ホンダのステップワゴンをキャンピングカーに改造する方法
更新日：2024年01月25日
ステップワゴンをキャンピングカーにする方法は？
ホンダのステップワゴンはファミリーカーとしてのある車で、車内の広さや使いやすさなどに特徴のある車です。
そんなステップワゴンをキャンピングカーにしたいと考える方も多いですが、いざステップワゴンをキャンピングカーにカスタムしようとした時に、どうすれば良いか分からない方もいるでしょう。そこで今回は、ホンダステップワゴンをキャンピングカーに改造する方法についてご紹介します。
新型ステップワゴンを改造する方法
新型のステップワゴンは5代目ステップワゴンとなる、RP型のステップワゴンがあります。RP型ステップワゴンは発売されてからあまり年数が経っていませんが、キャンピングカーに改造するパーツなどが販売されています。
手軽にキャンピングカーにする場合は、標準装備されているシートなどを外さないまま市販のキットなどを使って改造する方法があります。この方法では大がかりな改造をせずにキャンピングカーになりますが、本格的なキャンピングカーが欲しいのであれば専門のお店でカスタムすることになります。
中古のステップワゴンを改造する方法
中古のステップワゴンをキャンピングカーにする場合は普通のステップワゴンを購入して改造する方法と、すでにキャンピングカーに改造されたステップワゴンを購入する方法があります。
普通のステップワゴンを購入してからキャンピングカーに改造する場合は費用がかかりますが、新たに設置した設備などは新品のものを取り付けることになるので、車内の装備のメンテナンス費用を安くすることができます。
キャンピングカーに改造された中古のステップワゴンは費用を安く抑えることができますが、車の状態や車内設備をよく確認して購入する必要があります。車の状態が悪いと整備に費用がかかるので、ランニング費用がかかってしまいます。
また、車内の装備に関するメンテナンスは専門店で修理することになるので、中古のキャンピングカーを購入する場合は購入後のメンテナンスができるお店で購入すると良いでしょう。
スパーダをカスタムする方法は？
スパーダはステップワゴンの上級グレードですが、スパーダでもキャンピングカーにすることができます。そのため、スパーダをベースにしたキャンピングカーを作ることもできますし、中古のスパーダでキャンピングカーに改造されたものも販売されています。
ハイブリッドをカスタムする方法は？
ステップワゴンのハイブリッドモデルになると、車内のスペースが制限されてしまうと考える方も多いでしょう。しかし、ステップワゴンのハイブリッドバッテリーは1列目のシート下にあるので、2列目や3列目の広さは普通のステップワゴンと同じ広さになります。
普通のステップワゴンとハイブリッドモデルで大きく異なる点は、2列目の足元に角度がある点です。普通のステップワゴンは2列目の足元がフラットになっていますが、ハイブリッドモデルの場合は足元に角度が付いています。そのため、キャンピングカーに改造する場合は2列目前方の角度に注意して改造しましょう。
ステップワゴンのキャンピングカーを自作する注意点
中にはキャンピングカー仕様のステップワゴンを自作したいと考える方もいるでしょう。しかし、自分でキャンピングカーに改造する場合はどんなことに注意すれば良いか分からない方も多いです。
ステップワゴンのキャンピングカーを自作する場合はどんなことに注意すれば良いか、次の項目から詳しく見ていきましょう。
シートの取り外しは要注意
本格的なキャンピングカーを作る場合は、標準装備されているシートを外して改造し、シンクやサブバッテリーなどを取り付ける必要がありますが、シートを外して改造する場合は注意が必要です。
シートを外して改造すると、最大で乗れる人数が変わります。車に乗れる最大人数が変わると車検証に記載されている乗車人数を変更する必要があるので、本格的なキャンピングカーを作ろうとしている場合は注意が必要です。
自分で本格的なキャンピングカーを作る場合は、改造後に車検場などで検査を受けましょう。
FFヒーターの取り付けは専門店で
冬の車中泊で必要になるグッズに、FFヒーターというものがあります。FFヒーターは少ない燃料で車内を暖かくすることができ、冬でも暖かく過ごすことができます。FFヒーターは非常に便利なものですが、ヒーターを自分で取り付けることは止めましょう。
FFヒーターの取り付けは、穴あけの加工や室外機の固定などの作業があり、専門的な知識が必要になります。また、FFヒーターの取り付け方法を間違えてしまうと車内に排気ガスが入ってしまい、一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。そのため、FFヒーターの取り付けは専門店でしてもらいましょう。
キャンピングカー仕様のステップワゴンの内装は？
ステップワゴンをキャンピングカーに改造すると、内装がどのように変化するのか気になる方もいるでしょう。そこで、次の項目からはキャンピングカーに改造されたステップワゴンの改造例をご紹介します。
手軽に改造されたステップワゴン
一番手軽に改造されたステップワゴンは、普通のステップワゴンを改造せずにキャンピングカーにする方法があります。
手軽に改造されたステップワゴンは純正のシートを倒した状態でフラットな面を作ることができ、必要な時だけキャンピングカーとして使うことができます。短い旅行をする場合や普段使いもできるキャンピングカーが欲しいと考える方にです。
ルーフ部分を利用したキャンピングカー
本格的に改造されたキャンピングカーの場合、ルーフ部分を上げることで車内を広く使うタイプのキャンピングカーがあります。
持ち上げられたルーフ部分には睡眠スペースがあり、車内でも快適なキャンプを楽しむことができます。また、ルーフ部分のみを利用した作りになっているので、左右に出っ張りがありません。運転するときは普通のステップワゴンとして運転できるので、狭い道でも楽に運転ができます。
車内はフルフラットになるようにカスタムされており、運転席と助手席が後ろに回転するようにカスタムされたものもあります。細かい装備品などはキャンピングカーを作っているメーカーによって異なり、自分が欲しい装備を取り付けることができます。
本格的なものだとシンクをつけたものも
より本格的に改造されたものになると、3列目を取り外してシンクやテーブルなどを取り付けたキャンピングカーがあります。
3列目にシートは無くなってしまいますがシンクやテーブルなどを装備しているので、車内でも水を使うことができたり、テーブルで食事を楽しむこともできます。本格的な装備を搭載したステップワゴンは、長期間の旅行やステップワゴンで本格的なキャンピングカーが欲しい方にです。
簡単にキャンピングカーにできるキットはある？
手軽にキャンピングカーに改造する方法がないかどうか考えている方も多いですが、手軽にキャンピングカーに改造するのであれば、市販のキットを使って改造すると良いでしょう。
キットを使ったキャンピングカーの場合、2列目と3列目のシートを倒した状態でキットを組み立てて車内にフラットな面を作ります。キットを完成させれば車内にフラットな面ができ、フラット面の下には隙間ができるので、荷物などを収納することができます。
キャンピングカーとして使わないときはキットを外して普通のステップワゴンとして使うことができるので、普段使いにも対応しています。
大掛かりな改造を避けたい方や、安くでキャンピングカーが欲しいと考えている方は、キットを購入すると良いでしょう。
ステップワゴンで楽しいキャンプを
ここまでステップワゴンをキャンピングカーとして使う方法についてご紹介しましたが、ステップワゴンのキャンピングカーにもさまざまな種類があります。どの種類も多くのメリットがありますが、自分がどんな風にキャンピングカーを使いたいのか、車にどんな装備を求めるか決めることが重要です。
最初は種類が多くて迷う方もいますが、自分がどんな旅行をしたいのか、車内でどんなことをしたいのか決め、ステップワゴンで楽しいキャンプができるようにしてみてはいかがでしょうか。
初回公開日：2018年05月10日
記載されている内容は2018年05月10日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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