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山梨のいちご狩りスポット|エリア別/有名農園/特徴別

更新日:2023年10月28日

山梨県は、古くから果物の生産が盛んで、国内の果実の生産地となっています。各種の果物を栽培する観光農園が数多くあり、さまざまな果実のフルーツ狩りが楽しめます。中でも、いちご狩りは子供にも大人にも大です。山梨県のいちご狩りスポットをご案内します。

山梨のいちご狩りスポット|エリア別/有名農園/特徴別

山梨にはいちご農園がたくさんある!

山岳地が多い山梨県は、昼と夜の気温の差が大きく、その気候と水はけのよい土地は果物の栽培に適しています。山梨県では古くから果実栽培が盛んに行われ、国内のフルーツ生産地となっています。

山梨県内には果実栽培を行う農園が数多く存在し、イチゴを栽培・販売する観光農園もたくさんあります。首都圏や中京圏からのアクセスも良好で、県内外からいちご狩りを楽しむ多くの人が訪れています。

山梨の有名ないちご狩り農園

松里果樹園

山梨県の甲州市にある「松里果樹園」は、時間無制限で食べ放題が楽しめるいちご狩り農園です。完全予約制で来園者ごとに専用ブースが用意されるため、時間を気にせずにマイペースでいちご狩りができます。完全予約制であるため、摘み取るイチゴが不足することもありません。

ハウス内のスペースは広々としており、車椅子の利用でも安心していちご狩りが楽しめます。15種類のイチゴが時間無制限で食べ放題の「よくばりグルメコース」が好評です。紅ほっぺ、章姫、さちのか、とちおとめ、アスカルビー、アイベリー、甲斐姫、クィーンベリー、とよひめ、女峰など、数多くのイチゴ品種を栽培しています。

いちかわベリーハウス

山梨市にある「いちかわベリーハウス」は、富士山を眺めながらいちご狩りが楽しめる観光農園です。地下100mから汲み上げられた天然ミネラル水と、液体の肥料を使用してイチゴを栽培しています。体にやさしい「低農薬いちご」が評判です。安全なイチゴが食べられる、のいちご狩り農園です。

高設養液栽培を行っているため、イチゴは土に触れることがなくとても衛生的です。バリアフリー完備の全天候型農園であり、ベビーカーや車椅子の利用でも安心していちご狩りができます。イチゴの品種は、あきひめ、紅ほっぺ、さちのか、アスカルビー、アイベリー、あかねっ娘(ももいちご)などを栽培しています。

笛吹川フルーツ公園

山梨市にある「笛吹川フルーツ公園」は、果物をテーマにした公園です。2013年にオープンした「わんぱくドーム」があり、天候の悪い雨天時でも楽しめる公園です。園内は花や果物で満ちあふれ、公園に隣接する「いちごランド」があり、誰もがいちご狩りを楽しむことができます。

いちごランドのハウス内では「高設養液栽培方法」が行われており、服や靴を汚すことなく立ったままの姿勢でいちご狩りができます。ハウス内の通路は広々としているため、ベビーカーや車イスの人も安心して楽しめます。栽培されている品種は、章姫、さちのか、紅ほっぺ、アスカルビー、さがほのか、などとなっています。

竜太園

竜太園は、山梨県甲州市の塩山地区にあるフルーツ農園です。いちご狩りをはじめ、さくらんぼ狩りやぶどう狩りも楽しめます。山梨県でを集める農園の一つであり、リピーターなど毎年数多くの人がフルーツ狩りに訪れます。園内はバリアフリーになっており、車椅子やベビーカーの人も問題なく利用できます。

いちご狩りでは、紅ほっぺや章姫などさまざまなイチゴを食べることができます。30分間の食べ放題では、プライベートスペースを確保してもらえるため、マイペースでいちご狩りを堪能できます。紅ほっぺや章姫の他に、アイベリー、レッドパール、アスカルビー、やよいひめ、さちのか、もういっこなど、さまざまな品種を栽培しています。

前田農園

前田農園は、大自然の中でイチゴを栽培している観光農園です。高設養液栽培のためイチゴの位置は胸の高さにあり、楽な姿勢でいちご狩りが楽しめます。全天候型設備のハウスが設置されており、ハウス内は暖かく雪や雨が降ってもイチゴ狩りができます。

また、施設内はバリアフリー設計のため、ハイヒールやベビーカー、車椅子の人でも楽しくいちご狩りができます。イチゴは土に触れていないため衛生的であり、あきひめや紅ほっぺなど6種類以上のイチゴを食べ比べることができます。予約をすると特定のプライベートエリアを用意してくれるため、貸切感覚でいちご狩りを楽しむことができます。

エリア別山梨のいちご狩りスポット

【5位】笛吹市のいちご狩りスポット「林いちご園」

山梨県の笛吹市にある「林いちご園」は、JR石和温泉駅からタクシーで7分ほどの場所にあり、電車でのアクセスにも便利な農園です。いちご狩りは1月上旬から5月下旬まで楽しむことができ、3種類(章姫、紅ほっぺ、かおりの)のイチゴを好きなだけ食べることができます。

イチゴは高設養液栽培で育てられており、立ったままの楽な姿勢でイチゴを摘むことができます。ハウス内の通路は広く、ベビーカーや車椅子の人でも安心していちご狩りが楽しめます。また、いちごの消ゴムセットやイチゴ味のようかんなど、お土産品も販売しています。近隣には石和温泉もあるので、いちご狩りの後で温泉を楽しむことができます。

【4位】勝沼町のいちご狩りスポット「あすなろ園」

山梨県の甲州市勝沼町にある「あるなろ園」は、山梨県内を通る中央自動車道勝沼ICのすぐ近くに位置しています。約3万5000平方メートルもの広大な敷地を有し、大型バスや乗用車が100台以上収容できる駐車場を完備しています。あるなろ園は、イチゴをはじめサクランボ、桃、ブドウなどを栽培しており、年間を通してフルーツ狩りが楽しめる観光農園です。

イチゴの種類は、紅ほっぺ、章姫、とちおとめ、あすかルビー、さちのか、あかねっ娘など、約10品種のイチゴを栽培しています。また、園内の敷地には、そば処とソフトクリームハウスも併設されています。山梨県の郷土料理である「ほうとう」や、各種フルーツ味のソフトクリームを楽しむことができます。

【3位】石和町のいちご狩りスポット「石和いちご館青柳」

山梨県の笛吹市石和町にある「石和いちご館青柳」は、多彩なイチゴが食べられる観光農園です。ハウス内では高設養液栽培を行い、安全で美味しい12種類のイチゴを栽培しています。水を最大限に綺麗にする「ピュアキレイザー」を導入しており、イチゴの安全性に自信を持っている農園です。

ハウス内は広々としたバリアフリー設計であり、ベビーカーや車椅子でも無理なく移動できます。高設栽培を行っており、子供や高齢者も楽にいちご狩りができます。いちご狩りではプライベートエリアが確保されるため、マイペースでいちご狩りを楽しむことができます。ハウス内の中央にベンチが設置されており、休憩を取りながらいちご狩りができます。

【2位】山中湖周辺のいちご狩りスポット「富士忍野ベリーランド」

山梨県の忍野村(おしのむら)にある「富士忍野ベリーランド」は、山中湖をはじめ富士五湖のほど近くに位置する観光農園です。富士山麓に位置する忍野村は、忍野八海からの湧水の地として有名で、国の天然記念物、名水百選、山梨県の新富嶽百景に選定されています。

ミネラル豊富な天然水と、高原の爽やかな気候で育ったイチゴはジューシーで、「富士忍野ベリーランド」で栽培される糖度の高いイチゴが大好評です。寒暖の差が激しい高原で育ったイチゴは、深い甘みと心地よい酸味があります。

安心で安全な高設養液栽培を行っており、紅ほっぺとあきひめの2種類のイチゴ狩りができます。収穫したイチゴを使って、ジャムづくり体験やパフェづくり体験もできます。園内には展望テラスも完備されており、富士山の全景や四季折々の花々の風景が楽しめます。

【1位】甲府市のいちご狩りスポット「土方洋蘭いちご園」

山梨県の甲府市にある「土方(ひじかた)洋蘭イチゴ園」では、1月上旬から5月下旬までいちご狩りができます。洋蘭栽培35年の歴史があり、山梨県でも希少な観光農園です。園内ではコチョウランやシンビジュームなどを栽培しており、美しい季節の花に囲まれていちご狩りを楽しめます。

イチゴが栽培されているハウスでは、高設養液栽培により棚上で育てられているため、立ったままや車椅子で楽にイチゴを摘むことができます。また、ハウスの入り口にはカフェが併設されており、花に囲まれたオープンカフェでゆっくり寛ぐことができます。

特に、イチゴのシロップをかけたかき氷や、完熟イチゴをたっぷり使用したパフェが好評です。冬の間は椎茸も栽培しており、肉厚で美味しい椎茸はイチゴとともに大好評です。いちご狩りはもとより、充実した時間を過ごせる農園です。

特徴別による山梨のいちご狩りスポット

フルーツ狩りツアーで大「見晴し園」

山梨県の笛吹市にある「見晴し園」では、イチゴやりんご、桃、ぶどうなど、各種果物が栽培されています。見晴し園は、一年中フルーツ狩りが楽しめるスポットとして、山梨県でとても注目されている農園です。

見晴し園は、大型バスが30台も駐車できるほどの、広大な敷地を有する観光農園です。山梨県内はもとより県外の人にも注目される農園であり、フルーツ狩りのツアーなどでもを集めています。駐車場の奥には展望台があり、南アルプスと甲府盆地を望む眺望も魅力的です。

いちご狩りの時期は1月から5月ですが、4月1日から4月20日までの間は、桃の花見をしながらいちご狩りができます。春のいちご狩りの時期は、ピンク色に染まる甲府盆地の風景がとても鮮やかです。

JR山梨市駅から近い「まるせい農園」

山梨市内にある「まるせい農園」は、JR山梨市駅からタクシーで約5分の場所にあります。山梨市駅から徒歩でも15分程度で、電車でいちご狩りへ行く場合に便利な農園です。他の農園より一足早く、まるせい農園では12月下旬からいちご狩りが楽しめます。

まるせい農園は小規模のため、いちご狩りにおいては来園者数を調整しています。そのため、混雑することがなくいちご狩りをゆっくりと堪能できます。年間約45万人が訪れる温泉「ほったらかし温泉」が近くにあり、いちご狩りのみならず温泉を楽しむこともできます。

無農薬栽培にこだわる「出井絹江農園」

山梨県甲府市の小曲町は、長い日照時間と豊富な地下水に恵まれた地域です。小曲町の「出井絹江農園」は、全国でも珍しいとされる、無農薬・無肥料でイチゴを育てています。出井絹江農園は、自然にやさしい農業である「エコファーマー」にも認定されています。

無農薬栽培は、手間がかかり病虫害の被害を受けることも多いため、生産できるイチゴの量は限られています。それでもオーナーは、「量より質」にこだわってイチゴを育てています。無農薬の美味しいイチゴは大好評で、いちご狩りの予約が順番待ちになることもあります。予約ができない場合は、直売イチゴを購入するという方法もあります。

時間無制限で楽しめる「ぐるめいちご館前田」

山梨県の中央市にある「グルメいちご館前田」は、食の安全にこだわり、残留農薬ゼロのイチゴを販売している農園です。基本料金のみで5品種のいちご狩りができ、時間無制限でゆっくりとイチゴを摘んで食べることができます。

完熟したイチゴは、練乳が要らないほどに甘いと評判です。ハウス内はバリアフリー対応で、立ったままイチゴを摘むことができ、車椅子やベビーカーでも安全にいちご狩りが楽しめます。ナイター設備を完備し、夜間のいちご狩りにも対応しています。自家製のオリジナルスイーツも好評です。

安い料金で6種類のいちごを食べれる「飯島フルーツファーム」

山梨市にある「飯島フルーツファーム」は、高設養液栽培を採用しており、きれいなイチゴを立ったまま摘み採ることができます。ミツバチを使って自然交配させるなど、環境に配慮した方法でイチゴを栽培している農園です。

飯島フルーツファームでは、あきひめ、紅ほっぺ、アスカルビーなど、最大6種類ものイチゴをリーズナブルな料金で味わえます。ハウス内の通路はとても広く、ベビーカーや車椅子、ハイヒールの人でも安全にいちご狩りが楽しめます。事前に予約をすると、優先的にプライベートスペースを確保することができます。

ネット予約もできる「ストロベリーファーム石原」

「ストロベリーファーム石原」は、山梨県の小曲町にあり、甲府盆地の南部に位置する農園です。有機栽培をモットーとし、夫婦2人で「エコファーマー」としてイチゴ栽培に励んでいます。有機質資材や減農薬につとめ、安心して食べれるイチゴの生産と販売を行っています。

自然に優しい有機質栽培のハウスの他に、車椅子やベビーカーでいちご狩りができるハウスもあります。休憩処も用意されており、いちご狩りの合間にゆっくり寛ぐことができます。いちご狩りは、12月下旬から5月下旬まで楽しむことができ、インターネットで予約することも可能です。

ペットと一緒にいちご狩り「山梨フルーツ中島農園」

山梨市にある「山梨フルーツ中島農園」は、笛吹川フルーツ公園から車で5分ほどの場所にあります。中島農園は、冬から春はいちご狩り、夏には桃狩り、秋にはぶどう狩りなど、1年を通してフルーツ狩りができる農園です。いちご狩りは、12月中旬から5月の中頃まで楽しむことができます。

「山梨フルーツ中島農園」の大きな魅力は、ワンちゃんと一緒にいちご狩りができることです。真冬でもハウス内は暖かく、雨や雪を気にせずワンちゃんと一緒にいちご狩りができます。高設栽培方式で足元の土はビニールで覆われているため、ワンちゃんも飼い主も土で汚れる心配はありません。

山梨でいちご狩りを満喫しよう!

山梨県にある多くの農園では、冬から春にかけてはイチゴ、夏にはサクランボや桃、秋にはブドウなど、年間を通してフルーツ狩りができます。国内の果実の生産を誇る山梨県は、まさに「フルーツ王国」です。

特に、冬から春に楽しめるいちご狩りは、ファミリーの冬場のレジャーとしても大です。山梨のいちご農園の多くは、食として安全で美味しいイチゴの栽培に努めています。美しい富士山を間近に望める山梨県、安全で美味しいイチゴと爽やかな景色はとても魅力的です。

初回公開日:2017年12月10日

記載されている内容は2017年12月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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