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タービンブローの故障の前兆・修理と応急処置の方法と値段

更新日:2023年11月27日

今回はターボ車のタービンブローについて解いていき、修理費用やタービンブローの予兆などをご紹介していき、もし発生した場合の応急処置の方法やタービンブローが発生した場合の対策などを具体的に解説していきますので、ぜひ知識として覚えておくことで対策を行えます。

タービンブローの故障の前兆・修理と応急処置の方法と値段

タービンブローの故障の前兆とは

今回は「タービンブローの故障の前兆について」詳しくご紹介していきます。タービンブローとはターボ車の要となる「タービンが故障」することを言い、このタービンブローは発生するとターボ車のパワーが発揮できなくなり、場合によってはエンジンにダメージを与えることにもなります。

ですので、このタービンブローが起こる前の前兆や症状などについて把握し、もしタービンブローが起こった場合の修理費用や対策についてわかりやすくご紹介していきます。もし、ターボ車にお乗りの方は知っておくと、いざという時に走行が可能になる場合もあり修理費用を知っておくことで、早急に判断できる材料となるでしょう。

白煙を吹く

タービンブローが起こる前兆として気づきやすいのが、マフラーからの白煙を吹くという現象です。白煙を吹くというのは通常は発生しないことで、冬場にエンジンをかけた直後に出る煙と違い、臭いの強い白煙を吹きます。

ちなみに、冬場にエンジン始動時に出る煙は「水蒸気」であり、全く問題ありません。ただし、この白煙が既にマフラーから出ている場合は「タービンブローしている可能性が高く」早急に車を停車させエンジンを止めておくことで、タービンブローの二次被害である「エンジンへの異物破損」を防ぐことができます。

これはタービンブローした際に、タービンの部品がエンジンに入り込んでしまうことで発生することであり、最も避けたいことです。

音・異音など

次にタービンブローの故障の前兆の特徴についてご紹介していきます。
タービンブローの前兆によく耳にすることができるのが、「変わった音やいつもと違う音」の発生です。走行していていつもと違う音が発生していると感じた場合は、タービンブローの予兆の可能性が高い傾向にあります。

特に、エンジンからターボの音が聞こえ、このタービン音が「ヒュイーン」から「ミーン」と少し、ターボを使用する際の音に変化がある場合は、タービンの内部の部品にブレが生じている可能性が高い傾向にあります。

この場合は早急にタービンの交換をすることで、タービンブローを防ぐことができエンジンにダメージを与えることなく、車を走らせることが可能です。

オイル関係

次にタービンブローが発生する予兆に大きく関係する「オイル関係」についてご紹介していきます。タービンブローとオイルは密接な関係にあり、タービンブローの予兆にとてもオイルの要素が関係しております。

例えば「最近オイルの減りが早い、エアクリーナーにオイルが付着している」などオイル交換を行なっていれば早急に気づけることでもありますが、タービンブローは突然発生し知らないうちに末期となることが多い傾向にあります。

しかし、走行する前に少しでもいつもと違う変化に気づいた場合は「オイルレベルゲージを見て、オイルの量を確認」することで予兆に気づくことができる可能性が高まります。

タービンブローの修理の方法

タービンブローが起こってしまった場合にエンジンに被害がなければ、問題なく修理することが可能です。

もし、タービンブローが発生してしまった場合の修理方法などについてご紹介していきます。

タービンの交換を行う

具体的にタービンブローが発生した場合は「タービンの新品交換またはリビルト品や中古品への交換」をすることで修理することができます。費用も新品やリビルトや中古品などによって価格幅もありますし、業者に依頼するのとDIYで行うのかによっても大きく変わってきます。

主にタービンブローが発生した場合は「タービンのみの修理」で問題なく車を修理することができます。

この際にエンジンに被害が及んでいる場合は「エンジンのオーバーホール」をしないといけない可能性もあるので、エンジン全体の修理が必要になる可能性もあります。この場合は業者に依頼することもします。

もしも走行中や、遠くに出かけている際にタービンブローが発生した場合にDIYで可能な応急処置の方法についてご紹介していきます。

タービンブローの修理代の目安

タービンブローが発生した場合の具体的な修理代の目安についてご紹介していきます。

具体的な修理代をご紹介すると「おおよそ8万円の金額が必要」になってきます。しかしこれは、車の排気量や車種によっては修理代に変化が生じますので注意しましょう。リビルトという「中古品を再生した製品」がある場合もあるので、業者の方に相談して見ましょう。

リビルト品であれば費用を抑えられるというメリットがあります。新品と同じくらいの品質がありますので、費用を抑えたい方はリビルト品があるか聞いて見ましょう。

タービンブローは場合によっては走行可能

今回「タービンブローについて故障の予兆、修理費用や応急処置」などについてご紹介してきました。

タービンブローを言い換えるなら、「ターボ車がNA車になってしまう」ことと言えます。高回転をよく回す方はタービンブローが発生しやすい要因ともいえ、タービンブローを防ぐ方法はエンジンオイルをまめに交換することです。多くのタービンブローの要因は「エンジンオイルの交換をしていない車」が多く、これを回避する方法は「エンジンオイルの交換やオイルの粘度を上げること」などで可能です。

そして、タービンブローがもし発生しても「加速ができる場合は走行可能ですので、もしもの場合でも走行は可能」とも言えますが、もしレッカーを呼べる場合は、レッカーに載せて整備工場へ運ぶこともします。

初回公開日:2018年01月20日

記載されている内容は2018年01月20日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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