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【車種別】車中泊ベッドの自作方法│ハイエース/シエンタ/エブリィ

更新日:2024年01月06日

車で旅行に行ったときに、ホテルがいっぱいで駐車場などで車中泊する。そんな時、シートに座ったまま寝ようとすると足が上手く伸ばせずに逆に疲れてしまうという人もいるでしょう。そんな時にお勧めなのが、車中泊用簡易ベットです。その簡単な作り方を紹介していきます

【車種別】車中泊ベッドの自作方法│ハイエース/シエンタ/エブリィ

車中泊のベッドを自作する方法

車中で泊まる場合どうすればいいのか

何らかの事情で車中泊で泊まる場合やペットと車中泊をする場合、どうしたらいいのでしょうか。この記事では、車中泊をする場合に作りたいベッドの作り方や、ペットと車中泊できる広さを持つハイエースやエブリィなどの車中泊ベッドメイクのやり方などをご紹介いたします。

イレクターパイプを使用したペットと泊まれる車中泊ベッドの自作方法

車中泊用ペットでマテリアルはこれがお勧め

まず土台のマテリアルはイレクターというパイプを使っています。大きめのホームセンターならたいてい取り扱っているはずですので、旅先で急にベッドが作りたいという状況に追い込まれてもなんとかなります。

イレクターはパイプとそれを接続するジョイント部品が豊富に揃っているため、車中泊用のベットを簡単に作れます。車中泊のフレームとしてもとても使いやすい物です。

また、パイプはプラスチックで覆われた空洞の鉄パイプを使用しますが、糸鋸などの専用のカッターがあるため好みの長さに簡単に切断できるので安心して作業ができます。専用の接着剤もあるのでジョイントとパイプを完全に固定できます。そして構造を考えて組めば人が乗っても全く問題ないくらいの強度がだせます。

やはり基礎はしっかりと作る

材料が揃ったらいよいよ組み立てていきますが、どういう土台が必要になるのかいきなりは分からないので、車の使い方も踏まえて構想を練ります。例えば、移動時は家族三人が一列目と二列目のシートに分かれて移動するという場合、三列目は使われないでいるため、ベット場として利用できます。

ただし、車中泊以外で車を利用する場合、大人数で移動することも想定して、三列目シートを外すことはできません。

そんな時は、ベッド部分のシートをフルフラットにしてその上にフレームを組むことにしました。車のシートをフルフラットにできると、マットレスを平らに敷くことができ、室内空間も最大限広く使用することができるので、片付けもスムーズになるという点でも車中泊をするのに都合がいいという訳です。

フレームをバラバラにしておくことによって、コンパクトになる

そして、移動中に邪魔にならないよう、すべてのフレームをバラバラにできるように作るとなお便利になります。バラバラにできるとコンパクトになるうえ、車から一度も出ずにベッドを組み立てられます。

雨が降っていたりして外にあまり出たくないような時でも、特に女性など、虫などが気になったりして車内に居たいという時でも、この方法なら何も心配することなく作業ができるので一石二鳥です。

また、フレームを組み立てるときの簡便性を考えて、決して一列目はベッドには使いません。二列目や三列目をフルフラットにしてその上にフレームを組みます。家族だけで移動中などの時は三列目はフレームとマットを組んだままでこの上を荷物置き場として使えるのでとても便利です。

ペットと一緒に車中泊をするとき、気を付けておきたいポイント

また、飼っているペットと一緒に車中泊したいという場合もあります。ペットを飼っていると旅行を躊躇してしまいがちです。ペットと一緒に泊まれる宿はそこそこな数しかなく限られてしまいます。

移動も鳴き声やにおいなどが原因で周りの目が気になってしまい、公共交通機関を気軽に使うというわけにもいきません。しかし、そんな問題も車中泊の旅ならば一挙解決できてしままうのが車中泊の良いところです。大好きなペットと一緒に気軽に楽しい旅行ができます。

とはいえ、どんなペットでも簡単に車中泊の旅ができるわけではなく、またペットを連れて行く場合の留意点もあります。そもそも、車に慣れさせたり普段から躾けておいたりしておかなければ結局周りに迷惑がかかり元も子もありません。

ペットをクルマに慣れさせる

いきなり長距離の旅に出る前に、まずは基礎中の基礎として、ペットを車に慣れさせるべく高速道路を使わず1時間程度走るだけで行ける場所へ軽めのドライブにでかけましょう。あまりカーブの多い道は走らず、スピードも控えましょう。おとなしく座り喜んで景色を眺めてくれるならば成功です。これからも一緒に楽しいドライブができるでしょう。

しかし、クレートに入れたままだと、ペットの気持ちが閉塞的になてしまう結果に繋がってしまい、逆効果になってしまう恐れがあります。また、どうしてもペットがクルマに酔ってしまう場合はさすがに長旅に耐えられそうにありませんので、これくらいなら酔わないというレベルをドライブで見極める必要があります。

ペットが噛まない吠えない様にきちんと躾ける

ペットにとって車中泊は日常と全く異なることを経験することになる訳ですから、車中泊はペットにとっては普段とは違う空気を存分に味わい続けることになります。ですから、ペットにとって環境が変わることはストレスになってしまう場合も多々ある訳です。

普段は落ち着いているペットでも旅先では見知らぬ人がそばを通ることも多く、他の人が飼っているペットに向かって自身のペットが吠えてしまい喧嘩に発展してしまうことも。むやみに吠えないようにしつけておくことが重要です。

しっかりとペットが行った事に対してペットが良い行動を快、悪い行動を不快と思えるようにし、飼い主の行動にしっかり従ってくれるように躾けましょう。まして人を噛んでしまったりすると大問題になりますので、噛まない吠えないという躾けは旅の大前提です。

ペットとの車中泊に必要なモノ

いくら躾がしっかりしていても、ペットにとっては車中泊により少しではあってもストレスがあるはずです。少しでもペットが安心できるように、車中泊中であっても普段と同じ環境がどうしても必要になります。1番簡単にできることはペットの食事に関してです。

ペットの食事は旅先だからと特別なものを与えるよりも、普段通りのものを与えた方が安心して食べてくれます。日程分の量よりもやや多めに持っていきましょう。後は、水飲みボトルとご機嫌とり用のペット用おやつも普段と同じものの方がペットも安心できるので用意しておきます。

また、トイレに関してのティッシュやウェットティッシュ、ビニール袋、におい消しスプレーなども普段と同じ物を準備しておきます。やはりこれらも普段から使っている物のほうがペットも安心してくれます。

車種別のペットと泊まれる車中泊ベッドの作り方

続いては、車種別にペットと泊まれる車中泊のベッドの作り方や必要なアイテム、ベッドの作り方などをご紹介いたします。どの車種も広々としていて、ペットとの快適な車中泊ができる車ですので、お持ちの方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハイエースの車中泊ベットの使い方

ここからは、さまざまな車種における車中泊用ベットの作り方を紹介していきます。まずは、トヨタの車ハイエースです。

まずは基礎の土台となるベッドの支柱のセッティングです。今回は鋼製束という、住宅用の補強パーツを使います。耐荷重が十分だしっかりしている点がとても良く、高さも自由に変えられるので、使う人の好みに合わせられますし、後は車中泊という事もあり車の幅にもしっかり合わせていくことも可能なので、ベッドの支柱としてとても使いやすい部品になります。

まず、縦に角材を3本並べてベッドの土台としたいので、左、中央、右の3列分支柱を立てます。ここで重要な点は、左右は鋼製束二2つですが、真ん中は鋼製束3つとし左から見て2・3・2の配置にする事です。

しっかりと固定することで頑丈なベッドができる

次に置く角材が落ちないように、支柱の台座は角材が落ちない方向に向けます。具体的には、左右の支柱は壁を向け、真ん中の支柱は、右、左、右、のように配置していきます。

そして、鋼製束は床に環境に優しい木ねじで固定します。横方向の力は加わらなはずなので、支柱一個につき2箇所しか固定してないが、それで十分なほど頑丈な車中泊用ベットになりますし、支柱にかかる負荷は垂直方向が支配的なのでそれほど気を使わなくて大丈夫です。ペットと一緒に寝転がっても安心です。

後は、車内の構造に合わせてうまくフィットするように木板から切り抜いたパーツを寝台として固定すればハイエース向けの車中泊用ベットの完成です。これはすぐに取り外しもできるので片付けもスムーズにできます。ペットも一緒に泊まれるほどの広さです。

シエンタは車中泊ベッドではなくシートがお勧め

次に紹介する車種はトヨタのシエンタです。シエンタと言えばトヨタ車の中でも代表的なミニバンとして好評な車です。しかし、この車は少し不便な点があります。荷台部にある段差や湾曲部です。

確かに、車中泊ベッドの仕様へとシエンタを改造すると、真っ平らな寝床を創出できて快適な寝心地を実現できることでしょう。ミニバンにしては大きめなので、足も延ばしてゆっくり寝られるでしょう。もちろん、ペットも車中泊しやすいでしょう。

しかしながら、シートと荷室の接続部などに段差や湾曲した部分があります。横に寝転がって寝ると、夜の間に体が痛くなってしまう恐れがあります。

そこで、こういった段差解消の方法として一番で、手っ取り早いのが車中泊用マットです。それを敷くだけで段差問題も一挙に解消されるので頼もしい助っ人車中泊アイテムです。

スズキのエブリィでの車内泊法

エブリイはスズキから販売されているワンボックス軽自動車です。軽自動車なのですが後部座席を倒すとかなりスペースが確保できるという優れた自動車です。大人2人くらいは楽に車中泊ができます。動画などで実際にエブリィで車中泊をして見た方の撮影した物もありますので、チェックしてみてください。

エブリィは車中泊向けの車なので、車中泊ベット用マットを引くことで快適に睡眠をとれる場所がすぐに確保できるのもエブリィの特徴です。上に示したようなマットを敷いて寝る場所を確保できれば、車中泊は誰でも簡単にできてしまいます。

ペットと一緒でも余裕で寝られるほどの大きさのシートですので、窮屈な思いも決してしません。エブリィは車中泊にはうってつけの車です。こちらのシートもホームセンターなどで手軽に買えるので安心です。

トヨタのアルファードでの車内泊法

トヨタのアルファードもペットと一緒に車中泊できるほどの広さをほこる大型のワゴンカーです。アルファードは、シートの段差を解消することによって、小型犬などのペットも一緒に車中泊ができるほどのクオリティーとなります。

アルファードでは、薄いマットだと背中が痛いという声が多いため、ONLY STYLEというメーカーから発売されている厚手の車中泊用マットがあるので、そちらを使用するといいでしょう。使い方もカンタンで、マットを敷くだけでアルファードのデコボコをなくすことができます。

ペットも快適に歩けるほど、高低反発なマットレスですので、人もペットも快適にアルファードで車中泊ができるでしょう。

スバルのフォレスタでの車内泊法

スバルのフォレスタは、1997年に発売され、2012年のフルチェンジモデルによって、進化をトゲてきた中型の車です。フォレスタの室内は外観からは想像できないほど車中泊には持って来いのサイズで、後部座席の後ろに車中泊がしっかりできるスペースが設けられているほど、広いのが魅力的です。

ペットと泊まれるような車中泊ベッドを作るには、水が漏れにくいと評判のカーゴトレーマットや車中泊用の専用マットセットが発売されていますので、そちらがです。また、さらなる快眠を求めているのであれば、フォレスタに対応したサンシェードを取り付けるのもいいでしょう。

スズキのワゴンRでの車内泊法

スズキから発売されているワゴンRは軽トールワゴンの車種で知られているスズキを代表するワゴンカーです。軽自動車なのに全高の高さが特徴的で、開放感がある車内を実現しています。

ワゴンRは車中泊ベッドを作るには最適な車種で、後部座席を全て倒せば折りたたみマットレスが入ってしまうという驚きの広さをほこります。ワゴンR専用の車中泊マットレスも発売されていますので、ペットとの車中泊も余裕でベッドメイクすることができます。

特にワゴンRのフルフラットモードでは、デコボコがあるため、車中泊をする場合は、必ずマットレスを敷いてからベッドを作ることをします。足も伸ばしやすく、快適だという声も多いので、ワゴンRを持っているならぜひとも車中泊を試してみましょう。

車中泊ベッドにマットは?

車中泊のやり方やカスタマイズの仕方がわかってきたら、今度は車中泊専用のマット選びに注目してみましょう。この項目では、車中泊ベッドにマットレスをご紹介いたします。

FIELDOOR エアベッド ダブルサイズ

車中泊での眠りにはとにかくこだわりたい、そんな方にイチオシ車中泊マットです。こちらのマットは、厚みが23cmと車中泊で使うマットとは思えないほど、ベッドで寝ている感覚になれるマットです。

上記はダブルサイズとなっていますが、車中泊にぴったりなシングルサイズもあります。使う時には、空気を入れて使うので、持ち歩きもとてもコンパクトです。空気量を調節すればお好みの硬さにできるのも嬉しいポイントです。車中泊だけでなく、テントでも家でも使えるアイテムです。

とても使い心地の良い商品でした。生地もベロア調なので、ゆったりとした気分になれて心地よいです。
空気逆流べんが付いているので慌てないで準備できました。

出典: http://amzn.asia/8dCkF0g%20 |

車中泊のベッドを作ってペットと快適な旅を!

いかがでしたでしょうか。今回は、車中泊ができるワゴンカーなどを中心にペットと泊まれる車中泊のベッドメイキングや車種別で車中泊できる方法などをご紹介してきました。車中泊をペットとともにするのは楽しいことですが、ペットと車中泊する時は、周りに気を遣いながらペットとの旅を楽しむのがいいでしょう。

車中泊ベッドを完璧にマスターしたら、かわいいペットとおでかけしてみましょう。いつもはペットを連れて行かないという方も、車中泊ベッドを作ってペットと旅行などを楽しんでみてはいかがでしょうか

初回公開日:2018年01月31日

記載されている内容は2018年01月31日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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