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金沢の銭湯・3

更新日:2023年12月15日

北陸新幹線の開通を機に観光客が増え、「一度は行ってみたい街」で上位に入る有名な観光地となっている石川県金沢市。今回は、金沢のほっと一息つける素敵な銭湯をご紹介します。金沢へ訪れた際には、ぜひ立ち寄ってみてください。

金沢の銭湯・3

金沢市とは

古くから加賀百万石の城下町として知られ、京都のような日本らしい綺麗な町並みと金箔や海産物が有名な石川県金沢市。東京や大阪から金沢までは約2時間半で行くことができ、北陸新幹線が開通した最近では、県外だけでなく海外からも観光に訪れている方も多く目にするようになりました。

金沢には金沢城をはじめ、兼六園やひがし茶屋街、21世紀美術館など魅力的なスポットが多くありますが、金沢に訪れた際にぜひ行っていただきたいスポットの一つに銭湯があります。金沢には昔ながらの趣ある銭湯がいくつもありますので、今回は銭湯をいくつかご紹介します。

金沢駅周辺の銭湯

まずは金沢駅のすぐ近くにある銭湯をご紹介します。時間を取らずに行くことができる銭湯ですので、ちょっと一休みしたい時にもです。

金沢駅前にある「アパホテル エキスパ」

北陸本線金沢駅の西口を出て左へ歩いて1分のところにあるのが、アパホテルのエキスパです。こちらの銭湯はアパホテルの中にあります。アパホテルというと「宿泊するホテル」というイメージがありますが、こちらは日帰り入浴が可能です。もちろん、ホテル宿泊者であれば、滞在中は無料で何度でも入浴できます。

広々としたお風呂で疲れた体を癒すことができる温泉のお湯でゆっくり入浴できます。時間を忘れて開放感に浸れます。露天風呂とサウナも完備しており、こちらも広々としているので他のお客さんにあまり気を遣わずに極上のひとときを過ごすことができます。お風呂にゆっくり入って癒された後は、ホテル内のレストランでビールを一杯、なんてのも良いでしょう。

基本情報
・施設名:都市型サウナ「エキスパ」(アパホテル金沢駅前)
・住所:石川県金沢市広岡1-9-28
・電話番号:0570-008-111
・定休日:年中無休
・営業時間:6時〜24時まで
・入浴料:大人1,000円

諸江の湯

こちらは、金沢の国道8号線諸江交差点から東に少し入ったところにある銭湯です。こちらの銭湯では、清掃や衛生管理が行き届いており、女性でも安心して利用できるように配慮されています。銭湯ならでは浴場内の壁面はポップで可愛らしく、季節の変わり目やイベントのある時期は替わり風呂もやっています。毎週土曜日にはコーヒー風呂が開催されており、コーヒー好きの常連のファンも多い銭湯です。

基本情報
・施設名:諸江の湯(もろえのゆ)
・住所:石川県金沢市諸江町中丁180-3
・電話番号:0120-31-0268(繋がらない場合は076-231-6815まで)
・定休日:年中無料
・営業時間:6時〜25時まで
・入浴料:大人440円、小学生130円、乳幼児50円

旭新温泉

金沢駅から車で7分のところにあるこちらの銭湯は、昔懐かしい銭湯に入ることができるとあって外国人にもがあります。こちらの銭湯の一番の売りは浴場内の壁画。銭湯の壁画というと富士山をイメージする方が多いですが、こちらの銭湯の壁画に描かれているのはなんとアルプスの山々。一瞬不思議な感覚にとらわれますが、アルプスの中にいるような爽やかな気持ちになりながら浸かる銭湯も別格です。

基本情報
・施設名:旭新温泉(あさひしんおんせん)
・住所:金沢市昌永町15番9号
・電話番号:076-252-8711
・定休日:月曜日、第二月曜の翌日の火曜日
・営業時間:14時〜23時まで 
・入浴料:大人440円、小学生130円、乳幼児50円

金沢市内にある銭湯

次に、少し駅からは離れますが、金沢市内にある銭湯をご紹介します。

額温泉

こちらの銭湯は靴箱からロッカー、置物など全てが昭和の風情を感じさせてくれる昔ながらの銭湯です。湯船は三種類あり、気泡湯や打たせ湯の他に漢方を使った薬湯があるので体が芯から温まります。スチームサウナもあるのが嬉しいポイントです。そんなに大きくない銭湯なので、常連さん達との会話も弾みそうです。

基本情報
・施設名:額温泉(ぬかおんせん)
・住所:金沢市額新町1丁目30番地
・電話番号:076-298-7986
・定休日:毎週月曜日
・営業時間:13時40分〜23時まで(日曜日は12時40分〜23時まで) 
・入浴料:大人440円

兼六温泉

金沢市の観光スポット、兼六園から約1kmのところにあるこちらの銭湯は、銭湯には珍しい露天風呂があり、常連客や観光客からがあります。ジェットがあるお湯やサウナもありますが、浴場内は静かな雰囲気ですので落ち着いて入浴したい方にはもってこいの銭湯です。

基本情報
・施設名:兼六温泉(けんろくおんせん)
・住所:石川県金沢市暁町18-36
・電話番号:076-221-2587
・定休日:毎週金曜日
・営業時間:平日14時〜23時まで、日・祝13時〜23時まで
・入浴料:大人440円、小学生130円、乳幼児50円

浅の川温泉湯楽

JR北陸本線金沢駅で下車し、北陸鉄道バスの湯涌温泉行に乗車して「芝原」で降りるとすぐのところにあるこちらの銭湯は、体に優しい100%天然温泉です。治療泉としてもがあり、質の良いお湯が楽しめます。都会の雑踏を離れてゆったりと過ごすことで心身ともにリフレッシュできます。

基本情報
・施設名:浅の川温泉湯楽(あさのかわおんせんゆらく)
・住所:石川県金沢市東町ロ80
・電話番号:076-235-1126
・定休日:毎週月曜日
・営業時間:8時~22時まで
・入浴料:大人390円、小学生130円、乳幼児50円、3才以下無料

みろく温泉元湯

こちらの銭湯は古くからある銭湯で、加賀百万石の城下町「金沢」を長く見守ってきた銭湯です。兼六園下から少し歩いたところに位置し、お年寄りの方々も多く訪れます。温泉が大好きは金沢のお年寄りの方々と金沢の魅力について語り合うことができるでしょう。

基本情報
・施設名:みろく温泉元湯(みろくおんせんげんゆ)
・住所:金沢市横山町2-24
・電話番号:076-221-8096
・定休日:毎週木曜日
・営業時間:平日13時~23時30分まで、日・祝10時~23時30分まで 
・入浴料:大人440円、子供130円、乳幼児50円

営業時間別金沢の銭湯

ここからは、旅行で朝早くに金沢に着いてしまった時や仕事の出張などで夜遅くなった時に利用できる銭湯を営業時間別にご紹介します。

24時間営業の銭湯「天然温泉健康ランド ゆめのゆ」

北陸自動車道の金沢西インターを下車後、国道8号線を富山方面へ約5分行ったところに位置するこちらの銭湯は、24時間営業ですので時間を気にせずに立ち寄ることができます。金沢駅からは無料のシャトルバスが出ているので、車がない方でも行くことができるのが嬉しいポイントです。

県内最大級の種類を誇る温泉や、七種類もある岩盤浴などがあり、お気に入りのお風呂や岩盤浴を見つける楽しさもあります。その他カラオケルームやゲームコーナーなどレジャー施設も充実しているので館内はいつでも賑わっています。ご家族と、ご友人と、団体でも楽しむことができるのでです。

基本情報
・施設名:天然温泉健康ランド ゆめのゆ
・住所:石川県金沢市藤江南3-26
・電話番号:076-204-2626
・定休日:年中無休
・営業時間:24時間
・入浴料:大人550円、子供300円

早朝から入浴できる銭湯「湯けむり屋敷 和おんの湯」

こちらの銭湯は東金沢駅から歩いて5分のところにある銭湯で、朝5時から入浴できます。和おんの湯は、岩風呂、体を芯から温める高濃度炭酸泉、マッサージ効果のあるジェットバスなどがあり、たくさんの種類のお風呂を楽しむことができます。体の中に漢方を取り込むことで汗と一緒に老廃物を体の外へ排出する漢方薬草サウナもあり、女性にとって嬉しい美肌効果やたるみ、ニキビ肌、毛穴の黒ずみの改善効果があります。冷え性の方にもです。

ここの銭湯の駐車場は、追加料金を払えば車中泊も可能なので、車での旅行客にもできる銭湯です。

基本情報
・施設名:湯けむり屋敷 和おんの湯(ゆけむりやしき わおんのゆ)
・住所:石川県金沢市神宮寺2-30-1
・電話番号:076-251-8889
・定休日:年中無休
・営業時間:5時~24時まで(毎週月曜日は10時開店、祝日の場合翌日火曜日10時開店)
・入浴料:早朝入浴(5時~9時)500円、 通常入浴(9時~)700円、子供300円、3歳以下無料

深夜まで営業している銭湯「石引温泉 亀の湯」

こちらの銭湯は、小立野の台地から犀川方面へ降りる道路の途中にあります。亀の湯は100%天然温泉で、金沢らしいモール泉を楽しむことができます。浴場内にはスチームサウナも完備しています。段階をふんでお湯の温度が高くなっていく加温式の温泉浴槽で、深めのお風呂からバイブラ、ジェット風呂の順にお湯が熱くなります。

ここはとにかくお湯の質が良いので、源泉をじっくりと楽しむのに良いでしょう。シュワシュワとした感覚になる炭酸泉は、神経痛や筋肉痛、冷え性などに効果があるので寒くなるこれからの時期にもです。露天風呂が源泉となっており、湯上がりはお肌がすべすべになります。

基本情報
・施設名:石引温泉 亀の湯(いしびきおんせん かめのゆ)
・住所:石川県金沢市石引2-15
・電話番号:076-262-4126
・定休日:月に1度の金曜日(不定休)
・営業時間:12時30分~24時まで
・入浴料:中学生以上440円、小学生130円、乳幼児50円

金沢の銭湯3

ここからは、金沢の数ある銭湯の中でも特にのある銭湯をご紹介します。金沢に訪れた際にはぜひ行ってみてください。

第3位 有松温泉元湯 れもん湯

れもん湯は、名前のとおりお店の看板がれもん色なので遠くからでもよく目立ち、あまり迷わずに行くことができます。コーヒー色のお湯も有名な銭湯で、広いお風呂が家族連れにのある銭湯です。天然温泉が楽しめるだけでなく、建物の二階は家族風呂になっています。家族風呂も24時まで楽しむことができるので、時間を気にせずに温泉にゆっくり浸かることができます。お肌がツルツルになる少し高めのお湯で日頃の疲れを取りましょう。

基本情報
・施設名:有松温泉元湯 れもん湯(ありまつおんせん れもんゆ)
・住所:金沢市有松3丁目11-6
・電話番号:076-243-0626
・定休日:毎週月曜日(祝日の場合は営業)
・営業時間:10時~24時まで 
・入浴料:大人440円、小学生130円、乳幼児50円、家族風呂1人60分1200円〜

第2位 双葉湯

アル・プラザ金沢のすぐ近くにあるこちらの銭湯は、浴場内がとにかく綺麗なので外国人観光客にもがあります。車道から見える煙突が銭湯の趣を感じさせてくれます。お風呂も広く、スッキリとリフレッシュできます。肩こりに効果がると言われているジャンボ打たせ湯がです。

基本情報
・施設名:双葉湯(ふたばゆ)
・住所:金沢市駅西新町1-14-24
・電話番号:076-261-2711
・定休日:毎週水曜日
・営業時間:平日14時~23時30分まで、 日・祝13時~23時30分まで
・入浴料:大人440円、小学生130円、乳幼児50円

第1位 満天の湯 金沢店

満天の湯は、金沢西インターから県道25号線を海側に進んで行ったところにあり、金沢駅からもアクセスがよく行きやすい場所にあります。街のオアシスとも言えるような感じの銭湯で、建物の中に入ると畳の床と木造の匂いにほっと一息つける感じになっています。

金沢の街中にありながらも、落ち着いた雰囲気の中で日頃の疲れを取ることができ、癒されます。大きな浴槽の中では、思いっきり足を伸ばして入浴できます。お風呂だけでなく、二種の岩盤浴でデトックスするのも良いでしょう。他にも、エステや床屋、休憩処や食事処なども入っており設備が充実しているので、飽きずに一日中滞在することができます。

基本情報
・施設名:満天の湯 金沢店(まんてんのゆ かなざわてん)
・住所:石川県金沢市中村町5-52
・電話番号:076-244-4126
・定休日:年中無休
・営業時間:10時~24時まで
・入浴料:大人会員630円、一般730円、子供会員320円、一般420円、乳幼児会員0円、一般100円、岩盤浴は大人会員420円、一般520円

歴史と自然の街で温泉を堪能しよう

いかがでしたでしょうか。金沢市には駅からでもすぐに行ける銭湯だけでなく、昔ながらの銭湯や地元の人々に愛される風情ある日帰り銭湯がたくさんあります。観光客が多くなった最近では、早朝から深夜まで入浴できる銭湯もあります。

金沢で綺麗な景色を見て美味しいグルメを堪能した後は、ちょっと近くの銭湯まで足を伸ばしてみましょう。きっとこれまでとは一味違った金沢の魅力が発見できることでしょう。金沢の良いお湯が一日の疲れを取り、あなたを癒してくれますよ。観光やビジネスで金沢に立ち寄った際にはぜひ今回ご紹介した銭湯に立ち寄ってみてください。

初回公開日:2017年12月16日

記載されている内容は2017年12月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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