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車のヘッドライトの種類と交換方法・黄ばみを落とす方法

更新日:2020年08月29日

車のヘッドライトに発生する黄ばみやくすみを取るにはどのような方法があるか、また自分でヘッドライトの黄ばみを取る方法や作業時の注意点、コーティングの施工方法や車に使用されているヘッドライトの種類や特徴についてまとめてあります。

車のヘッドライトの種類と交換方法・黄ばみを落とす方法

車のヘッドライトが黄ばむ原因、その対策は?

近年の自動車には樹脂で作られたヘッドライトが使われており、この樹脂製のヘッドライトは表面にコーティングが施工されています。このコーティングが太陽の紫外線やライトを点灯させた時の熱などにより劣化し、黄ばみや曇りを発生させてしまいます。この黄ばみを放っておくと見た目が悪くなるだけでなく、黄ばみや曇りのせいでライトの明るさが暗くなる原因となり、光量不足が原因で車検に通らなくなってしまったり事故の原因となる為、黄ばんだヘッドライトは修理が必要です。

ヘッドライトを交換すると修理代はどのくらい?作業方法は?

車のヘッドライトを新品のレンズに交換すれば綺麗なコーティングが施されたレンズになりますが、ヘッドライトカバーはレンズの表面だけの交換ができず、ヘッドライトカバー一体で交換することになります。ヘッドライトカバーは車種によって値段が異なりますが、安いもので数万、高額なものだと数十万するものもあります。ヘッドライトカバーを交換するにはバンパー等の外装部品を外す場合があり、交換後にライトの向きを調整しなければならないので、工賃も含めるとかなり費用がかかります。

ヘッドライトを自分で交換することは可能?

ヘッドライトカバーの交換をするにはバンパーなどの外装部品を外す場合があるので、外装部品を外すことができればヘッドライトの取り外しが可能となります。しかし、近年の自動車は電子制御化が進み、ライトの光軸をサスペンションの沈み込む量によって制御するものがあるので、ヘッドライトを取り外すのが困難な車種もあります。また、自分で交換をした場合、ヘッドライトの光軸がずれてしまうので、交換後に車検で定めている基準値に光軸を調整する必要があります。そのためヘッドライトの交換は自分でできたとしても、光軸の調整は近くの自動車整備工場などで調整してもらう必要があります。

ヘッドライトの交換と同時にLEDへの交換も?

ヘッドライトの交換は費用がかかりますが、ヘッドライトの交換と同時にLEDへの交換を行う手段があります。LEDはハロゲンと比較すると発熱量が少ないというメリットがあり、ヘッドライトの交換と同時に行うことで熱によるコーティングの劣化を少なくすることができ、より黄ばみにくいヘッドライトにすることが可能です。車のヘッドライトが特殊な形状でなければハロゲン球をそのままLEDへ交換するだけでLEDへの交換が可能なため、手軽に行える作業といえます。また車種によってはオプションでLEDを装備しているものもあるので、ヘッドライトをオプションのものに交換してしまうのも1つの方法としてあります。

車のヘッドライトの種類とそれぞれの特徴

ヘッドライトにはハロゲン、HID、LEDの3種類があり、それぞれに特徴があります。

ハロゲンランプ

ハロゲンランプは豆電球や家庭用の白熱球と同じ原理で発光する電球で、電球内にあるフィラメントに電気を流すことで光を発生させています。古い車やグレードの低い車などに使用され、LEDやHIDよりも明るさが劣りますがそのぶんバルブが安価であることが特徴です。

HID

HIDはキセノンランプなどとも呼ばれています。車に使用されているHIDにはキセノンガスが用いられているのでキセノンランプと呼ばれることもあります。光を発生させる仕組みはハロゲンとは違い、電球内部で放電をすることで発光させています。電球内部で放電を行うためにバラストと呼ばれる高電圧回路が用いられており、ハロゲンよりも明るく、また省電力であり発光色が白色であることが特徴です。

LED

LEDもハロゲンより少ない電力で明るい光を作り出せる電球です。近年の自動車にも純正でヘッドライトにLEDを使用している車種もあります。LEDはハロゲンよりも長寿命であるため、一度取り付けたら長時間使用できる電球です。またLEDは電気を流したらすぐに一定の明るさまで光るので、立ち上がりが早いという特徴があります。車の運転時はトンネルなどで急に暗い道に入った時にすぐに明るく照らすことができるというメリットがあります。

ケルビンとルーメンの違いは?

HIDやLEDのバルブを見ていると「lm」や「k」などの表記を目にします。「lm」はルーメンと読み、ルーメンとは明るさを示しています。ルーメン数が上がれば上がるほど明るいランプということになります。

「k」とはケルビンと読み、発光した時の色を表します。ケルビン数が上がれば上がるほど青白い光を出します。ケルビン数は色を表しているので光の明るさとは関係なく、明るいライトにしたいからといってケルビン数の高いものを選んでしまうと、かなり青みのかかった白色の光を出してしまい、青色が強すぎると車検不適合となってしまうので注意が必要です。

ヘッドライトの黄ばみは落とせる!その方法とは?

ヘッドライトを交換するのは費用がかかるので安く済ませたい場合、自分で黄ばみを取ることも可能です。カー用品店やホームセンターなどにヘッドライトの黄ばみとりが販売しているので、自分で購入して作業することができます。特殊な工具等を使用せずに作業が可能で、ヘッドライトの交換よりもはるかに安く済むため手軽に作業が出来ます。市販の黄ばみ取りには、黄ばみを取るためのクリーナーとコーティング剤、拭き取るための布などがセットになったものが販売されています。クリーナーの成分は研磨剤なのでクリーナーを使用して黄ばみを削り取り、黄ばみが取れた綺麗なレンズの上ににコーティング剤を塗って作業が完了します。

作業前に注意すること。準備すること。

作業する時は車のボディにクリーナーが付かないように注意する必要があります。車のボディにクリーナーが残ったまま放置してしまうとクリーナーがボディに固着してしまったり、車の塗装面を痛めてしまう原因になってしまうので、ボディにクリーナーが付いた場合はすぐに拭き取りましょう。また、コーティング剤も同様の理由で車のボディに付かないようにしましょう。またコーティングを施工した後はコーティングを乾燥させる必要があるので、作業後に濡れる心配のない場所へ車両を移動する必要があります。またヘッドライトに傷が付かないようにするために、クリーナーで磨く前に砂やホコリを取り除いておきましょう。

車のヘッドライトはどう磨く?注意点は?

ヘッドライト表面を磨く時に力を入れて強く磨いてしまうと、傷をつけてしまう原因になるため注意が必要です。クリーナーでレンズを磨く時はあまり力を入れずに磨きましょう。またクリーナーで磨く時はボディを一緒に磨かないように気をつける必要があります。クリーナーでボディを磨いてしまうとワックスが剥がれてしまったり、塗装面を痛める可能性があるので、作業時はボディを磨かないように工夫をしておくと作業がしやすくなります。黄ばみがひどく出ている場合は黄ばみが落ちるまで時間がかかる場合がありますが、そのような場合でも力を入れすぎずに時間をかけて磨きましょう。

黄ばみは取れてもくすみは取れるか?

黄ばみ取りのクリーナーは古いコーティングを剥がして黄ばみを取るので、ヘッドライトのくすみが古いコーティングの劣化によるものやレンズ表面にくすみがあるのであれば、黄ばみを取る作業と同じ要領でくすみを取るとこができます。ヘッドライト表面にひどいくすみが発生していても磨けば綺麗になるので、時間をかけて磨くことが必要になります。くすみを取る時も黄ばみを取るのと同様に、力を入れすぎるとヘッドライトレンズに傷をつける原因となってしまうので、あまり力を入れずに磨きましょう。

クリーナーでしっかりと綺麗にしてからコーティングを!

クリーナーで磨く時に黄ばみやくすみがなかなか取れない場合がありますが、そのような場合でもクリーナーで磨く作業はきちんと行う必要があります。コーティングは綺麗なレンズを保護するためのものなので黄ばみやくすみを残したままコーティングを行ってしまうと、黄ばみやくすみが残ったままの仕上がりとなってしまうので、クリーナーで綺麗な状態にしてからコーティングを行いましょう。

黄ばみ取りでは取れない黄ばみはあるか?

ヘッドライトの黄ばみ取りはヘッドライト表面の黄ばみやくすみを取るものなので、ヘッドライトカバーの内側にくすみや黄ばみが発生している場合は黄ばみ取りでは綺麗になりません。また、ヘッドライトカバーの劣化でひび割れが発生した場合も黄ばみ取りでは綺麗にすることはできないので、これらの場合はヘッドライトカバーの交換が必要になります。

黄ばみが取れたらコーティングを!施工方法は?

クリーナーで車のヘッドライトが綺麗になったら、コーティングを行います。コーティング剤を付ける前は水やホコリがない状態にしましょう。コーティング剤はムラがないように、ヘッドライト全体に均一に塗りましょう。コーティングが完了した後はコーティングが定着するまで水などが付かないように注意しましょう。

車の黄ばみ取りを使わないでも黄ばみが取れる!?

黄ばみやくすみはヘッドライト表面のコーティングが劣化して発生し、車の黄ばみ取りは古いコーティングを削りとることで綺麗なヘッドライトにしているので、単純にヘッドライトを綺麗にするだけであれば市販の研磨剤を使用しても黄ばみを取ることが可能です。しかし表面のコーティングが剥がれたままにしてしまうと、またすぐに黄ばみやくすみが発生してしまうので、一時的に黄ばみを取りたい場合に有効です。また目が荒い研磨剤を使用してしまうとレンズに磨き傷がついてしまうので、注意が必要です。歯磨き粉なども研磨剤なので、歯磨き粉で磨いても黄ばみやくすみは落ちますが、歯磨き粉は目が荒いのでレンズ表面に傷が付いてしまいます。

自分で作業せずにプロに任せる方法も

ヘッドライトの黄ばみ取りはカーディーラーやガソリンスタンドなどでも行っているので、プロに黄ばみ取りを依頼する方法もあります。自分で作業するより費用はかかりますが、プロに作業を任せれば自分で作業する手間が省け、プロの目で見てもらうことで適切な判断をしてもらい綺麗なヘッドライトに仕上がるわけですから、費用を掛けて修理するのも1つの手段と言えるでしょう。

ヘッドライトの黄ばみ修理は色々。

今回は黄ばみやくすみの修理方法について紹介しましたが、黄ばみ、くすみの修理方法も様々な方法があります。また車のヘッドライトと言っても様々な種類があり、その車両によって黄ばみ具合やくすみ具合も様々です。さらにその車の使用状況や所有者が車に対してどのように考えているかによっても違います。どの方法が一番良いと断言することはできませんが、所有者がそれぞれ自分に合った修理方法を選び、黄ばみやくすみの修理をして見てはいかがでしょうか?

初回公開日:2017年07月25日

記載されている内容は2017年07月25日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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