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洗車の拭き上げにタオル・拭き上げのコツ・必要か

更新日:2023年12月29日

洗車後に行う拭き上げ作業について皆さんはどのように行っていますか。拭き上げをしないとせっかくの洗車が、とても残念な結果になります。では、どのような拭き上げをすると上質な仕上がりになるのか、または、たタオルについて解説していきます。

洗車の拭き上げにタオル・拭き上げのコツ・必要か

洗車の拭き上げにタオル

お出掛け前や、休日など車の洗車を楽しむ人が増えています。愛車がピカピカになるのは誰もが嬉しいところでしょう。洗車に必要なグッズも昨今は充実して仕上りがプロにも負けないような仕上りができるようになっています。

洗車で使用するタオルも種類が増えてきました。それぞれに特徴のあるタオルが製品化されカーショップなどでも選ぶのに悩むほどです。数あるタオルの中で拭き上げに最適なタオルはどれなのでしょうか、調べてみました。

セーム

洗車の拭き上げに使用するタオルの中で、このセーム革は過去から使用されている代表格です。セーム革とは鹿の革のことで、タオルではありませんが、馴染んでくると吸水性が高く仕上りが良いのが特徴です。優しい生地はボディにも傷を付けにくいので安心して使用できる1枚です。

本革製なのでとても丈夫な素材ですから、拭き上げ後は洗濯もできますので、綺麗な状態を維持しやすくコストパフォーマンスにも優れています。セーム革は吸水性がとても高く、顕著に絞りながら拭き上げ作業をするのが正しい使用方法です。撫でるようにセーム革を這わして水分吸収して絞る、この繰り返しで早く綺麗に拭き上げ作業が終わります。

ただ、本革なのでヌメリなどが発生する場合もあり使い難いところあります。最近は改良され使いやすくした人工セーム革も増えて来ています。

3回ほど洗車に使いました。非常に使いやすくて、大きさもちょうどよくて、大変重宝しています。水で流してから、平らに車に広げて、あとは引っ張るだけです。水滴と水垢はきれいに取れます。

出典: https://www.amazon.co.jp/yan-%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%83%A0%... |

人工セーム革

セーム革は水に濡れると革がヌルヌルして独特の色が出るので、洗車用としては使いにくいところもあるのは前述しました。しかし、やはりセーム革の生地素材の柔らかさは洗車後の拭き上げには最適で他のタオルには無い特徴です。

何よりもボディーに対して優しく傷が付きにくいのがセーム革。ですから使いにくい部分を改良し開発されたものが人工セーム革です。ボディーに傷を付けない優しい生地の特徴を生かして吸水性などはさらに向上させました。

洗車専用に開発されていますので本革のセーム革よりも使いやすくなっており、耐久性も悪くはありません。使い方も本革のセーム革と同じで、優しくボディーを這わせて水滴を吸収させて絞る、この繰り返しです。これで綺麗に洗車後の拭き上げは終わります。

マイクロファイバー

現代の洗車において使用するタオルの主流となっているのが、このマイクロファイバーです。マイクロファイバーとは超極細の繊維で作られたタオルのことで、吸水性が良くて傷が付きにくく速乾性のい特徴を持っており、洗車用途以外にも最近では家庭内でも良く使用されています。

極細の繊維で作成されたマイクロファイバーは、拭き上げ以外にも汚れ落としにも最適で洗車の段階から使用することも可能です。たっぷりの水と洗剤を用いてこのマイクロファイバーで洗車して、拭き上げまで1枚でこなせるのもマイクロファイバーの特徴でしょう。

吸水性の高さはセーム革にも負けていませんから、使い勝手でみるとマイクロファイバーの方が適してるとも言えるでしょう。しかし、良い部分ばかりではありません、マイクロファイバーは極細繊維で作られてるので耐久性が悪く長持ちしません。

色々なカークロスが巷に出回っていますが、皆それぞれ癖があり、高価だったりします。このクロスはとても品質が良く、使いやすい。有名メーカーの割りに値段も手頃。拭いた後、繊維が車に残ったりしないし、洗えば3回くらいは使えます(もっと使えますがさすがに汚れが取れなくなる)。通算、10枚以上購入している 私の定番商品です。

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%A2%E3%8... |

洗車の拭き上げのコツ

洗車をして拭き上げが実は洗車の中で一番です。重要な作業なのは余り知られていません。この拭き上げをいかに上手く仕上げるか、これによってボディーの輝きが変わります。では最上に仕上げる拭き上げのコツはどのようなものでしょうか。調べてみましょう。

拭き上げのコツ①

拭き上げに苦労したくないなら、まずはタオルにこだわりたいです。用意したいのは綺麗なマイクロファイバー、もしくはセーム革と乾燥したタオル。最近はセーム革よりもマイクロファイバーの方がが高いのは前述したとおりです。

マイクロファイバーで優しくボディーを拭き上げます。吸水性が高いので簡単に水滴が無くなっていきますから、マイクロファイバーを絞っては拭き上げ、絞っては拭き上げを繰り返して仕上げて行きましょう。

普通のタオルとは吸水力が全く違うので、短時間で拭き上げが終わります。最後に拭き残した部分を乾燥したタオルで優しく拭き上げます。これで綺麗な仕上がりで満足する結果が得れるでしょう。

拭き上げのコツ②

洗車でシャンプーを洗い流した後に、ブローを施す方法があります。エアーコンプレッサーや送風機などが必要になりますが、車全体の水滴を風で吹き飛ばすので手の入らない隙間などの水滴も綺麗に除去できます。

その後、マイクロファイバーなど吸水性の高いタオルで優しく拭き上げて完了です。この方法は拭き上げ傷などを最小限に抑えることができるのでお勧めの方法です。

洗車の拭き上げしないとどうなるのか

洗車後に拭き上げをせず、そのまま駐車しているケースを見掛けます。たくさんの水滴がボディーに付いたまま自然乾燥していくと水滴の跡が残り、決して見栄えの良い状態ではありません。また、水道水にはカルキが含まれており、白いカルキ跡が残る場合もあります。

ボディーよりもウインドウなどの窓ガラスが特に顕著に見られます。この水滴跡が跡がウインドウに付くと簡単には綺麗になりませんから注意が必要です。

窓の洗車の拭き上げの方法

洗車して窓ガラスも綺麗に磨いたあとの拭き上げ、意外に拭き上げの跡が気になるのが窓ガラスです。拭き上げにはマイクロファイバーがです。セーム革は窓ガラスには適していませんので使用しない方が良いでしょう。

普通のタオルよりもマイクロファイバーで拭き上げすると、水分吸収が速く汚れも同時に拭き上げますので短時間で綺麗に拭き上げが終わります。また表面だけでなく裏側も拭き上げしないと汚れが残りせっかくの洗車も残念に終わってしいますので車内側からも拭き上げましょう。

内窓ガラスの拭き上げ

内窓は水洗いができませんので、水で濡らしたタオルで拭き上げます。方法としては固く絞ったタオルで窓を拭き、水分が乾燥しない内に乾いたタオルで拭き上げるのが基本です。その際に普通のタオルよりもマイクロファイバーなどを使用した方が綺麗になります。また専用品も販売されており、仕上げを求めるなら専用品を使いましょう。

注意したいのは家庭用の窓ガラスクリーナーを使用するのはダメです。家庭用には油分を含んでる物が多く車の窓には適していません。夜間走行中に対向車のライトがギラギラと反射して見にくくなります。専用クリーナーを使用しましょう。

洗車の拭き上げは必要なのか

洗車後の拭き上げ、汚れていた車が洗車して綺麗になったことに満足し、拭き上げをせずにそのまま走って行くドライバーを時折、見ることがあります。走ると水滴が風んで飛んで、其の内に乾くと考えてのことでしょう。

しかし、実は洗車で一番大切な個所は拭き上げと言われるくらい大切です。拭き上げた車はとても綺麗に仕上がりますが、拭き上げをしなかった場合、水滴が残りウォータースポットとなってうろこ状のシミを作ることがあります。他にも水滴が太陽に当たるとレンズの役目をするので塗装を痛めます。

大切な愛車をいつまでも綺麗な状態で起きたいなら拭き上げは必須項目と言えるでしょう。

傷をつけにくい洗車の拭き上げの方法

洗車後の拭き上げは仕上げとして重要な作業ですが、間違えると磨き傷が車に付くので注意が必要です。雑巾や一般的なタオルは傷が付きやすいので避けるべきです。前述したように、マイクロファイバーやセーム革などを用意しましょう。

洗車後の拭き上げは水分を完全に拭き取る必要があります。拭き残しは水滴の跡が残るので仕上げが悪くなります。また水分を吸収するのに何度も拭くのはボディーに傷が付きやすくなります。まずは水分吸収の良いマイクロファイバーやセーム革を使用して効率の良い拭き上げを心掛けましょう。

コーティング剤の使用

洗車後の拭き上げで仕上げをもっと良くしたいとお考えのオーナーさんもいるでしょう。その場合、単に拭き上げをするのではなく、コーティング剤の使用を検討してみも良いでしょう。最近はガラスコーティングも自宅で施工可能な商品も販売されています。

ボディー塗装面に膜を張るので、傷の防止から光沢感までかなり良い仕上がりになります。カーショップなどで購入の際には店員の方と良く相談されて自分の求める物を購入しましょう。

拭き上げに良いタオルと方法

洗車後の拭き上げには、普通のタオルや雑巾ではなく、マイクロファイバーやセーム革などの拭き上げに適したタオルを使用することで仕上げも良く作業効率も良いです。また、拭き上げをしないと水滴により塗装面を痛めたり、水滴痕が残ってウロコ状のシミができてしまいます。

拭き上げは仕上げとして大切な作業です。愛車の仕上がりを良くするためにも、使用するタオルにもこだわり、優しくボディーを拭き上げて最高の仕上がりを楽しみましょう。

初回公開日:2018年02月22日

記載されている内容は2018年02月22日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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