級グレードにふさわしい先進的で高級感漂うインテリアデザインになっています。

また、コンビネーションメーターがハイブリッド専用仕様となっており、シフトも「エレクトロシフトマチック」が採用されています。さらに、シートヒーターやクルーズコントロールなども装備されています。

心臓部には、1.8Lの4気筒DOHC+モーターで、トランスミッションはCVTのみの設定で、駆動方式は2WDのみとなっています。

燃費やいかに?

では、オーリスハイブリッドの燃費はどのようなものでしょうか。トヨタ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、1リッターあたり30.4kmと計算されています。

ハイブリッドシステムや他の低燃費対策の効果で、素晴らしい燃費数値を実現しています。価格が高めの設定ですが、長距離走行の多いドライバーや、長期保有予定のドライバーであれば、決して損な買い物ではないでしょう。

120T

オーリス「120T」は、2015年4月にオーリスがマイナーチェンジをした際に追加となったモデルです。近年国内外の自動車メーカーが、ダウンサイジングされた車を次々と発表していますが、オーリスもその流れに乗った1台といえるでしょう。

トヨタでは初となる1.2L直噴ターボエンジンを搭載されています。低回転からトルクを発生するのが特徴で、トヨタの開発した無段変速機「SuperCVT-i」と相まって、スムーズで力強い走りを可能にしています。アイドリングストップ機能も搭載され、低燃費も実現しています。

インテリアには、専用シートや専用木目調インストルメントパネル加飾を採用し、上質感漂う室内となっています。また、安全面の配慮も欠かしていません。「衝突回避支援型プリクラッシュセーフティー」、「レーンディパーチャーアラーム」、「オートマチックハイビーム」などが搭載された衝突回避支援パッケージである、「Toyota-Safety-Sense-C」が標準で装備されています。

心臓部には、1.2Lの4気筒DOHCインタークーラーターボエンジンが積み込まれています。トランスミッションはCVTのみの設定で、駆動方式は2WDのみとなっています。

燃費はどうなの?

それでは、オーリス「120T」の燃費はどのようなものでしょうか。トヨタ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、1リッターあたり19.4kmと測定されています。1.2Lというダウンサイジングターボの効果で、低燃費を実現しています。ただ、ハイブリッド並みの高い価格設定が玉に瑕です。

150X

オーリス「150T」は、ベースグレードとなります。このベースグレードから、「プライバシーガラス」や「本革ステアリングホイール」などをカットして安くしたのが、お買い得な「150T"C-Package"」となります。

ベースグレードとはいっても、「撥水機能付きUVカットガラス」や「モノクロマルチインフォメーションディスプレイ」、「7速スポーツシーケンシャルシフトマチック」、オーディオやマルチインフォメーションディスプレイを切り替えられる、「ステアリングスイッチ」など不足ない装備が付いています。オーリスを楽しむならこのグレードでも十分満足できるでしょう。

心臓部には、1.5Lの4気筒DOHCエンジンが積み込まれ、トランスミッションはCVTのみの設定で、駆動方式は2WDとフルタイム4WDが選択可能です。

燃費やいかに?

では、オーリス「150X」の燃費を見てみましょう。トヨタ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)によると、2WD車が1リッターあたり18.2km、フルタイム4WD車が1リッターあたり16.4kmとなっています。自然吸気の1.5Lエンジンのクラスとしては、燃費は良好といえるでしょう。

シャア専用オーリス

「シャア専用オーリス」は、2013年10月に発表されています。オーリスをベースに、「機動戦士ガンダム」とコラボレーションした製品です。

デザインはトヨタモデリスタインターナショナルが担当しています。カスタマイズパーツが19種類用意され、最初からフル装備された車のほかに、購入者が好きなパーツを選んで組み合わせることもできる車も準備されていました。

大好評だったため、2015年10月からは「シャア専用オーリスII」が発売されています。エクステリアのパーツ類が一新され、専用シートも採用されてより質感が高められています。ナビ仕様車には、"シャア"による音声案内に加え、"ララァ"による音声案内も追加されています。

ベース車を、1.2L、1.5L、1.8Lから選択する仕組みになっていました。1.5Lエンジンに関しては、駆動方式が2WDとフルタイム4WDを選択できました

燃費はどうなの?

では、「シャア専用オーリスII」のベース車の燃費を見てみましょう。トヨタ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)によると、1,2Lエンジンが1リッターあたり19.4km、1.5Lエンジンの2WDが1リッターあたり18.2km、フルタイム4WDが1リッターあたり16.4kmと計算されています。1.8Lエンジンは1リッターあたり16.2kmと計算されています。

年式別の「オーリス」の燃費は?

ここからは、過去のオーリスを年式別に分けてみましょう。燃費はどのようなものでしょうか。

2006/2007/2008年式

2006/2007/2008年に発売されていたオーリスの燃費を見てみましょう。この年には、1.5Lエンジンの2WDとフルタイム4WD、1.8Lエンジンの2WDとフルタイム4WDが販売されていました。

トヨタ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1.5Lエンジンの2WDが1リッターあたり17.6km、フルタイム4WDが1リッターあたり15.4kmとなっています。1.8Lエンジンの2WDは1リッターあたり16.8km、フルタイム4WDが1リッターあたり14.4kmとなっています。

2009年式

2009年式のオーリスは、燃費に変化が生じています。エンジン構成は1.5Lの2WDとフルタイム4WD、1.8Lの2WDとフルタイム4WDです。気になる燃費はどうでしょうか。

トヨタ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、1.5Lの2WDが1リッターあたり18.6km、フルタイム4WDが1リッターあたり15.4kmとなっています。また、1.8Lの2WDは1リッターあたり17.8km、フルタイム4WDは1リッターあたり15.0kmとなっています。

1.5Lエンジンでは、2WD車の燃費が1リッターあたり1kmも向上しています。1.8Lエンジンでも、1リッターあたり0.6kmから1kmほど燃費が向上しています。

2011年式

2011年式になると、エンジン構成は変わっていませんが、さらに燃費が向上します。トヨタ公表のカタログスペックによると、1.5Lエンジンの2WDが1リッターあたり20.0km、フルタイム4WDが1リッターあたり15.4kmと計算されています。

また、1.8Lエンジンの2WDは1リッターあたり17.8km、フルタイム4WDが1リッターあたり15.0kmと計算されています。1.5Lエンジンの2WD車が1リッターあたり20.0kmと、ついに20km台に届いています。

2012年式

2012年式のオーリスは、燃費の測定方法が「JC08モード燃費」に変わっています。また1.8Lエンジンは、駆動方式が2WDのみとなり、トランスミッションがCVTと6速マニュアル車になっています。さらに1.5Lエンジンの2WD車には、アイドリングストップ機構搭載モデルが登場しています。では燃費を見てみましょう。

トヨタ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、アイドリングストップ非搭載の1.5Lの2WDが、1リッターあたり18.2km、フルタイム4WDが1リッターあたり16.4kmと測定されています。

アイドリングストップ搭載の1.5Lエンジンは、1リッターあたり19.2kmとなっています。1.8LのCVT車が1リッターあたり16.0km、6速マニュアル車が1リッターあたり14.4kmとなっています。

1.2Lと1.8Lエンジンの燃費を比較!

オーリスの購入を考えているドライバーの中には、1.2Lエンジンと1.8Lエンジンのどちらがベストなのか悩む方もおられるでしょう。燃費という観点から考えてみましょう。1.2Lダウンサイジングターボエンジンと、一番大きな1.8Lエンジンの燃費を比較してみましょう。

同じCVT車で見てみます。トヨタ公表のカタログスペックを参照すると、1.2Lエンジンは1リッターあたり19.4kmとなっています。一方の1.8Lエンジンは、1リッターあたり16.2kmとなっています。

燃費を比較してみると、1.2Lダウンサイジングターボエンジンの方に分があります。 ただ、1.2Lエンジンは車両価格が約20万円ほど高くなっています。この価格差を燃費で埋め合わせることができれば、高い買い物とはいえなくなります。

市街地での走行に機会の多いドライバーなら、1.2Lエンジンという選択も有効でしょう。一方、長距離高速走行などの多いドライバーなら、1.8Lエンジンという選択肢もありでしょう。

オーリスをあなたの愛車に!

ここまで、オーリスの燃費に迫ってみましたが、いかがでしたか。オーリスは、ダウンサイジングエンジンからハイブリッドまで、多彩な顔触れがそろっています。燃費も良好な車です。自分のカーライフにあったオーリスが必ず見つかるはずです。ぜひ一度、オーリスをあなたの愛車にしてみませんか。

初回公開日:2017年10月31日

記載されている内容は2017年10月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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