Search

検索したいワードを入力してください

シフトロック|どんな時に使う?・解除できない場合の対処法

更新日:2024年01月21日

今回はシフトロック機能について紹介してきました。シフトロックについて知らない人にはもちろん、実際にシフトロックの解除がうまくいかない方にも向けた記事内容になっていますので、シフトロックについて気になっている方はぜひご覧ください。

シフトロック|どんな時に使う?・解除できない場合の対処法

シフトロック解除ボタンはどんな時に使うの?

シフトロックはどんな時に使うのか。これは、シフトロックという言葉を一度聞いたことがある方、もちろん始めて聞いた方にとって、当然浮かんでくるごもっともな疑問でしょう。

そこで、まずはシフトロック解除ポタンというものが、どういったものなのかということをはじめとして、どういった場面で使うものなのかというのを、皆さんに出来るだけわかりやすく紹介していきたいと思います。

AT車のシフトロックとは?

実は、このシフトロック解除というのは、端的に言ってどういった意味なのかというと、「これはシフトロックシステム」を解除するという意味合いのものです。それを説明するために、そもそもシフトロックとは何なのかということをあえて説明します。

シフトロックというのはエンジンがついている場合に、ブレーキペダルを踏みこんでいない状態では、自動的にシフトレバーがP(パーキング)またN(ニュートラル)から動かないように誤操作を防ぐために作られたシステムのことを言います。すなわちこれは我々にとって非常に大切な安全システムとして成り立っているものになります。

これによって、誤ってエンジンを切った時などに車が動き出すのを、防いでくれるという役割を果たしてくれるのです。

MT車のシフトロックとは?

先ほどは、オートマティックの車に関して行われるシフトロックについての説明でしたが、今度は、マニュアルの車に行われるシフトロックについて説明したいと思います。まず、マニュアルの場合のシフトロックは、シフトダウン時に一時的にタイヤをロックする状態になるといった説明をする方もおおいです。

しかし、実はこれはドリフトテクニックの一つとして知られていることが多いです。今回ご紹介している内容のシフトロックは、マニュアルの車であっても同じで、安全装置についての内容です。こちらもエンジン始動時に突然走り出すようなことがないように、自動的にシフトレバーをロックしてくれるシステムのことを指しています。

車のシフトロック解除はどんな時に使う?

このように、シフトロックについては、いくつか意味合いを間違えている方はいらっしゃいましたが、基本的にこのシステムは車には、現在なくてはならないと考えられている安全システムです。

では、実際にどういった時にシフトロックを解除する必要があるのでしょうか。基本的にシフトロックを解除しなくてはならないような場面ということで考えられるのは、車に故障が起きた際です。

シフトロックはエンジン始動中、ブレーキペダルを踏んでいないとシフトレバーがPかNに固定されてしまうため、エンジンがかからなくなってしまった故障時にはそのシステムを解除し動かす必要が出てきます。

基本的にはそうしたエンジントラブルの際に使用するのが、このシフトロック解除であると考えられるでしょう。

車種別!シフトロックが解除出来ない場合の対処法は?

シフトロックという私たちの安全を守ってくれる大事なシステムが車には搭載されているのですが、実はこのシフトロックを解除したいと思った際に解除できなかったという声をあげている方も多くいらっしゃいます。

おそらく、車側のシフトロックに繋がるワイヤーが原因といったものから様々にあると思うのですが、そうした「シフトロックが解除できなかった場合」の対処法を以下では車種別に紹介していきたいと思います。

ラパンでシフトロック解除が出来なかった場合は?

こちらのラパンも残念ながら、シフトロックの解除が行えないといった声がいくつか上がっているようです。そこで、考えられる原因としてあげられているのはいくつかあるのですが、ここではその対処法としてあげられているものをご紹介したいと思います。

こちらのラパンのシフトロック解除の流れとしては、初めにブレーキを踏み、そしてそれがスイッチと作用し、電磁スイッチに作用しシフトロック解除という流れになっています。

そのため、このブレーキを踏んだ時のスイッチとの連動が図れなくなる原因としてスイッチの高さを調節し上手く嚙合わせるという方法がありました。そのため、ラパンの場合はこうしたスイッチどうしがしっかりかみ合っているかを確認することが必要なのではないでしょうか。

タントでのシフトロック解除とは?

タントですが、実はこのタントにはシフトロックを外すスイッチがありません。そのため、前回運転した際にエンジンを切った時などに、ハンドルが曲がったままになっていたりなどの条件が起きると、次回運転時の際にエンジンがかからなくなってしまうといった事態を引き起こしてしまいます。

実際そうした「エンジンがかからない!」といった緊急の声もたくさん見られるのですが、タントの場合はそうした時にイグニッションスイッチというものがありますので、そちらをONにするかACCにすることでシフトレバーが動くようになるということでした。

そのため、ハンドルをまっすぐにして、イグニッションスイッチをONにすることでまたエンジンをかけることが出来ます。

サンバーでシフトロック解除が出来なかった場合は?

サンバーですが、こちらもシフトロックの解除が出来ないといった声がいくつかあがっているようです。そしてそうした方の傾向として、シフトレバーの動作速度が遅い年配の方や、女性の方が多いという傾向にありました。

ですので、シフトレバーを動かす際に、なるべく早めに操作すれば一時的にはシフトロックの解除は可能になるといった方法がありました。

実はサンバーで起こるこの現象は故障といったわけではないようで、もともとこうした仕様がサンバーには含まれているということが分かりました。

そのため、もしシフトロックの解除が出来ないとお困りの方がいらっしゃいましたら、シフトレバーの操作を少し早めに行うことを試してみてはいかがでしょうか。

エスティマでシフトロック解除が出来なかった場合は?

エスティマですが、こちらは現在のものはシフトロックの解除スイッチが付属していないようです。そのため、動かなくなってしまいどうすればいいか分からないといった声も多く上がっています。

そこで、みなさんがされている対処法をご紹介したいと思います。まず、ブレーキペダルを普段よりも力強く押し込むという方法です。

それから、エンジンキーをACCにしたり、ONにしたりというのを繰り返して動かしたという方法などがありました。エンジンキーを差し込む際にハンドルの奥にあるカバーの下部分をとると見える金属の棒が邪魔をしてシフトが動かなくなることがあるります。

そのため、エンジンキーを差し込む際に、そちらの金属の棒も一緒に押し込むことで、再び走り出すことが出来ます。

ekワゴンでシフトロック解除が出来なかった場合は?

ekワゴンについてですが、こちらは部品交換によってシフトロック解除が出来ないといった問題を、実際に解決している例がありました。

自動変速機の誤操作防止機構において、キーインターロックケーブルのかしめ工程が不適切なため、アウターケーブル内径が小さくなり、高温条件下で当該ケーブルの摺動抵抗が大きくなるものがあります。そのため、ロック機構が解除されず、セレクトレバーがパーキングポジション(P)から操作できなくなるおそれがあります。

出典: http://bbs.kakaku.com/bbs/70100410122/SortID=4977095/ |

ekワゴンについてはこのように、もともとの製造過程においての不備によって、エンジンキーを差し込む部分に関しての不良が起きやすいために、部品交換が必要になる場合が多いのではないでしょうか。

シフトロックが故障した場合は何が原因と考えられる?

シフトロック機能はこのように私たちにとっては安全なシステムの一つとなっているのですが、一方でエンジンが始動しない場面では作動しないために、却ってそのことがトラブルを招いているといった例もあるようでした。

ここからはそうしたシフトロックがうまく使えない、つまり故障した状態になった場合に必要なことや気を付けておきたいことについてご紹介したいと思います。

ソレノイドの交換が必要?

実は、シフトロックが使えなくなる原因としては、ブレーキペダルや、シフトレバーの位置を検知するマイクロスイッチの故障、といったものが考えられます。

他には、シフトロックの解除を担っている「シフトロックソレノイド」の故障が考えられます。このシフトロックソレノイドという部品は、いわゆる走行時などにPからDにシフトチェンジなどをする際に、中でシフトロックを解除するという役割を担っている部品になります。

そのため、一般的にシフトロックの解除が出来ない場合、こうした部品の故障が考えられるといったことがあるので、トラブルに合った際はまずは焦らずに専門知識を持つ人に問い合わせてみましょう。

ソレノイド交換にかかる修理代は?

もし、シフトロックソレノイドの部品が壊れていて、その部品を交換しなくてはならないとなった場合に一般的にはどのくらいかかるのか、気になる方も多いかと思います。

実際にソレノイドを交換した方の例では、ソレノイドスイッチの価格は18,900円といったもので、メンテナンス(工賃)代として7,000円ほどかかっていました。

つまり、合計すると26,900円ほどの修理費用はかかるということが分かりますので、参考にしてみてはいかがでしょうか。

シフトロックに関するトラブルは意外と多い?

ここまでシフトロックについてみなさんに詳しく説明してきました。今回はそうした中でも、シフトロックの解除方法についての車種別の具体的な対処法についてを中心に、シフトロックの修理などに関することをご紹介してきました。

実際に調べてみると、かなり多くの方がシフトロックの解除が出来ないことについて困っているようでした。

シフトロックは、私たちの安全を守るための大切な機能ではありますが、使い方については知らない方も多いかと思います。ですので、今回を期にご自分の車のシフトロック機能について確認してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年08月29日

記載されている内容は2017年08月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related