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ミニ四駆組立て|パーツ・付属品・工具

更新日:2024年01月23日

発売から35周年経った現在でも、ブームが続いているミニ四駆です。今回はミニ四駆のパーツや工具などの、改造チューンに関することをご紹介していきます。これからミニ四駆を始める方や再開する方も、ぜひ参考にしてください。

ミニ四駆組立て|パーツ・付属品・工具

ミニ四駆組み立てのパーツ

ミニ四駆といえば、好みのパーツで改造を行いスピードアップや、コーナーでのステアリングなどといった独自のチューンアップするのが醍醐味とも言えるでしょう。

ここでは、組み立てパーツを紹介していきますので、性能や見た目にもこだわった独自のミニ四駆を作りたいという方はですので、参考にしていってください。

シャーシ

シャーシはミニ四駆の土台となるパーツのことです。そのシャーシの上に、モーターやギアなどのパーツを乗せてカスタマイズしてミニ四駆を走らせる基礎となる部分です。

シャーシの種類はタイプ2やタイプ3、MSシャーシ、MAシャーシなどといった豊富な種類が取り揃えております。基本はプラスチック素材でできていますが、中にはカーボンが含まれている素材や、自動車や航空機などにも使われているポリカーボネートが使われているシャーシもあるので速さや剛性にできる素材をマシンに合うカスタマイズにしていきましょう。

リューター

ミニ四駆のパーツの切削・研磨を行う時に使用する電動工具を一般的にリューターといいます。リューターにも用途によってそれぞれ違いがありますが、ミニ四駆でリューターは、プロクソン(PROXXON)のミニリューターががあります。

ミニ四駆だけではなく、彫刻にも使えるほどのパワーがあり、回転数も調整できるので素人や玄人にもできるものとなっています。

モーター

ミニ四駆の動力はモーターで賄っています。やはり動力の要ともいえるモーターにはこだわっておきたいところです。モーターを選ぶ重要なポイントとしては、トルクと回転数です。

トルクとは、ねじりの強さといった回転力、駆動力ともいえるタイヤの回す力のことです。このトルクの性能が高いとスタートダッシュや坂道でも十分なパワーが発揮できるでしょう。

もう一つの回転数は、スピードを表しています。回転数が多ければ多いほど車輪を回す回数が増加するので、ミニ四駆のスピードを高めてくれます。

ですが、モーターを選択する際に、高トルクで回転数も高いものをセットするというのはできません。例を上げると、ミニ四駆の重量が軽いわりにパワーが大きいモーターをセットすれば、アップダウンが激しいコースでジャンプしてコースアウトしたり、速すぎてコーナーを曲がりきれずミニ四駆がコースアウトしてしまう可能性が高くなります。

一概にモーターの性能が高ければとはいえないので、ミニ四駆のウエイトやコースに合わせたモーター選びが必要となってくるところではありますので、気をつけましょう。

シャフト

シャフトはタイヤとホイールを支える軸となるミニ四駆の駆動力を地面に伝える役割を持つ大変重要な部分となります。

シャフトが歪んでいると、両側のホイールにかかる力のバランスがずれて走りにムラができてしまいます。シャフトは手でも曲げられぐらい繊細な部品でもあるので、まっすぐで丈夫なシャフトを選ぶのがです。(最初から曲がっていることがあるので注意が必要)

シャフトにも種類が豊富にあり、ステンレスやチタン、炭素が含まれているシャフトもあるのでマシンにあった最適なシャフトをチョイスしていきましょう。

小径タイヤ

ミニ四駆の小径タイヤは径24mmのタイプとなります。タイヤにも大・中・小とタイプ別があります。スプリントやダッシュモーターを搭載していたりなどの速さを求めるタイプの場合、は小径タイヤです。

小径タイヤは加速も良く、重心が低くなるので安定した速い走りができるのでタイムアタックを競う場面ではといえるでしょう。

タイヤの素材もハード、ノーマル、ソフト、スポンジなど素材が柔らかければグリップ力がますのでコーナーで減速をかけたいときはグリップ力が強いもの。逆に、直線が続くスピードを求めるコースではハードタイヤを選択するのがとなります。

小径ホイール

タイヤが小径ならば、ホイールも小径でなければフィットはしません。ホイールは径17mmのサイズです。ホイールは色や材質で見た目の違いもでてくるので、見栄えをカッコよくしたいのであれば素材にもこだわっていきたいところです。

ノーマルホイールの材質はポリプロピレンですが、アルミやカーボン、メッキが入っているホイール。グラスファイバー入りのホイールなど多くの種類が存在しています。走行の衝撃に耐えられる強度や剛性がしっかりした素材を選択するのがともいえます。

劣化や衝撃でシャフト穴に亀裂が生じることもあるので、ホイールは定期的に交換をしていく部分となるので注意しておきましょう。

フロントローラー

ローラーの役割はミニ四駆にとって重要なもので、コーナリングで大いに活躍するパーツといえるでしょう。

フロントローラーはコースの壁に接触することで走行のバランスをとっています。ちなみに、ローラーの材質の違いでマシンの速さにも違いがでます。

プラスチックや金属だと摩擦が少なくて走行速度は増しますが、逆にゴムを使っている素材だと摩擦が大きくなる面、安定した走行が可能なのでコースアウトしてしまうリスクを軽減する役割をもっています。

また、形質でリングタイプやボールタイプなどの違いもあるので、形が違うことによる性能はもちろん、マシンをカッコよくできるので色々なタイプを使ってみることがといえるです。

リアローラー

リアローラーもフロントローラーと同様な効果を持っていますが、フロントとリアの角度や高さで車体が浮き上がりコースアウトしてしまう危険性があるので注意が必要です。

フロントローラーとリアローラーの幅の長さの違いで、コーナーでの内輪差に差をつける走りができる反面、直線ではバランスが上手くとれずにグラついた走りになってしまいます。オールラウンドに走行させるならば、は幅の長さを同じにしておいたほうがいいといえます。

電池

ミニ四駆では、モーターがエンジンがだとすると、電池はガソリンの役割となります。電池の良し悪しでマシンの速さが決まってしまいます。

爆発的なパワーを求めるなら、ニッケル水素充電池を使うことをです。初速から後半にかけてもパワーの持久性が高いので、マンガン電池やアルカリ電池よりも優れています。ですが、公式大会では使えないので、あくまでもコースを走らせる場合のみに使用することに注意が必要です。

公式大会ではタミヤのパワーチャンプ・ネオチャンプが指定の電池ですが、どちらも甲乙つけがたいので、優劣はあまり関係ないといえるでしょう。

スタビライザー


スタビライザーはミニ四駆のバランスを保ってくれるパーツです。コーナーの際に、つっかえ棒になりコースアウトを防いでくれたり、ジャンプ後の体制を整えてくれたりします。

とにかくマシンを安定させるパーツがスタビライザーの役割です。そのなかでもホイールスタビライザーはで、ポールスタビライザーよりもコース壁との接地面積が大きく、安定した走行が可能となります。ちなみにスタビライザーは固定させなければいけません。回転するとローラーという扱いになってしまうので注意が必要です。(ルールではローラーは6個まで)

ミニ四駆組み立ての付属品

ここからはミニ四駆を間接的にサポートする付属品を紹介していきます。マシンだけはなく、その他の物にもこだわることで、より、ミニ四駆の世界を楽しくさせてくれるでしょう。

モーター慣らし機

モーターは新品の状態だと十分なパワーが発揮できないので、ウォーミングアップをさせていきたいところです。はパワーステーションというモーター慣らし機です。ミニ四駆ファンの間で多く使用されている他に、電圧を調節しながら慣らしが可能、お手頃な値段で購入できるのでチェックしておきたいです。

充電器

電池の充電時間が長くかかればかかる程、ミニ四駆の速さは損なわれてしまうことはご存知でしたか?極端に比較すると、満充電に1時間と10時間の差では月とスッポンぐらい違います。公式大会では、ほとんどタミヤ製の電池しか使えないので、互換性も良いという点で、タミヤ製の充電器がと言えるでしょう。

タミヤ製の充電器は、充電時間が約2時間という時短に加え、手頃に使用することができること。満充電になると、自動的に充電が終了してくれるという点で過充電の心配もありません。

また、電池残量がチェックできるタミヤ製の充電器もあるので、マニアの間では喉から手が出る程欲しいものでもあるので、持っているだけで得した気分にもなるので充電器にもこだわるべきでしょう。

放電器

「放電する必要があるの?」と疑問を感じると思うのですが、その答えは「YES」です。

電池もミニ四駆同様、メンテナンスが必要です。電池が残ったまま充電すると、一時的な電圧降下を起こすいわゆるメモリー効果で性能が低下してしまいます。だからと言って過放電をすると充電ができなくなるリスクも高まるので注意が必要です。

タミヤ製は充電器と放電器一緒になっている物がありますので、やはりタミヤ製の付属品がいえます。

ベアリングオイル

わずかなタイムを競うミニ四駆では、細部までにもこだわらないといけません。その一つとしてベアリングが含まれています。ベアリングが回転しないと、コース壁に接触するローラーが回らなければ摩擦となってブレーキを起こしてしまいます。

回転軸のベアリングにはベアリングオイルを差すのですが、はやはりタミヤ製のメタルオイルです。ミニ四駆向けの製品でもあり、手頃な価格で買うことができ効果も抜群です。

ベアリングは金属ですので、錆びたりして回転が遅くなったり破損の原因にもなるので定期的なメンテナンスをこころがけましょう。

コース

コースはこだわらなければ、市販で売られているミニ四駆のサーキットで十分です。こだわる人はホームセンターで自作のサーキットを作る人もいますので、やってみたいコースがあったら作って走らせるしかないみたいです。

ミニ四駆組み立ての工具

ミニ四駆は定期的なメンテナンスが必要となります。細かい部品を扱うので、改造をする際に必要となるものなので、合わせてチェックしておきましょう。

接着剤

部品が欠けてしまった時や、パーツを接着させる接着材は持っておいた方がよいでしょう。

はWAVEのハイスピードx3Sです。業界でもよく使われていて、低粘度で白化しにくく、プレート合わせでぴったりと位置合わせしたい時に、流し込む接着方法ができるので改造にはぴったりな物商品です。

ヤスリ

ヤスリは2種類もっておいたほうが良いです。荒くけずる棒ヤスリと、細かい仕上げに使う紙ヤスリが適しています。

ダイヤモンドヤスリがあれば、鉄製の部品を削ったりすることが可能です。紙ヤスリは荒削りも仕上げにも使えるので用途が広いといえるでしょう。

ヤスリは消耗品なので、こまめに替えておきましょう。

両面テープ

両面テープはホイールにタイヤを固定する際に使用するので、幅に合わせた細い両面テープがといえます。タミヤからミニ四駆用の両面テープがでているのでそちらを買っておけば間違いはありません。

工具箱

工具箱はピットケースとも呼ばれていて、ミニ四駆やパーツ。もちろん、工具までも収納可能をした持ち運びタイプが重宝されています。

は、ポータブルピットというケースで、多くの人が使っていての高いケースです。デザインもカッコよく、頑丈でマシンが4台入る大容量です。また、横に広がらない縦に収納できるタイプなので場所もさほど取らないので、置き場所にも困ることはないでしょう。

ミニ四駆を始めよう!

ここまでミニ四駆の各パーツ、部品やその他まで長くに渡って触れていきました。記事を見て早速ミニ四駆を始めたいと考えましたか。

新たな趣味として。あるいは、大人になった今は、予算の都合上できなかったカスタムが今となっては大人買いができてしまいます。

ミニ四駆を手に取って童心に帰り、楽しみましょう。

初回公開日:2017年10月18日

記載されている内容は2017年10月18日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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