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フルフラットになる車種・やり方|SUV/ミニバン/軽

更新日:2023年11月24日

近年発売されている車両の多くが車内をフルフラットにできます。こうした車両はフルフラットにすることで楽しみ方が広がります。フルフラットの魅力や楽しみ方などを紹介しています。今まで知らなかった方も、貴方なりの車両の楽しみ方を見つけてみませんか。

フルフラットになる車種・やり方|SUV/ミニバン/軽

フルフラットには可能性がいっぱいです

お車をお持ちの方、自分の車はフルフラットにできますか。そしてフルフラットにしたことがありますか。また車をお持ちでない方も、車内をフルフラットにして活用したことがあるでしょうか。

車は移動のための手段とはいえ、車内での快適さは必須です。これがないとドライブの楽しみも減ってしまうと言っても過言ではありません。

車内をフルフラットにしたことで楽しみの幅が広がることは間違いありません。そんなフルフラットの魅力を紹介します。

フルフラットの魅力とは

フルフラットの魅力は、のびのびと身体を広げながら過ごすことのできる快適さにあります。単に移動の手段だと認識されている車両が、実はリラックス空間にもなるのだと新しい認識を持つきっかけになります。

例えばご自宅でのんびり足を伸ばして、くつろいだ姿勢でいるとリラックスできます。でも景色は変わりません。テレビを見ていても結局はいつもと同じ生活スペースの中にいます。

でも車両は違います。自分の好きな場所に移動できます。広大な草原も、壮大な海岸も、高原から一望できる景色も、自分が望む景色の場所に移動できます。そしてそんな景色を、足を伸ばし身体を開放して、のんびり眺められるのがフルフラットの魅力です。

屋外ではなく車内ですから、雨や風、また気温にも影響を受けることがありません。車内をフルフラットにできるということは、どんな景色の前でもリラックス空間にしてしまえるということです。

フルフラットには可能性がある

フルフラットにできるということは、車内を自分のしたいように活用できるということです。どんなシーンでも自分のしたいように生かす方法はあります。つまりフルフラットに眠る可能性は山ほど存在しています。

そんなフルフラットの可能性を紹介します。

キャンプに最適なフルフラット

景色を楽しむだけで留まらないのがフルフラットの可能性です。フルフラットは、さまざまなシーンで活躍させることができます。例えばキャンプです。

キャンピングカーは誰もが一度は憧れる乗り物です。でも高額なうえ、維持費も高価になりがちであることから誰でも持つという訳にはいきません。子供を伴ってキャンプに行くという場合、テントを設置するのが面倒だけどキャンピングカーがあると気軽に楽しめるのになんて思うご家庭もあるでしょう。

車内がフルフラットにできる車をお持ちなら、キャンピングカーより手狭ではあるものの、同じ効果を期待することができます。それに車内は一定の温度を保つことができます。キャンプ場で急な雨や嵐が来ても、車の中なら安心感があります。

バザーやフリーマーケットにも活用できる

バザーやフリーマーケットで出品するときにもフルフラットは大変便利です。屋外で開催されるフリマなどはテント内で出品することもできますが、場所によってはテント内だと借り賃が発生したり、意外に面倒だったりすることもあります。

フルフラットの車両に商品を上手に陳列しておけば、ドアをひさし替わりにして直射日光を遮ることもできます。また商品が風にあおられる心配もありません。帰り支度も手間がかからないと良いことづくめです。

こうした会場は車両を持ち込めない場合もありますjから、事前確認の必要性はありますが、許可さえ下りればあとは楽ができます。フルフラットはバザーやフリーマーケット会場にもってこいと言えます。

趣味のスペースとしての活用も可能

まだまだフルフラットには可能性があります。例えば絵を描いたり、写真撮影が趣味の方、フルフラットにできる車内は趣味を楽しむには最適の空間です。

風景画を楽しむ方は、できればその景色を見たときの感動を込めて描きたいことでしょう。しかし天候や風に左右されることを懸念して諦めるケースが多いところです。しかしこうした場合でも車内があります。フルフラットにできれば気にせず広々とした空間で好きな絵を楽しめます。

また風景写真や植物、また鳥や虫の撮影を趣味としている方も、長時間リラックスしたフルフラットの環境の中で対象物を待って撮影することができますから、身体への負担もかなり少なくなります。

このようにフルフラットはさまざまな趣味や楽しみに利用できる、まさに可能性の宝庫です。

大容量の荷物を運搬することができる

もちろんそれだけではありません。自転車などの荷物を簡単に運搬することが可能なのもフルフラットの良さです。

アウトドアを趣味とする方なら、自転車や釣具など、遊びに使う用具をたくさん持っておでかけしたいところでしょう。でもあまり積載してしまうと見た目に狭苦しい印象で、なんだか面白みがなくなってしまいます。

フルフラットは大容量の荷物を積載することができますし、見た目にも窮屈さを感じさせません。スマートにアウトドアを楽しみたい方に最適です。

フルフラットをおしゃれに使う秘訣とは?

フルフラットのイメージはアウトドアに手慣れた男っぽい印象という方も多いです。でもフルフラットをおしゃれに素敵に魅せる秘訣はあります。

そんなフルフラットをおしゃれに素敵に演出する秘訣を紹介します。

おしゃれな布を使ってデコレーション

フルフラットにしてどこに行きましょう。キャンプやどこか景色の良い屋外でお弁当を食べるというとき、そのままでは少し味気ないです。そして座り心地を考えても全く良いとは言い難いところでしょう。

そんな時には、布製のカバーやクッション、またストールなどの布製品を持って行きましょう。模様をチェック柄で揃えてみると、見た目のおしゃれ度もアップします。見た目の良さが上がると気分も上がり、キャンプも楽しく、またお弁当も美味しく感じることでしょう。

温度調節できるアイテムを持参しよう

フルフラットにできるといっても車内ですから、温度調節は必要です。車内のエアコンをかけるという手もありますが、温度管理できるアイテムを持参することでよりフルフラットの環境を楽しむことができます。

水分補給できるようジュースやお茶などは必要です。もし長時間いる場合はクーラーボックスなどを持参するのも良いでしょう。

そのほか暑いならうちわや扇子、サングラスや帽子もあると良いです。汗をぬぐうためのタオルもあると日よけとして使うことができます。寒い場合はひざ掛けがあると便利です。またカイロを持参しておくと車内が保温され、意外に快適に過ごすことができます。

その他快適に過ごせるアイテムを準備しよう

フルフラットの環境では長時間過ごすために必要なアイテムを準備することがより楽しむために重要です。長く座ったり寝転んだりするなら大判バスタオルやクッションがあると便利です。腰や足を快適にするためタオルを丸めてクッションにする方法もあります。

自分なりの快適グッズを準備すると、よりフルフラットの環境が楽しめます。

フルフラットになる車の種類は?

フルフラットにできる車種は多く存在しています。その車種によって特徴も様々です。そんな車種別に見るフルフラットの特徴を紹介します。

SUVなら大人が数人いても快適です

SUVのフルフラットは大きさが特徴的です。大人二人なら十分寝ころべるスペースを確保できます。家族でキャンプに行くならこのサイズのフルフラットがある方が便利です。

SUVは車体も大きいため、駐車スペースなどで入れない場合があります。また山間部の国定公園などは目的地までの道中が狭いこともあり、運転に自信が無いと移動に不安を感じることがあるでしょう。

ミニバンでも意外に大容量です

ミニなんてワードが付くのに意外と大容量なのがミニバンです。女性でも運転しやすいサイズでありながら容量の広さにも定評があるなど、若い女性を中心に大変があります。

フルフラットにできますが、背の高い男性なら寝そべられるほどの広さは確保できません。やはりそこも女性サイズと言えます。標準サイズの女性なら二人ぐらいは寝転がれるサイズありますので、フルフラットの環境を楽しむにはサイズ感の確認が必要です。

軽だって広々しています

軽自動車というと狭くてコンパクトという印象でした。でも近年の軽は違います。高さもあり窮屈さを感じづらい形状に変化しています。

フルフラットにしても寝そべるには少し足元が狭いのが難点です。しかし、個室気分を味わいたいなら軽のフルフラットはです。

フルフラットになる車種とは?

近年はフルフラットにできる車種が多く出ています。車種ごとにフルフラットの活用法を紹介します。

エクストレイルは遊ぶことが好きな大人の車

日産エクストレイルは、いつまでもアウトドアで遊びたいやんちゃな大人が嬉しいポイントが盛りだくさんの車両です。車内シートは防水仕様になっているので海でも川でも雪山でも、遊んだ後にすぐ乗車可能です。

エクストレイルの車内はほぼすべて防水仕様になっていますので濡れる心配がないうえ、シートヒーターもついているなど至れり尽くせりです。またフルフラットの座面部分が硬面仕様になっているのでどんな荷物もガンガン積載できます。

着替えも積載も好みに合わせて自由自在です。ただし座面部分が硬いため、ベッドにするなら敷パットは必要です。

ハスラーはコンパクトなのに使い勝手抜群

スズキのハスラーは、コンパクトなのにアウトドアなど大容量の積載にも対応できる抜群の使い勝手がウリです。車幅が小さく女性にも運転しやすいため、の高い車種です。

ハスラーのフルフラットは、多くの荷物を積めるのがポイントです。また後部ドアの開閉がしやすく、間口が広いです。そのためバザーやフリーマーケットといったイベントで商品を陳列するにも使いやすさがあります。

カラーも豊富で、おしゃれにコンパクトに趣味を楽しみたい人にです。

アルファードはゆったりとしたくつろぎ空間になる

アルファードは高級感のあるシートの肌触りと、広々とした車内空間が魅力的です。そんなアルファードはフルフラットにすると、まるでキャンピングカーの様な広々としたくつろぎ空間に変化します。

小さなお子さんを連れてアウトドアを楽しむなら、大人二人に子供二人位なら楽々横になれる広さがあります。またシートもクッション性に富んでいるため長時間同じ姿勢でも苦になりません。

ただし汚れに弱い性質があるため、汗や汚れを吸うとふき取るのに苦労します。不意の汚れや臭いに対応するため、布製カバーなどを事前に準備しておく方が安心です。

ハリアーはスタイリッシュな大人向け

トヨタのハリアーは発売当初から、スタイリッシュな大人に向けられていました。流線型のボディに、スタイリッシュなカラーリング、そしてステアリングの切れの良さなど、走りを楽しみたい大人のために開発された車種といえます。

そんなハリアーは内装もおしゃれです。シックな装飾と座り心地の良いシートはフルフラットにしてもゆったりと長時間くつろぐことが可能です。のんびりと自分の時間を楽しみたい大人の休日に、ハリアーのフルフラットは最適な空間と言えます。

フルフラットにするやり方やポイントは?

フルフラットにする場合、どんなことにポイントをおくと居心地の良い空間にすることができるでしょう。使い方のポイントなどを併せて紹介します。

シートを倒してフルフラットにする場合

車内のシートをすべて倒してフルフラットにする方法は一般的なフルフラットの方法です。初めてする場合のコツとしては、全体になるべく凹凸を作らないよう心掛けることです。

シートを倒す場合には、事前に元の位置に戻しておきましょう。運転の際などにシートを下げて使用している場合は、一番前の状態に合わせることが大切です。また高級車などはシートの座高を変えられるものもありますが、これも元の高さに戻しましょう。

全体をキチンと合わせることで、座面をフルフラットにした時に凹凸なく均一に平にすることができます。

座ったり寝転んでも良いようクッションを準備しよう

座面を倒して平らにしても、シートそのものの凹凸部が気になり、居心地が悪いと感じる場合もあります。そうあんると居心地の良いところを探してゴロゴロと車内を移動することになってしまいます。なんだか落ち着きません。

こうした事態にならないため、シートを倒した後に上からタオルケットや敷パットを敷くと良いです。フルフラットにする予定なら事前に準備しておくことがです。そのほか、複数クッションや座布団があると横になった時に高さを出すこともできて、自分の好みのスタイルに寝ころべます。

敷パットやタオルケット、クッション類は柄を揃えると見た目におしゃれで素敵な空間に作ることができます。近年流行りのグランピング風にデコレーションするのも素敵です。

日よけ対策を忘れずに

フルフラットにするのなら、忘れてはならないポイントがもう一つあります。それは日よけ対策です。車両内に長時間いると意外に辛いのは直射日光です。車両にはひさしがありません。そのため角度によっては直射日光に苦しめられることがあります。

公道で車両を走行させる場合、後部などの視認性が無いのは違反行為です。ですから常に装着できるようなものはNGです。駐車中に日よけができるような簡易カーテンを設けたり、市販の日よけ対策グッズを活用するのがです。

サンルーフを活用するのも面白い

海や川など水辺で景色の綺麗な場所でキャンプする場合にフルフラットを活用するなら、サンルーフを利用するのも面白いでしょう。サンルーフから気持ちの良い風が車内に吹き込み心地よさもアップします。

また駐車中であればサンルーフを活用したキャンピングカー風の演出も可能です。例えばルーフの周辺に足場を取付け、そこに大人一人が寝そべられるサイズの簡易テントを設置します。するとフルフラット部分と組み合わせることで二段ベッドのような空間を作ることもできます。

車両は公道を走行する際、定められた高さを守らなければ走れません。また車両の天井に傷をつける恐れもありますから、こうしたテントは駐車中に限って行いましょう。また足場の設置の際も車両の幅を考慮して組み立てる必要があります。

運転席と助手席だけ残すと個室感を楽しめる

フルフラットにする場合は、フルですから車内のシート全てを倒して活用するのが一般的ではありますが、運転席と助手席のシートを倒さず後部座席だけフラットにする活用方法もあります。これは利用する人数が少ない場合にです。

運転席と助手席のシートが目隠し効果を発揮し、前面のパーテーションになり、後部座席部分は別の空間になります。まるで移動する個室のような雰囲気を楽しむことができます。

後部座席だけをフラットにすると、フルフラットにするよりも若干手狭感を感じることになります。また軽自動車など2ドアの車両の場合には出入りに難がありますので、リア部を開放するなど、自分なりの工夫が必要になります。

決まり事を守って快適にフルフラットを楽しもう

フルフラットにすることで車両の使い方も可能性が大きく広がります。これまで車両は移動の手段という想像しかなかった方も、自分なりの使い方を考えることで車両の楽しみがもっと増えます。車両は移動の手段でもありますが、趣味を広げる手段でもあると言えます。

ただし車両は危険性も持っています。だからこそ車両に関するさまざまな法律が存在しています。車両を利用する場合はないがしろにしてはいけません。走る際には決められたことは守りましょう。大人のルールです。とはいえ、当たり前のことさえ履行していれば、それほど心配する必要はありません。

決められたことを守れば、車をもっと楽しむことができます。フルフラットにすることだけではなくそこに広がる可能性を考えてみましょう。お弁当を広げる、音楽をかけながらのんびりする、長時間景色を楽しむなど可能性は無限大です。フルフラットから始まる貴方なりの可能性を広げてみませんか。

初回公開日:2018年04月27日

記載されている内容は2018年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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