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スカッフプレートは必要なのか・自作方法と取り付け方

更新日:2023年11月19日

スカッフプレートとはサイドシルに取り付けしてあるパーツです。ドレスアップパーツとしてもで興味ある方も多いのではないでしょうか。この記事ではスカッフプレートの自作方法から取り付けまでを紹介します。愛車をもっとかっこよくしたい方は、読んでみてください。

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スカッフプレートってなに?

スカッフプレートは普段あまり聞きなれない言葉です。これは車のパーツの名前で、ドアを開けたときに見えるサイドシル(登り框)の部分に付いてあるプレートの事です。別名エントランスモールとも呼ばれます。ご存知でしたか。

今回はスカッフプレートに付いてご紹介していきます。

スカッフプレートって必要なの?

「スカッフプレートが何かはわかったけど別に無くてもいいんじゃないか」と思った方も多いでしょう。実はスカッフプレートの必要性はいくつかあります。簡単に下記のとおりご紹介します。

傷を防ぐ

一番の理由としてはボディへの傷を防ぐ事です。家で例えるならば、いわば玄関の様な所です。自分がいくら気を使って乗車してもお子さんや車にあまり詳しくない方はサイドシルをステップとして使用するでしょう。その様なときにスカッフプレートがついてあればボディが傷つきません。

塗膜が剥がれるとそこから錆の原因になりますし、塗装し直す事を考えればスカッフプレートを交換する方が低コストで維持することが可能になります。

ドレスアップ効果

車種のスカッフプレートでは車種名が刻まれてありオプションなどでロゴが発光したり、汎用タイプのオシャレなデザインの製品が販売されており、ドレスアップとしての効果も抜群です。やはりスカッフプレートがあるのと無いのとでは見た目も歴然と違い、高級感や躍動感も高まります。

安全性の向上

発光タイプのスカッフプレートでは夜間足元が照らされ段差や障害物の発見にもつながり安全面でも優れています。また表面に凹凸がある場合がおおく滑り止めとしても効果が発揮される利点もあります。

車種によって種類は違うの?

スカッフプレートはほとんどの車についており、車種によって形状やロゴの有無などが微妙に違ってきますが役割はどれも一緒です。純正品でもオプションなどでロゴ発光タイプに変更できたり、デザインが変更できたりします。

例として車種のスカッフプレートの見た目を下記にご紹介します。

プリウス

TOYOTAの大車種。若い年代からお年寄りまで全ての年代に愛される車です。もちろんプリウスにもスカッフプレートはついておりオプションでロゴが青色に発光するステンレス製もあります。

CX3

マツダのコンパクトSUVはマイナーチェンジ後は装備がより充実し街中でもよく目にする車種です。

こちらもオプションでロゴが白色に発光するスカッフプレートもあり、より高級感ある印象を受けます。

CX5

言わずと知れたマツダの看板車種。スカッフプレートもCX3同様、オプション白色発光で車種が浮かび上がります。

フーガ

日産のスポーティーなセダン。高級感溢れる印象はもちろんスカッフプレートにも再現されています。50系ではオレンジ色の発光色でしたがマイナーチェンジ後、白色のロゴ発光に変更されました。写真はメッキ調の社外品です。

フィット

フィットはホンダの車種では実用燃費がです。純正オプションで光るスカッフプレートもあります。写真は社外品ですが発光しなくてもデザイン性が高くオシャレに見えます。

このように車種により色や素材、多少の違いはありますがスカッフプレートの役割はどれも同じです。

やはりロゴが発光するタイプはでありドレスアップ効果として使用している方も多いということがわかります。

ちょっとグレードアップしました。買って良かったと思います!また利用したいお店です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R1PC5VRPPE2J... |

スカッフプレートの自作方法

最近では自作でスカッフプレートを作る方も増えてきています。

純正オプションや後付けタイプの市販されているデザインがいまいちピンとこない方は自作するのもいいでょう。ここではホームセンターなどで市販されている物を使って自作する方法をご紹介します。

必要な物

必要な物をご紹介します。

アクリル板

お好みの長さ、厚みで結構です。代用品としては50cm物差しでも可能です。

Pカッター

アクリルを切る道具です。カッターナイフでも代用可能です。

カッティングシート

アクリル板に張り付け使用します。

こちらもお好みの柄を選ぶ事ができます。最近ではカーボン柄やメッキ長など色々な種類があります。

両面テープ

スカッフプレートを張り付ける際に使用します。薄すぎず厚すぎないテープを選んでください。

紙やすり

300番から400番がです。紙やすりがコスト的にもお手軽で簡単に購入することができます。

作成手順

作成手順をご紹介します。

アクリル板加工

まずはアクリル板に作りたいスカッフプレートの形をペンで書いていきます。前後左右計4つ作る場合は四枚分下書きしておきます。Pカッターで切り込みを入れ裏から力を加えるとパキッと綺麗に割れてくれます。角が丸くなる部分は後にヤスリで磨くので余分にカットしていきましょう。

次にアクリルの断面をヤスリで磨いていきます。指でなぞってみてトゲトゲがなくなるまで綺麗に磨いでいきましょう。先ほど角が丸くなる部分を大きめにカットした箇所も同時に磨いでいきます。

カッティングシート張り付け

カッティングシートを張り付ける前に必ず仮合わせをしてください。大きさ厚みに問題ないか確認し問題なければ空気が入らないよう先ほどカットしたアクリルにカッティングシートを張り付けていきます。表面に切り込みや継ぎ目が見えないよう注意しましょう。これでスカッフプレートは完成です。

スカッフプレートの取り付け方法

自作でスカッフプレートが完成したら続いて取り付け作業に移ります。まず接着面のほこりや油分を綺麗に取り除き取り付け位置を確認します。裏面に張り付けた両面テープの剥離紙をはがし取り付け、真上から力を加え密着させてください。

注意点としては貼り付ける前に必ず仮合わせを行い、貼り付け位置を確認してください。車種によってはボディの形により両面テープがうまく貼り付けれず浮く可能性がありますので、仮合わせ時にぐらつきや隙間のある箇所には、その箇所に両面テープでの貼り増しをしておきます。

スカッフプレートの汎用の方法

最近ではいろいろなスカッフプレートが販売されており、デザインも多様でドレスアップとしてかなりを集めています。自作が難しいなと思う方にはで汎用なので多種多様な車種に対応しており取り付けも両面テープで張り付けるパターンが主流です。汎用スカッフプレートでお好みのデザインがあれば簡単にドレスアップができます。

注意点としては大きさです。やはり専用商品ではないので事前にサイズを確認した上購入してください。

LEDのスカッフプレート

また冒頭で少し紹介しましたがスカッフプレート内にLEDを組み込み、ロゴが光るタイプのスカッフプレートもあります。

夜間でも綺麗に発光してくれるのでドレスアップ効果は抜群ですし、足元をぼんやり照らしてくれるので段差や障害物などから回避でき安全面でも向上します。高級感も一段に高まり友人、家族、恋人が乗車する時も好感度アップ間違いなしで愛車を一層輝かしてくれることでしょう。

しかしLEDが組み込まれているスカッフプレートは取り付けの難易度が多少高くなります。大体のLEDスカッフプレートには初心者でも簡単に作業できるよう取り付け方法が記載された説明書も付属されます。それでも不安な方は、最寄りの車屋さんに相談するのもいいでしょう。

LEDスカッフプレートの自作方法

次はLEDスカッフプレートの自作方法をご紹介します。先ほど紹介したスカッフプレートの作業より難易度は上がりますし、必要な物も増えますが見た目はさらにオシャレになります。チャレンジしてみよう考えている方は参考にしてください。

先ほど同様ホームセンターでも手軽に購入できる商品を使用します。今回はスカッフプレートの外側一センチがライン上に光るタイプの作り方です。

必要な物

必要な物をご紹介します。

アクリル板

透明な物で厚みは5mm~10mmの物です。長さはお好みでかまいません。カットはPカッターもしくはカッターナイフを使用します。

LEDテープ

アクリル板の厚みと同じ幅厚にしておくのがベストです。またカットしての使用できるものにします。発光色はお好みで構いません。長さは使用するアクリル板の長さ以上あれば大丈夫です。

アルミジョイナー コの字型

必ず幅はアクリル板と同じ幅にしておきます。溝にアクリル板が調度入るかどうか確認してから購入しましょう。

瞬間接着材

普通の接着材でも大丈夫ですが、固着後透明色になる商品を選んでください。

カッティングシート

アクリル板に張り付け使用します。こちらもお好みの柄を選ぶ事ができます。最近ではカーボン柄やメッキ長など色々な種類があります。

両面テープ

スカッフプレートを張り付ける際に使用します。薄すぎず厚すぎないテープを選んでください。

紙ヤスリ

前回同様300~400番でアクリル板のバリを取り除きます。今回はさらに1000番~2000番も必要となってきます。

エレクトロタップ

配線処理の時に使用します。ない場合は半田付けや直接つなげても大丈夫です。

作業手順

作業手順をご紹介します。

アクリル板加工

先ほど同様作成する枚数分アクリル板をカットしていきます。次に光らせたい部分(今回は外側一センチなので)アクリル板の外側1,5センチ分を紙ヤスリ1000番~2000番で表面が白く濁るまで研いでいきましょう。

アクリル板の断面にも同じように紙ヤスリ1000~2000番で研いでいきましょう。アクリル板自体は光を透過する性質を持ち、傷をつけるとその箇所が発光します。つまり研いだ箇所が発光する部分になります。1,5センチ研ぐ理由としては後々説明します。

アルミジョイナー加工

アルミジョイナーをスカッフプレートの長さにカットした後アルミジョイナーの溝にLEDテープを張り付けていきます。LEDテープもアルミジョイナーと同じ長さにしておくと均一に発光します。次に先ほど加工したアクリル板をアルミジョイナーの溝に差し込みましょう。このままだとグラグラしますので隙間に瞬間接着材を流しておきます。

アルミジョイナーでLEDテープの光の発散を遮りアクリル板を光が通過して外側一センチが光る原理になっています。

カッティングシートの張り付け

カッティングシートを貼っていきます。先ほどとは違いアルミジョイナーも一緒に張り付けていき、アクリル板外側一センチはなにも貼らずにアクリル板が見える状態にしておきます。先ほど1,5センチ研いだのはここで確実にアクリル板に研ぎ跡が入っている部分を露出させておくためです。

研ぎが甘かったり研げてない場所は上手く発光しないので注意してください。最後に裏面に両面テープを張り付けていきます。外側一センチは張ると上からテープが透けて見えてしまうため外側一センチには貼らないようにしましょう。これでスカッフプレートは完成です。

LEDスカッフプレートの取り付け方法

LEDスカッフプレートの取り付け方法をご紹介します。

取り付け

先ほど同様、まず接着面のほこりや油分を綺麗に取り除き取り付け位置を確認し、裏面に張り付けた両面テープの剥離紙をはがし取り付け、真上から力を加え密着させてください。

注意点としては貼り付ける前に必ず仮合わせを行い、貼り付け位置を確認してください。車種によってはボディの形により両面テープがうまく貼り付けれず浮く可能性がありますので、仮合わせ時にぐらつきや隙間のある箇所には、その箇所に両面テープでの貼り増しをしておきます。

配線処理

続いて配線処理をしてきます。ドアを開けたとき電流が流れる配線に繋げることでスカッフプレートとしての役割が担われます。車種によって色々ですがまずはドアを開けたとき光る箇所を探してみましょう。恐らくカーテシランプやフットランプが該当します。

その配線にスカッフプレートの配線を繋げることで連動させる事が可能です。エレクトロタップで配線同士を繋げていきます。配線が視界に入らないよう取り回しことが重要です。内張りやフロアマットの下に隠しながら配線をかましていきます。点灯することを確認し作業終了です。

スカッフプレートの取り付け工賃は?

次に取り付け工賃について紹介します。取り付け工賃は施工する車によっても大きく変化します。

なぜなら純正オプションでLED付きスカッフプレートがある車種と無い車種では作業時間も変わってきますし、スカッフプレート以外の場所をばらしたりしていく必要がある場合もあります。さらに取り外しが難しい車種や簡単な車種によっても技術料が変動するので一概にいくらと断定するのは難しいからです。

一番いい方法は何件も車屋さんに相談することです。車屋さんによっても得意、不得意の分野がありますし値段は必ず差がでてきます。車屋さんによっては持ち込みパーツ取り扱い不可の場所もあります。そこもふまえて事前に電話しておくことをします。

大体の相場はLED付きスカッフプレートでは10000円~25000円です。ただ先ほども紹介したように車種や商品により値段は変動しますので過信しすぎないようにしてください。

あなたもスカッフプレートを付けてみませんか?

いかがでしたか。あなたもスカッフプレートがあるだけでイメージがガラッと変わってくると思ったはずです。

何度もお伝えしますが今やスカッフプレートはドレスアップの基本中の基本です。愛車をカスタムしたいけどどこからすればいいかわからない方や低コストで愛車をカスタムしたい方はスカッフプレートからカスタムし、既に付いてある方もLEDスカッフプレートに変更して、より高級感あるオシャレな愛車にしてみてはいかかでしょうか。

初回公開日:2018年05月11日

記載されている内容は2018年05月11日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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