Search

検索したいワードを入力してください

【車種別】オイルフィルターの適合表・交換時期・値段相場

更新日:2024年01月12日

「【車種別】オイルフィルターの適合表・交換時期・値段相場」と題して、「【車種別】オイルフィルターの適合表」に関する正確な情報と、そのオイルフィルターの的確な交換時期と交換に際する値段の相場についてご紹介します。ぜひご参照ください。

【車種別】オイルフィルターの適合表・交換時期・値段相場

オイルフィルターとは

オイルフィルターというのは「エンジンオイルをはじめ、ATF(オートマチック・トランスミッション・フルード)やコンデンサー、油圧オイルから摩耗粉や汚れを取り除くために設置されているフィルター」のことで、主にエンジンルーム内で発生する「気化され排気された汚れ」をエンジンルーム内の各所で取り除く働きを持つフィルターのことです。

このオイルフィルターは定期的な交換が必要で、交換しないままでずっと使用し続けているとフィルターそのものが油分や汚れによって汚染され、かえって機器類に破損を及ぼす可能性があります。

オイル交換の正確な時期

オイル交換の正確な時期については基本的に「一年に一度」の割合で交換が勧められますが、このオイルフィルターの交換時期は「その車の使用頻度・走行距離数によって変わる」というのが正しい見方で、またガソリンの種類や車種によってもその交換時期は変わってきます。

たとえばガソリンを使用している車で普通車の場合は、15,000キロ走行した場合で「一年に一度」の交換、また軽自動車でガソリンを使用しており、15,000キロ走行している車の場合も「一年に一度」の交換の割合でよく、ガソリン車でターボ付きの車の場合は5,000キロの走行で「半年に一度」の交換目安が通常の割合です。

オイルランプの見方

オイルランプというのは、エンジンオイルが欠乏しているときに点灯するのをはじめ、エンジンルーム内の各機器類の異常を知らせる際にも「警報」の役目として点灯・点滅する場合があります。

基本的にオイルランプの見方で大切なことは「オイルランプが点灯してから早めに問題箇所を特定しておき、適切な処置を施す」という点で、これは場合によっては素人目にわかりづらいこともあるため、たとえばエンジンオイルを補充しても点灯が消えない場合は、専門業者に依頼して見てもらうことが勧められます。

一般的には「オイルの油圧が低下した場合」にオイルランプが点灯することが多く、このガソリンオイルの油圧の低下の理由にはさまざまな原因が想定されます。オイル量以外の異常の場合はエンジンルーム内の機器類の異常が高確率で想定されます。

オイルとエンジン機器類との関係性

エンジンオイルというのはガソリンの本来の揮発性を促進するだけでなく、エンジンルーム内の各機器類の働きを効率よく保たせる場合にも役立っています。ピストンとシリンダーの潤滑な作動を助ける働きや、各ピストンの間隔となる配管にエンジンオイルを注入することにより、機器類の摩耗による劣化を防ぐこともできます。

エンジンオイルを使用することは「その車のエンジンの調子を保つこと」と「ガソリンそのものの効能をアップさせる働き」とを同時に促進させることにつながるため、特にスポーツカーをはじめ、頻繁に車に乗る場合やディーゼルエンジン(軽油)などの燃焼性が高いエンジンを搭載している場合には、このエンジンオイルの使用が必須の項目となります。

エンジンオイルの効能

先述しましたが、エンジンオイルの効能は「潤滑油」という「機器類同士の働きを円滑にするための働き」や、また「ガソリンの揮発性を高めたり、燃焼後のガソリンに浮いてくる汚れを取り除く働き」を持っているため、本来はすべての車に必須のアイテムとして認められます。

しかしエコカーなどの電気自動で動く車の場合はこのエンジンオイルを使用しなくてもよく、主にガソリン車だけに対応する潤滑剤として用いられることになります。またエンジンルーム内のシリンダーやピストンの間の配管(隙間)にエンジンオイルを注入することで配管内を真空にすることもでき、さらに機器類の調子を密封によって助けます。

そして大事な点は「適度な冷却作用」がある点で、これはアルコールなどが皮膚から温度を奪うように、エンジンルーム内で発生する熱を適度に下げてくれる役割を持っています。

エンジン機器類の劣化を防ぐ

エンジンオイルの働きによる「潤滑剤の効果」、「シリンダーやピストンの間を真空状態にすることによる密封効果」、「エンジンルーム内の機器類を適度に冷ましておく冷却効果」、「エンジン内やガソリンそのものから出る汚れを払拭する洗浄効果」などをもって、エンジンオイルの働きには「エンジン機器類の劣化を防ぐ効能」が含まれています。

これはどんな車にも必要不可欠の働きであり、エンジンを長持ちさせるためにはこのエンジンオイルによる「機器内のメンテナンス」を必ず継続して行なっておく必要があります。そしてこのエンジンオイルを使用することによっても、どうしてもエンジンルーム内から排気という形で出る汚れを除去する働きを持つのがオイルフィルターです。

エンジンガソリンのメンテナンス

一般的に車のガソリンとして使用されているのは3種類であり、レギュラーガソリン、ハイオクガソリン、ディーゼルガソリン(軽油)の3種類によって多くの車種のガソリンを賄っています。

このガソリンの種類によってメンテナンスの方法も変わってくるため、一概に「どの車の場合も同じ方法でエンジンガソリンのメンテナンスを行えばよい」とは言えません。レギュラーガソリンの場合はガソリン補給する度にガソリンの入れ替えが行なわれるため、特に目立ったメンテナンスの必要はありません。

しかしハイオクガソリンの場合は、主にその使用車がスポーツカーや高級車が多いため、そういった車に搭載されているエンジンは揮発性・燃焼性が高いエンジンであるため、必ずガソリン補給時にオイル交換も一緒に行なうことがベストです。

オイルフィルターの交換時期

オイルフィルターの交換時期というのは主に「その車の走行距離数」が目安にされ、乗り始めた時期から日数を数えて、その日数で走った走行距離が高ければ高いほどオイルフィルターの交換時期は近付くことになります。

つまり、オイルフィルターの役割が「エンジンルーム内の汚れを払拭すること」にあるため、特に気化されて排出されるエンジン内の汚れやガソリンから出る汚れ・排気を取るためのフィルターなので、そのオイルフィルターの交換時期が「走行距離(ガソリンを燃焼させ続けた日数)」に比例するのは当然となります。

基本的に言われるオイル交換とオイルフィルターの交換時期は、「オイル交換が1万キロ」、「オイルフィルターが2万キロ」の目安となります。

車種別オイルフィルターの適合表

オイルフィルターの交換に際しても「車種別でそのオイルフィルター交換を適切に行なうための適合表」というものがあり、これはたとえば「ウィンドウズ10には10用の周辺機器を使用する」というあらかじめ決められた規定、さらにわかりやすく言えば「スマートフォンにはiPhoneのオプション機器類を使用できない」といった機種別のルールになります。

この機種別の機器類の使用ルールと同じく、このオイルフィルター交換にも車種別のルールというものがあり、その適合表にしたがう形でオイルフィルター交換を行なうことが必要となります。

一般的な車種別のオイルフィルターの適合表

先述しました車種別オイルフィルターの適合表の具体的な例をご紹介します。

・アイシス(車種)、ZGM11G, ZGM11W(形式)、3ZR-FAE(エンジン)、16/09-(年式)、90915-10003(年式)など
・MR2(車種)、SW20(型式)、3S-GTE(エンジン)、89/10-99/09(年式)、90915-10004(純正品番)など
・SAI(車種)、AZK10(形式)、2AZ-FXE(エンジン)、09/12-(年式)、90915-10004(純正品番)など

このように車種別で適合するエンジンやオイルが決められてあるため、オイルフィルターもこの車種別に見合った形で行なわれなければなりません。

オイルフィルターとオイルエレメントの違い

基本的にオイルフィルターとオイルエレメントというのは「同じもの」という認識でかまいません。ただその名称の呼び方によってオイルフィルターとエレメントとの違いがあるだけで、指している内容は同じになります。

オイルフィルターとオイルエレメントを英語で表記してみると、「oil filter element(オイルフィルターエレメント)」となり、この「oil filter」の部分だけを呼ぶ形で「オイルフィルター」が指摘され、またオイルエレメントの場合は「filter」の部分だけを取って呼称しています。

このオイルフィルターエレメントには種類が3つあり、それぞれ「フルフロー式」、「バイパス式」、「コンビネーション式」などと呼ばれており、それぞれの用途によってオイルフィルターエレメントの効果も変わってきます。

オイルフィルターのレンチサイズの調べ方

オイルフィルターのレンチサイズの調べ方について考慮する場合は、基本的に車専門店へ行って調べるか、あるいはインターネット環境下にある場合はネット検索ですぐに調べることができます。

上記を踏まえた上で、オイルフィルターのレンチサイズはまず車種によって違い、自分が所有する車種(オイルフィルター)に適したレンチサイズを使用しなければなりません。基本的にオイルフィルターの交換を行なう際にはトルクレンチを使用することが望ましく、トルクレンチはオイルフィルターのレンチサイズに合わせるのも簡単です。

このオイルフィルターのレンチサイズについて正確に知るためには、車を購入した際に付属している車両説明書にその辺りの情報も明記されてあるため、それを参照するのが一番よいです。なお「可変式」と書かれた場合がありますが、これは手で交換することを意味せず、レンチを使う上での手動を意味します。

オイルフィルターの交換方法の下準備

先述しましたように、オイルフィルターというのは車種によってそのレンチサイズが異なるため、あらかじめ適切なレンチサイズを調べておく必要があります。その上でトルクレンチを使用してオイルフィルター交換することが望ましく、たとえ「可変式」と説明書に書かれてある場合でも、それはレンチを使用した上での可変式の意味となります。

用意する道具としては新しいオイルフィルター、オイルフィルターレンチ、新しいエンジンオイル、新しいドレンワッシャ、ドレンボルトを緩めるための工具、ジャッキ(リジッドラック)、パーツクリーナー、ニッパー(備品として)などです。

まずボンネットを開けてフィラキャップを外します。そしてジャッキアップして車体を持ち上げ、トルクレンチでオイルパンに接続されているドレンボルトを緩めます。ドレインボルトを取り外し、廃油をポイバックへ落とします。

オイルフィルターの交換方法

先述でご紹介しましたオイルフィルター交換時の下準備が終わったら、いよいよオイルフィルターの交換に移ります。オイルフィルターは「エンジンに直接取り付けられている」場合が多く、ボンネットを開ければすぐにわかるでしょう。

そしてオイルフィルターを取り外す際は、一度フィルターを緩めるとすぐに取り外すことができますので、ここは手で取り外すことも可能です。取り外す際には中に溜まっていたエンジンオイルが流出する場合があるため、すべて除去してください。

オイルフィルター接続部の掃除を終えたら新しいオイルフィルターを取り付けて、パーツクリーナーでその周囲部位を掃除します。この際にトルクレンチを使用し、規定の力量・角度・サイズをもってオイルフィルターを取り付けます。古いドレンワッシャを新しい物に取り換え、オイルパンに新しいドレンボルトを取り付けます。

オイルフィルターの値段相場

オイルフィルターの値段相場は「オイルフィルターが車種別で違う」のとは別に、所有している車(のクラス)がどんな場合でもだいたい同じ値段で購入できます。たとえばセルシオやスカイラインタイプのオイルフィルターであれば、一般的には7,500円から8,000円のエンジンオイルを使用しますが、オイルフィルターは2,000円程度です。

これは軽自動車の場合でも同じで、軽自動車の場合ではエンジオイルが3,500円から4,000円程度になりますが、この軽自動車に使用するオイルフィルターも2,000円台で購入できます。

しかし先述しましたように、車種別と言うよりも使用しているエンジンやガソリンの種類によってオイルフィルターの値段は変わってくるため、たとえセルシオでもスカイラインでも、その使用しているエンジンが燃焼力の高い場合であれば値段も高くなります。

交換など

先で「オイルフィルター交換の方法」をご紹介しましたが、一般的に素人がする場合は専門知識がやや必要となるため、ほとんどの場合はディーラーや車専門業者に依頼することが多いです。

日産ディーラーやスズキディーラーなどの各種専門ディーラーがあるので、そこで自分が使用している車種に見合ったオイルフィルター交換を依頼しておくことによって、適切なオイルフィルターを取り付けてくれるだけでなく、他の周辺機器のさまざまなメンテナンスも受けることができるでしょう。

オイルフィルターが外れないときの原因と外し方

オイルフィルターが外れないときの原因と外し方については、非常に多くの車所有者が経験したことがある「オイルフィルター交換時の対策法」としても有名です。これは、オイルフィルターの働きがそもそも「エンジン内の気圧に吸い付くようにして働いているため、それによって通常外しにくい状況」が生まれます。

または前回にオイルフィルターの交換を行なった際に、規定値以上のトルク値で取り付けてしまったことによって、ネジの部分が歪曲(あるいは破損)してしまい、それによって物理的に外れなくなってしまっている場合もあります。

どうしてもオイルフィルターが外れない場合は、後者の「トルク値の規定値を無視してオイルフィルター交換を行なったこと」が原因として想定されるため、この場合はすみやかにディーラー(車専門業者)に依頼することが必要です。

オイルフィルターの構造・仕組み

オイルフィルターというのは一見「キャップ」のような形をしておき、取り付け・取り外しはあらかじめ決められた「規定値」によって、トルクレンチなどで適切に取り付けられることを必要とします。そして、車種別によってオイルフィルターの形や性能は違い、「自分の車が使用しているオイルフィルターを確認すること」がまず大切になります。

オイルフィルターの役割は先述しましたように、「エンジン内の汚れやガソリンや各機器類から排出される汚れや油分を吸収する役割」を持たされているため、その汚れを除去するための細かいフィルターが付いています。家庭用クーラーのフィルターと同じく、網目の物もあれば縦線状の物もあり、そこに汚れが溜まる仕組みになっています。

スポーツカーには必ずオイル交換が必要

スポーツカーというのは通常の車が使用しているエンジンよりもさらにグレードの高いエンジンを使用しているため、そのエンジンによって燃焼させられるガソリンの揮発性もさらに高まることになります。

つまり、ガソリン・エンジンから排出される汚れや油分も一緒にさらに高まることになるため、その汚れを必ず除去するツールが必要とされます。このツールがオイルフィルターであり、オイルフィルターを適切に交換しておくことによって、普段使用しているエンジンのメンテナンスが適度に行なわれることになります。

そのため、スポーツカーを所有している場合にもしオイルフィルターを適時に交換しなかった場合には、普通車の場合よりもさらにガソリンやその油分の「焼き付き」が激しくなり、エンジン内の機器類をはじめ、エンジンそのものの調子も悪くなります。

セダン車は定期的なオイル交換

最近生産されているセダン車の場合は、特にエンジンの揮発性に関わらずメンテナンスへの配慮がきちんとなされていることが多いため、1万キロを走行した時点で一度だけオイルフィルターを交換すればよいというような、ずいぶん間隔を空けたオイルフィルター交換で済むようになっています。

しかし、このセダン車の場合でもセルシオやクラウンタイプのものになると、そのエンジンにはさらに燃焼力の高いエンジンが使用されていることもあるため(燃焼力が高いということはそれだけ高級なエンジンということです)、やはり定期的なオイルフィルター交換は必要となります。

軽自動車の場合のオイル交換の利点

軽自動車の場合はセダン車よりもさらにエコ化が図られた「ドライバーに優しい設計」が多く見られているため、このオイルフィルター交換を万が一ずっと忘れていたとしても(何年間も)、それほどエンジンに損傷・影響が及ぼされることはありません。

しかし軽自動車の場合でもそのエンジンにターボ機能などが付いている場合には、スポーツカーと同じくエンジンの燃焼性・揮発性をさらに高める働きを持つことになるため、必ず定期的なオイルフィルター交換が必要となります。

軽自動車の場合は特に「購入時の純正のエンジン機器類」をそのまま使用したまま、エンジンだけをターボ付きの物に変えたり燃焼力の高い物に変えたりした場合、他のエンジン機器類に与える影響がさらに大きくなるため(特に配管やオイルフィルターそのものなど)、このオイルフィルター交換には必ず注意しておくようにしましょう。

正確なオイルフィルター交換方法を覚えましょう

いかがでしたか。今回は「【車種別】オイルフィルターの適合表・交換時期・値段相場」と題して、「【車種別】オイルフィルターの適合表」に関する正確な情報と、そのオイルフィルターの的確な交換時期と交換に際する値段の相場についてご紹介しました。

オイルフィルターというのは「エンジン内やガソリンそのものの汚れや排気物をすべて除去してくれる、エンジンのメンテナンスを一手に引き受けてくれる最適のツール」であり、そのためエンジンを長持ちさせるためには必ず「適時のオイルフィルター交換」を行なわなければなりません。

特にスポーツカータイプの車や、車種によって燃焼性の高いエンジンを搭載している車の場合は、必ず適切な時機にオイルフィルター交換を行なうように心がけましょう。

初回公開日:2018年05月10日

記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related