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トヨタの株主優待とメリット|配当/車両割引/制度/お土産

更新日:2023年12月15日

株主にとって株主優待は楽しみのひとつです。株式を長期保有するに当たってはこの株主優待を重要視する方が多いようです。そこで気になるのがトヨタの株主優待です。日本企業を代表する企業のトヨタはどんな優待を用意しているのでしょうか。

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日本を代表する企業トヨタ

超大手企業トヨタは、誰もが知っている自動車会社です。トヨタは、日本企業を総合した時価総額でも常にを独走しています。時価総額が約23兆円ととんでもない数字になっています。2位のNTTが約12兆円なので、2倍くらいの差があります。※2017年11月7日現在

そんな日本を代表する企業のトヨタの株主優待は、どんなものなのでしょうか。規模の大きさから考えると相当なものが貰えそうな気がします。今回は、そんなトヨタの株主優待制度について紹介します。

株主優待という制度について

トヨタの株主優待を調べる前に株主優待制度についてご紹介させていただきます。株主優待とは、株主に対して企業が感謝の気持ちを込めて贈るプレゼントです。株主優待の内容は、企業がそれぞれ自由にきめらられます。

例えば「自社の製品」であったり「デパート商品券」という事もあります。企業によっては、利回りが10%近くにもなる魅力的な株主優待もあるので、銀行に預けているよりも株を買ったほうが資産効率が良いです。ただし、株式投資ですので株価の変動は避けられません。世界的な恐慌や会社の業績不振などの事態には注意が必要です。

保有している株数によって株主優待の内容は変わる?

保有している株数によって、優待の内容が変わる事が多いです。たくさん持っている人の方が良い株主優待を受けられるのは当然の権利です。しかし、ほとんどの場合、保有株数と株主優待の質が完全に比例する事はありません。決められた株数を越えると優待が同じになってしまう事がほとんどです。

配当金に関しては単元ごとに比例して貰えます。優待が目的であれば優待をもらえる株数だけ保有しておけば良いでしょう。

株主優待を実施することで企業側にメリットはあるのか?

株主優待は、株主にとってお得な制度です。企業にはメリットはないのでしょうか。企業側としては魅力的な優待を行うことによって、長期保有してくれる株主を増やしたいという思いがあります。

すぐに手放してしまう株主ばかりだと株価は安定しませんし、資金のある投資家などによって会社が買収されてしまう危険性があります。また、配当金と違い株主優待は会社側の税金の負担も軽くなりますので、株主優待を実施することは企業にとってもメリットがあります。

トヨタの株主優待は?

調べて見たところ、トヨタには株主優待がありませんでした。トヨタが株主優待を実施しないのはなぜでしょうか。次は、トヨタが株主優待を実施しない理由について紹介します。

トヨタに株主優待がない理由は?

大手企業のトヨタが株主優待を実施しない理由はなぜでしょうか。優待を実施しないということは、投資をする側にとってメリットが薄いように感じます。それでは、トヨタ株を保有している意味は薄いのかと言うとそうではありません。

トヨタは、業績は上向きで安定しているので倒産するリスクが極めて低く、配当がほぼ間違いなく貰えます。さらに、配当を年に2回実施しています。保有しているだけで資産が増えるという長期投資するにはうってつけの企業です。

トヨタは株主優待で車両割引はないのか?

トヨタは、車の会社なので車両割引とかしても良さそうなんですが、どうなのでしょうか。少し考えて見ると、一般の人は車は一台買うとしばらく買いません。そうなるとm必然的に転売や人に譲渡するという使い方になってしまいます。

そうなると、株主に感謝して送った優待を株主以外の方が使用してしまうことになってしまうので、優待の意味が薄くなってしまうのではないでしょうか。さらに、割引をするなら新車になります。新車は高価です。安くとも100万近くするでしょう。下手に割引を優待にするよりも、配当金をあげろという株主が多いということも理由にあげられます。

トヨタの株主総会について

上場企業は、どんな企業でも株主総会を開催します。株式を所持している企業からお知らせがありますので、参加する方は開催される場所に招待状を持って行きます。大概は、決算報告書などと一緒に送られてきます。参加するかしないかは自由です。

日本を代表する企業のトヨタ自動車の株主総会はどんなものなのでしょうか。今年の株主総会は、愛知県豊田市にあるトヨタ自動車本社にておこなわれました。最寄り駅からバスで来場する方法か自家用車で来場する方法が一般的です。

普段は従業員しか停めることのできない従業員用駐車場を、株主総会ように特別に解放してくれているので、車での来場がかなり多いです。周辺の道路は必ず渋滞します。なるべく、駅からバスを使っての来場をした方が良いでしょう。

株主総会の流れ

トヨタの株主総会は10時から開会します。オープニングは、議長である豊田章男社長のご挨拶から始まります。そして、以下の流れで進んでいきました。

1.監査役会の監査報告
2.事業報告、単独計算書類および連結計算書類
3.決議事項について
4.質疑応答
5.採決
6.閉会

一般的に株主総会は形式上のものが多いようですが、トヨタの株主総会は質疑応答もしっかりと行っていてやはりしっかりとした会社である事が感じられます。基本的に総会の採決に意義を唱える方はいらっしゃいません。唱えたとしても、よほどの大株主でもない限り意義は認められません。

株主総会で章男社長が話した事

今年の株主総会では章男社長はこんな事を話したそうです。以下、引用文になります。

自動運転や、新たなライバルの出現に関して、豊田章男社長は「攻めと守り」という言葉を使っていました。IoTなど、これからの技術への取り組みを攻めとするならば、トヨタの80年にわたるビジネスモデルが守りである。そのどちらも大事であり、「今日を生き抜かねば明日はない、だが明日を生き抜く力も必要だ」とまとめていました。「攻め」に関しては、今年は徹底的に競争力を磨く年にしたい、とも強調していました。

出典: http://kabukiso.com/column/soukai/2017_toyota.html |

章男社長の言葉にもあるように、今日だけを頑張るのではなく、明日の事も考えなければならないという言葉に大企業の社長である章男社長の考え方が表れているように感じました。

株主総会のお土産

大抵の企業は、株主総会に出席してくれた株主にはお土産をくれます。お土産の種類はたくさんあり、自社の関連商品を配る企業もあれば、全く関係のない物を配る企業もあります。どんな物でも企業の株主を思う気持ちが伝わってくるものであればありがたく感じます。株主総会を渡り歩いてお土産を貰い歩いたりしてみるのもおもしろいです。株主にはその権利があります。

トヨタの株主総会のお土産は?

株主総会では、企業がそれぞれ株主に対してお土産を用意していると前述しました。それでは、今回のテーマになっているトヨタの株主総会で配られたお土産とはどんなものでしょうか。日本を代表する企業のトヨタがどんなお土産を配るのかとても気になります。下記は、実際に今年の株主総会に出席した方が書いたものの引用文になります。

トヨタは車の会社ですから、車の会社らしい粋なプレゼントです。トヨタヴィッツでなくヤリスと言うところもファンの心をくすぐります。非売品ということなので、トヨタの株主は総会に出席した甲斐があります。コレクターならばぜひともトヨタの株主になって毎回株主総会に参加しましょう。毎回ミニカーとは限りませんが、もしかしたら株主総会限定のミニカーが貰える可能性があります。

今年のお土産は、「ヤリスWRC2017 1/43モデル」のミニカーでした。ヤリス?と思うかもしれませんが、ヤリスはヴィッツの海外名ですので「ヴィッツラリーバージョン」とほぼ同じ意味です。

かなり精巧に作られているのがわかります。ヴィッツとは思えない、いかついマスク、ど派手なリアスポイラーも再現されています。一応非売品なので、コレクターの方やラリーファンの人にはうれしいアイテムなのではないでしょうか?株主の中には「孫への土産ができた」と喜んでいる方もいました。このようなお土産を実施する企業は限られますが、ちょっとお得な気分になりますね。

出典: http://kabukiso.com/column/soukai/2017_toyota.html |

トヨタは日本を代表する企業

今回は、大手企業のトヨタの株主総会や株主優待についてご紹介しました。調べて見ると、トヨタは株主優待を行っていてい無いことがわかりました。トヨタほどの企業になると株主の数も膨大ですから、何かを株主優待するとしても管理が大変になってしまうことも理由としてあげられます。株価もそう簡単に手が出る値段ではありません。現在の株価で7000円くらいになっています。※2017年11月8日現在

7000円ということは単元株数が100ですので、購入するには70万円ほど必要になってきます。7000円というと17年9月の始値で6215円ですので、約800円くらい値上がりしたということです。トヨタほどの大型株が2ヶ月でこれだけ上がるのはかなりレアケースですが、単純に考えて9月に買って11月に売ればそれだけで約8万円のキャピタルゲインが得られます。※手数料や税金がかかるので実際はもっと少ないです。

初回公開日:2017年11月11日

記載されている内容は2017年11月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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