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横浜の銭湯3|スーパー銭湯/早朝から

更新日:2023年12月13日

銭湯は好きですか?横浜と言えばみなとみらいや中華街などのおしゃれな観光地をイメージしがちですが、銭湯やスパなどの浴場も意外と多いのです。こじんまりとした昭和レトロな銭湯からラグジュアリー感あふれるスパまで、横浜に住むお風呂好きは必見です。

横浜の銭湯3|スーパー銭湯/早朝から

横浜の銭湯3

3位 RAKU SPA 鶴見

横浜市鶴見区にある「RAKU SPA鶴見」は、日本での店舗数を誇る入浴施設「極楽湯」が、新たなブランドコンセプトを元に立ち上げたスーパー銭湯です。広々とした館内には、14種類のお風呂とサウナ、岩盤浴も6種類あります。

「楽」をコンセプトにしたスーパー銭湯で、全国的に珍しい弱酸性の硫黄を溶け込ませた人工温泉や、炭酸風呂、船の形をした湯船や、塩サウナなど「お風呂」を五感で楽しめます。岩盤浴は部屋ごとに違うアロマが焚かれ、中には天井にプラネタリウムが映し出される岩盤浴もあります。

またダイニングとカフェバーには和・洋・中の200種類のメニューがあり、小さな子供からお年寄りまで食事を楽しむ事ができます。2万冊以上が読み放題のコミックコーナーやゲームコーナーや、仕事や勉強に使えるフリーデスクルームもあり、大人も子供も忙しい現代社会から解放されて、リラックスできる空間がです。

2位 横浜みなとみらい万葉倶楽部

万葉倶楽部は横浜みなとみらいにあります。毎日湯河原や熱海の源泉からタンクローリーで運ばれて来ているので、神奈川東部海岸沿いにいながら、西部の山の温泉につかる事ができます。

広々とした湯船につかりながら横浜みなとみらいの景色を一望できます。特に屋上にある足湯は大観覧車が目の前にそびえ、夜になれば360度に広がる美しいイルミネーションと夜景がです。また宿泊客のための客室も用意されていて、横浜観光の拠点としても多くの人が利用しています。

食事処は本格的な和食から、ちょっとした軽食、スイーツなどがそろっていて、マッサージやアロマテラピーなどもあり、一日中ゆったりと過ごせる、巨大スーパー温泉銭湯です。

1位 スパガーディッシュ

横浜市港北区にあるスーパー銭湯「スパガーディッシュ」は、源泉かけ流しと循環の二種類の天然温泉があります。炭酸風呂やハーブ湯、ミルキーバスなど多彩な湯船やサウナや、天寿石と溶岩石の二種類のサウナが楽しめます。

仮眠も取れるリラクゼーションルームの他にも、1万冊のマンガコーナーがあり、文庫本だけでなく月刊誌も充実しています。またキッズルームも無料で利用でき、おもちゃや絵本も取り揃えているだけではなく、子供になアニメの放映も行っていて、小さな子供も飽きさせません。

料金も回数券の他にも平日会員・月4回会員・ホットヨガ会員など個人のライフスタイルに合わせた会員制プランもあります。設備・料金ともに満足できるスーパー銭湯です。

特徴別横浜の銭湯

さて、ここで銭湯とスーパー銭湯とスパの違いを紹介しましょう。銭湯とスーパー銭湯は、「公衆浴場法」という法律できちんと分けられています。

銭湯は、法律上は「一般公衆浴場」とされるもので、地域住民の日常生活のために、家にある風呂の代わりに利用するもので、地域によって料金が法律で決まっています。どんなに高くても1000円を上回ることはありません。

銭湯は町の中にあり料金も安いので気軽に入れる一方、規模も小さく、設備も古い所も少なくありません。せっけんやシャンプー、タオルなどのアメニティも有料の所が多いです。

対してスパや健康ランドは、銭湯にプラスアルファした「保養施設」扱いとなります。「一般公衆浴場」とは違い、価格設定に規定はありません。アメニティは全て無料提供され、レストランやマッサージも完備。ちょっとした贅沢を楽しむ場所です。

スーパー銭湯は、銭湯とスパのちょうど中間にあたります。銭湯よりは贅沢したいけれど、スパよりコストはかからないイメージです。シャンプーや石鹸は無料ですが、タオル類は有料という所も多く、アクセスも少し悪い所にある場合が多いです。

温泉に入れる浴場といえば?

竜泉寺の湯横浜鶴ヶ峰店は神奈川県の日帰り天然温泉施設としては、最大級の規模のスーパー銭湯です。全国的も珍しい、高濃度の炭酸風呂が自慢で高血圧や冷え症に効果が期待できます。

また小さなお子様のために、キャラクターのステッカーが施されたぬるめの「ちびっ子風呂」や低周波の電気が流れる「電気風呂」など、小さな子供からご年配まであらゆる世代が温泉を楽しむ事ができます。

他にも韓国式サウナや、アロマが焚かれた優しい温度の岩盤浴もあり、優雅な気分でリラックスできます。お食事処も和食や軽食の他にもスイーツも揃っていて、マッサージの他にも耳かきやフットケアなどのリラクゼーションサービスやキッズルームも完備されています。

横浜駅直結、天空のスパ

「SKY SPA」は横浜駅直結、スカイビルの14階にある絶景スパです。フィンランド式サウナである「ロウリュ」があり、サウナストーブにアロマをかけて発生した水蒸気を、タオルを振り回すパフォーマンスで浴びるというサービスがです。

リラクゼーションルームのリクライニングシートには、液晶TVモニターがついていて、最新映画から往年の名作映画まで500タイトルの映画が無料で見放題です。ヒーリングゾーンと呼ばれる休憩所からは、みなとみらいやベイブリッジなどの横浜の夜景が楽しめ、仮眠室や、男性専用にカプセルホテルもあります。

食事処も昼食夕食だけでなく、スカイビル内という事で、早朝に出発するビジネスマンに優しい朝食プランもあります。

スーパー銭湯おふろの王様

横浜市内のスーパー銭湯と言えば「おふろの王様港南台店」を挙げる人も多いでしょう。おふろの王様は、東京~神奈川の中心部から少し外れた場所にあるスーパー銭湯のブランドですが、地域密着・住民の憩いの場をモットーに掲げ、それぞれの店舗が、地域の特徴に合わせた独自の店づくりをしています。

横浜市港南区港南台は坂道が多く、おふろの王様では斜面にある竹林を生かした露天風呂の景観を作りました。他にも、露天風呂や室内風呂、サウナを合わせて17種類のお風呂が用意されています。

食事処もテーブル席で、各席のタッチパネル方式により、ゆっくりと選んで過ごせます。他にも店内には、コンビニエンスストアやATMも用意されていて、軽食やお弁当、雑貨も購入できるので万が一の時も安心です。

料金も会員になると660円と、銭湯+アルファ程度の値段でとてもお得で、まさしく「おふろの王様」です。

安さ重視するなら「銭湯」へ

横浜市の「銭湯」の値段は450円と法律で決まっています。横浜市だけでなく、神奈川県全体の規定で、どんなに安くても横浜市内なら450円を下回りません。

横浜駅周辺には「銭湯」はありませんが、戸部駅、元町中華街など少し離れたところにあります。どこも地域の人々に愛されて長く続いていて、レトロな雰囲気が味わえます。

また横浜市内の銭湯は神奈川県の公衆浴場業組合に加入していて、組合が主催する「銭湯ランナー応援キャンペーン」や「ギフトセット」などを利用できる銭湯もあります。

スパやスーパー銭湯と設備で比べてしまうと、少し見劣りしてしまいますが、地域密着型ならではの心温まる銭湯のサービスと交流を感じてみましょう。

天然温泉に入れる「銭湯」

安くて手軽に入れる事が売りの「銭湯」ですが、なんと銭湯の料金そのままで、「天然温泉」に入れる銭湯も存在します。有名な温泉の出る湯どころに多いですが、横浜市内にも温泉は出ます。

各区の温泉銭湯

横浜市鶴見区では、JR南武線矢向駅から徒歩5分にある「矢向湯」や「富士の湯」、京急線鶴見千葉駅から徒歩7分の「平安湯」、生麦駅から徒歩3分の「朝日湯」などがあります。

横浜市神奈川区では、京急線子安駅から徒歩4分にある「鷲の湯」に、天然ラジウム温泉があります。「野天乃湯」 「森林乃湯」という趣の異なった二つの浴場があり、どちらにも露天風呂があります。日替わりで男女が入れ替わるので毎日楽しめます。喫茶コーナーもありスーパー銭湯並みの満足感を得られます。

横浜市港北区では、ラジウム温泉が湧いていて、東横線綱島駅からわずか10mの所には「東京園」ではカラオケ付きの宴会場もあり、家族や仕事仲間とも楽しめます。「太平館」は東横線大倉山駅から徒歩10分と少し離れていますが、レトロでノスタルジックな雰囲気を味わえます。

横浜市中区の「いなり湯」も昭和レトロ感漂う天然温泉の銭湯です。横浜市保土ヶ谷区の「黄金湯」は日本温泉協会にも認定されています。横浜市南区の「横浜天然温泉くさつ」には軽食コーナーやマッサージもあり、スーパー銭湯並みの設備です。

横浜の営業時間別の銭湯

早朝から開いている

通勤時間より前に開いている「銭湯」は、残念ながら横浜市内にはありませんでした。しかしスーパー銭湯やスパクラスならあります。

その中でも横浜市青葉区にあるスーパー銭湯「すすき野ゆけむりの里」は朝7時から開業していて、料金も620円とかなりリーズナブルです。しかもお風呂の種類も15種類もあり、ゆっくりと朝風呂を堪能したあとは8時から開く食事処で朝食も食べられます。最寄り駅からは離れてしまっていて、近くに路線バスの停留所はありますが、無料シャトルバスの運行は10時からです。

また横浜市保土ヶ谷区のスーパー銭湯「満天の湯」は、6時から営業。会員になれば平日は680円、土日祝日は780円で、18種類のお風呂が堪能できます。食事処も7時半から開いていて、旬の食材を使ったヘルシーな朝食を採れます。アクセスも相鉄線「上星川駅」と隣接していて、会社に行く前にふらりと立ち寄れるのも魅力です。

朝から空いている銭湯

銭湯は、ふつう午後からの営業になります。14時~15時30分ごろから開く銭湯がほとんどですが、朝から営業している銭湯もあります。

その中でも、9時30分から営業を開始する横浜市泉区にある「葛の湯」は銭湯でありながら、スーパー銭湯並みのサービスが受けられます。竹垣や石灯篭をあしらった純和風と、古代ローマ・ギリシャ風の2種類の浴場があり、奇数日と偶数日で男湯と女湯が入れ替わり、日替わりで楽しめます。

食事処はもちろんの事、マッサージやエステ。ヘアーサロン、コインランドリーも入っています。またお座敷やカラオケもあり、宴会もできます。これだけ充実して料金はたったの470円で、プラス160円でサウナも利用できます。

激レア24時間風呂

銭湯は毎日洗い、湯を張りなおさなければならないので、24時間営業の「銭湯」はあまり一般的ではありません。どんなに遅くても24時には閉まってしまいます。

スーパー銭湯クラスでもそれは同じで、スパでも朝~翌早朝までと、だいたい1時間~2時間ほどの入れ替え時間が入ります。

横浜市で24時間営業の入浴施設を探しましたが、今はもう見つける事ができませんでした。横浜市営地下鉄ブルーラインの伊勢崎長者町駅近くに、24時間営業の「スパニュージャパン」がありましたが2017年8月31日に、33年の歴史を持って惜しまれつつ閉館してしまいました。

関内にも近く「誰でもいつでも」をモットーに、仕事帰りの人々がよく利用していました。値段も1500円とスパとしては格安の値段でした。

横浜の駅から近い銭湯

横浜駅西口から徒歩5分「SPA EAS」

「SPA EAS(スパイアス)」は横浜駅西口から徒歩5分という絶好のアクセスや至れり尽くせりのサービスで全国的にもランクにあるのスパです。横浜の地下から湧き上がる天然温泉や、アロマの香りが立ち込める岩盤浴、中国やタイの伝統に乗っ取ったマッサージなど、ありとあらゆるリラクゼーションが堪能できます。

特になのはフィンランド式サウナ「ロウリュウ」で、1日8回先着順で体験できます。サウナ室中央にあるサウナストーンにかけるアロマオイルは、毎回違った香りが楽しめ、季節のイベントごとの特別な香りや演出も行われています。

岩盤浴やロウリュウは男女共有で利用できるので、家族やデートにも利用できるスパです。

駅から徒歩1分! 超駅近銭湯

横浜駅から少し外れた所にも、駅から超近いアクセス抜群の銭湯があります。まずは横浜駅から東急東横線で一駅の「反町駅」の目の前にある「反町浴場」は大人470円で露天風呂にも入れるコストパフォーマンスが高い銭湯です。

その隣にある東白楽駅前にある銭湯「徳の湯」にも露天風呂があり、ラドン温泉の人工温泉になっています。横浜駅から7駅目にある綱島駅前の銭湯「東京園」は東京ラジウム温泉がかけ流しです。

また相鉄線で横浜駅から6駅目にある上星川駅の南口には「上星川浴場」があります。赤外線のサウナがで、ラドン温泉もあります。

横浜でハッピー銭湯ライフ

横浜は観光地のイメージが強く、温泉のイメージはなかった人も多いでしょう。しかし神奈川県の温泉地にも負けず劣らず、横浜市内の銭湯もスーパー銭湯もスパも独特の「ウリ」がある事をわかっていただけたのではないでしょうか。

もし今度横浜観光をすることがありましたら、ぜひ銭湯巡りも検討してみてください。きっとおしゃれな観光地のイメージとはまた違った、新たな横浜の魅力に気がつけるでしょう。

初回公開日:2017年11月16日

記載されている内容は2017年11月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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