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車のシート汚れの落とし方・対策|カバー/白い/血

更新日:2023年12月07日

車のシートはどれくらいのペースで汚れ落としをしていますか。長年放置していると、ほこりや砂が溜まり、悪臭の原因になります。天気の良い日に車のシート汚れを取りましょう。車のシート汚れの落とし方や対策について詳しくご紹介します。

車のシート汚れの落とし方・対策|カバー/白い/血

車のシート汚れの落とし方・取り方

車シートの汚れの落とし方や取り方はどのようなやり方があるのか見ていきましょう。

スチームクリーナー

車のシート汚れは、スチームクリーナーを使うと便利です。スチームクリーナーは、高温の高圧蒸気を使って汚れを落としてくれます。洗剤を使ってゴシゴシこすらずに汚れを落とせます。洗剤を使っても落ちなかった頑固な汚れも取り除けるでしょう。

洗浄力の仕組みは蒸気で汚れを浮かび上がらせます。車の汚れ以外にも使えますから、1台あると便利です。スチームクリーナーは、掃除機のようなタイプからハンディタイプまであります。車の中の狭い隙間まで汚れを除去してくれます。

特長

車のシート汚れはシミや黒ずみ、手垢や汗など多くの汚れが混ざり合っています。食品のしみこんだ汚れや油ジミ、長年使い込んだ黒ずみもきれいに洗い流すことができます。車のシートは、隙間が多くほこりや砂がたまっています。粘着シートではなかなか取りきれない砂汚れも綺麗になります。

また、車で喫煙をする人はシートに付いたヤニの黄ばみが気になります。スチームクリーナーなら、タバコの臭いや汚れもきれいに洗浄してくれます。

特長

車のシートは水洗いできませんが、スチームクリーナーの蒸気なら車内を水浸しにすることなく高温の蒸気を使って汚れを落としてくれます。蒸気はとても高温ですから、汚れ落としと同時にダニやカビの除去もできます。

細かい蒸気が、シートの奥まで届いて汚れを浮かしてくれます。布シートに付いた汚れを除去すると、車内の嫌な臭いも解消されるでしょう。シート以外の天井やガラス、シートベルトなど、車の中を丸ごと掃除できます。ただし、本革製品には使用できませんから注意しましょう。

使い方

スチームクリーナーの本体に給水をして電源を入れます。ノズルをシートに当てながらゆっくり動かしていきます。汚れが浮き上がったら、タオルなどで拭き取ります。スチームクリーナーの蒸気はとても高温ですから、火傷に気を付けて汚れを落としましょう。

スプレー

市販のシート汚れ落としを使うと手軽に掃除ができます。まず、シートを布団叩きで叩いて掃除機をかけます。濡れた布で水拭きをしてシートクリーナーを布にとって、ファブリックの毛足を立たせる要領で拭き上げていきます。最後に乾拭きをして終了です。掃除の直後はシートが湿っているので、エアコンをかけて乾かしましょう。


内装は専用のクリーナーを使って拭き上れば、ピカピカになるでしょう。市販のスプレーは薄めたりする手間がありませんから、簡単にシートの汚れが落とせるでしょう。

重曹

重曹は安価で購入できる洗浄力の高い粉です。弱アルカリ性の物質なので油汚れやたんぱく質を溶かすのに最適です。車のシートについた食べこぼしや汗、たばこのヤニや黄ばみの汚れ落としに効果的です。

幅広い汚れ落としができる重曹ですが、苦手な汚れもあります。それは、時間が経ってシートの奥に入り込んだ頑固な汚れです。このような汚れは重曹を使用しても取り除けない場合があります。スチームクリーナーなどを使って落としましょう。

使い方

まず、重曹水を作ります。水100mlと重曹5gをよく混ぜてスプレーボトルの中に入れます。自分で作るのが面倒な時は、ホームセンターなどで重曹水が販売されていますので購入しましょう。

車内の窓を開けて換気をし、掃除機を使ってシートのほこりやゴミを取り除きます。重曹水をタオルに染み込ませてシートを拭いていきます。こすらず毛並みに沿って優しく拭いていきましょう。シミ汚れがある箇所は、軽くたたきながら汚れを浮き上がらせます。

シート全体の汚れが気になる時は、重曹水を吹きかけてシートに染み込まないうちに拭き取ります。掃除が終わったら十分乾燥させます。頑固な食べこぼしなどの汚れには、粉の重曹をを振りかけます。歯ブラシを使って優しくこすり、汚れが浮き上がってきたらタオルで吸い取ります。最後に水で濡らしたタオルで拭き上げて終了です。

洗剤

車のシート汚れは、台所で使う食器用洗剤や洗濯で使う洗剤を使用することもできます。粉末の洗濯洗剤を使う時は、ぬるま湯に溶かしてから使用すると良いでしょう。洗剤を薄めたものに、布やタオルをしみ込ませ、シートの表面を優しくなでるように拭きます。

シミが目立つところは、台所洗剤をそのままタオルに含ませて軽くたたき水拭きをします。仕上げに乾拭きをして終了です。布製のシートにシミがついてしまったら、すぐにティッシュペーパーなどをシミの上にのせてポンポン叩いて染み込ませます。時間が経ったシミは落ちにくくなるので、シミ抜き剤を利用しましょう。

クリーニング

専門店によるクリーニングは、スチームクリーナーによる掃除だけではなく、さまざまなクリーニングメニューがあります。車のシート一脚から掃除をしてくれて、おう吐や飲み物をこぼした時の緊急性の高い掃除や消臭クリーニングなどがあります。

汚れ落としの費用は、クリーニング範囲によって異なり、軽自動車やコンパクトカーは比較的安く頼めますが、セダンやワンボックスカーは費用が高くなるでしょう。おおよそ、車内全体のクリーニングで2~4万円程度になるでしょう。高級車になると、10万円以上になる事もあります。作業は1~2日ほどで完了し、車を預かってもらい汚れを落とします。

部分的な汚れなら3000~5000円程度ででき、30分程度で終わるでしょう。

車のシート素材の種類

車のシートは「ファブリック」と「レザー」の種類があります。それぞれ、どのような特徴があるのか見ていきましょう。

ファブリック

一般的なシートはファブリックタイプのものが多いです。ファブリックシートは3種類に分けられます。

・「織物ジャージ」縦と横で交互に織られた平織シートです。さらっとした手触りで洋服のジャージに似た素材のシートです。汚れが付きにくいことから、最近の軽自動車に使用されています。

・「トリコット」滑らかな触り心地で、ややツルッとした素材です。座った時に多少滑りやすいので、ドライブポジションが取りにくいのが難点です。

・「モケット」しっとりとした触り心地で滑りにくいのが特徴です。製造するのに手間がかかり高価なため最近の車では見かけなくなりました。

メリット・デメリット

ファブリックシートは最も多いシートでしょう。扱いやすいことから多くの車種で使われ、レザーよりも耐久性の高い所が最大のメリットでしょう。少しくらい乱暴に扱っても傷むことなく、日頃のお手入れは掃除機をかけていれば清潔に使用しできるでしょう。通気性もあり、快適なドライブが楽しめるでしょう。

一方のデメリットは、シートに汚れがしみ込んでしまうと取れなくなる点です。ファブリックシートは網目状になった布で覆われていますから、その中に汚れが入り込むと簡単に落とせません。汚れはシミへと変化して、手放す時の査定額が下がるでしょう。

そして、見た目はレザーシートに比べて質感が劣るので高級感に欠ける所もデメリットでしょう。

レザー

高級車の上位クラスに採用されているレザー性のシート、いつかはレザーシートの車に乗りたいと憧れている人も多いでしょう。レザーシートにもいくつか種類があります。

・「アルカンターラ」スエードやヌバックのような質感で、滑りにくいのが特徴です。ヌバックは、皮の表面をやすりがけし、起毛させたものです。スエードは、皮の裏面を起毛させるため、ヌバックの方が丈夫で手触りが良いとされています。どちらも、水や油汚れに弱いのでこまめな手入れが必要でしょう。

・「セミアニリン」高級感のある質感でしっとりと滑らかな手触りが特徴です。マットで上質な雰囲気を持つことから、高級車のシートに使用されています。

・「ナッパレザー」やや薄手のレザーで柔らかいのが特徴です。傷が付きやすく車のシートとしてあまり向いていません。

メリット・デメリット

レザーシートのメリットは、高級感のある雰囲気づくりをしてくれる所です。ファブリック素材には無い質感ですから、上質な車内を演出してくれるでしょう。

デメリットはとても繊細で耐久性が劣ります。表面に傷が入りやすく、丁寧に扱わないといけません。乾燥を嫌うので定期的にオイルを塗ってあげたり、汚れ落としも専用の洗剤を使用して行うなど、手間がかかります。

レザーシートは、熱を吸収しやすいため夏はとても暑くなります。冬になるとひんやりして冷たく季節によって使い心地が左右されます。炎天下に駐車しないようにしたり、エアコンを上手に使う必要があります。

色別車のシート汚れの落とし方

革のシートは汚れが目立ちます。その中でも特に汚れが目立つ、ベージュと白の皮シートについて見ていきましょう。

白やベージュの革シートは汚れがとても目立ちます。汚れを落とすにはレザー用のローションなどを使って落とします。黒ずみには布に数滴たらして、革シートに馴染ませるように染み込ませます。黒ずみ位の汚れなら簡単に取れるでしょう。

しかし、革シートは染み込んだ汚れが取れにくいです。時間をかけて取り除いたり、シートの様子を見ながらこすりましょう。使用するタオルは、常に綺麗な部分を使って落としましょう。革シートは定期的に保湿をすることで長持ちします。手入れを怠るとひび割れて汚い状態になるので注意しましょう。

種類別車のシート汚れの落とし方

車のシートに血が付いてしまうと困ります。上手な落とし方をご紹介します。

車のシートに血が付いてしまったら、酸素系の漂白剤か消毒液のオキシドールを使用します。漂白剤の場合は、漂白剤を水でうすめて歯ブラシにつけます。血が付いたところをこすり、浮いてきたら濡らしたタオルで吸い取ります。

オキシドールの場合、オキシドールをタオルに染み込ませて叩くように擦ります。何度か繰り返して取っていきます。他にも、市販されている血液を取る洗剤を使えば比較的簡単に落とせるでしょう。

血が乾ききらないうちに取ることが重要ですから、なるべく早めに落としましょう。

車のシートカバーの汚れの落とし方

車のシートを汚さないためにはシートを掛けてしまうのが効果的です。汚れたシートは、中性洗剤などを使えば簡単に汚れが落とせます。長年使って汚れが落とせなくなったら、交換するだけで良いでしょう。

車のシート汚れへの対策

車のシートを汚したくないなら、カバーをつけると良いでしょう。さまざまな素材のカバーが販売されていますから購入してみましょう。今までのシートカラーと違う色を選ぶと、雰囲気が変わって楽しめるでしょう。

車のシートは定期的に掃除しよう

車本体やマットは定期的に掃除をしますが、シートの手入れは面倒で後回しになりがちです。ほこりや砂がとても多く溜まる場所ですから、ご紹介した方法で定期的に掃除をしましょう。

初回公開日:2018年04月24日

記載されている内容は2018年04月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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