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車の電圧計の意味と見方・取り付け方・電圧計紹介

更新日:2024年03月13日

車の電圧計がどんなものかイメージしにくい方も多いですが、電圧計があれば、バッテリーの状態がいつでも確認でき、バッテリー上がりなどのトラブルを予防できます。そんな電圧計がどんなもので、現在の車に電圧計を付けたらどんなメリットがあるかを今回ご紹介します。

車の電圧計の意味と見方・取り付け方・電圧計紹介

車の電圧計にはどんな意味があるの?

車には速度計や燃料計などの計器がありますが、車によっては電圧計が付いているものがあります。しかし、全ての車に電圧計が付いているわけではなく、電圧計が付いていない車が多いです。そんな電圧計にはどんな意味があるのでしょうか。

今回は、車の電圧計の意味や電圧計についてをご紹介します。

そもそも電圧計ってどんなもの?

車の電圧計というと、どんなものかイメージしにくい方もいますが、車の電圧計は古い車に使われていたもので、バッテリーや発電機に異常が発生した時に、すぐに車のトラブルに気が付くようにするために使われていました。

しかし現在は、バッテリーや発電機の耐久性が向上し、発電機やバッテリーが壊れにくくなったので、電圧計が不要になり、充電警告灯のみを装備するようになりました。

電圧計を取り付ける必要はある?

バッテリーに異常が発生したら警告灯が点灯するから、電圧計を取り付けなくても良いのではと考える方も多いですが、実はバッテリーが弱ってきても警告灯は点灯しません。

バッテリーマークの警告灯はバッテリーに充電がされていない時に点灯します。そのため、バッテリーが弱っていたとしても、発電機が正常に作動していれば警告灯は点灯しません。

そのため、電圧計があればいつでもバッテリーの状態を判断できるので、現代の車に電圧計を取り付けても無駄にはなりません。

電圧計の取り付けにメリットはあるか?

電圧計を現在の車に取り付けた場合、バッテリーの電圧を常に確認することができます。そのため、バッテリーが正常に機能しているか、バッテリーが弱っていないかどうか確認することができます。

特に最近の車には、アイドリングストップ機能が付いている車が多く、エンジンが停止している状態の電圧に異常がないかどうか判断することができます。そのため、現在の車に電圧計を取り付ければ、バッテリーの状態が悪くなっていないかどうか、判断することができます。

また、電圧計はインテリアとして使用することができ、数多くのデザインのものが販売されているので、車内のアクセントと使用しても良いでしょう。

バッテリーの正常な電圧値は?

電圧計を取り付けても、表示される電圧が正常かどうか把握しておかなければ、バッテリーの異常に気が付きません。

軽自動車や乗用車に使われているバッテリーは12vで、エンジンをかけていない時に12~13vの電圧があれば正常な範囲です。エンジンを停止している時の電圧が12vを下回る場合は、バッテリーの交換時期と判断した方が良いでしょう。

エンジンが始動すると、バッテリーは充電されるので、電圧は14vまで上昇します。エンジンをかけた状態で電圧が14vを下回る場合は、バッテリーか発電機の故障が考えられます。この場合は、近くのディーラーなどで点検を受けるようにしましょう。

現在の車に電圧計を配線する場合は?

電圧計の取り付けを行うときは、複数の配線を接続する必要があります。単純にバッテリーの端子にのみ配線してしまうと、車の電源を切った後も電気が流れ続けてしまったり、市販の電圧計であれば、電圧計の電源が入らないなどの現象が出てしまいます。

電圧計を取り付けるときは、以下の配線が必要になります。

・バッテリー端子(プラス側)
・イグニッション端子
・イルミネーション端子
・アース線

この4本を接続することで、電圧計が作動します。

車の電圧計を後から取り付けることはできる?

現在の車に標準で電圧計は付いていませんが、電圧計を後から取り付けることは可能です。

後付けの電圧計には数多くの種類があり、数百円から購入できるものから数万円するものまで販売されています。どの電圧計を購入するかどうか迷うところですが、自分好みの電圧計を見つけて、取り付けると良いでしょう。

また、電気の配線が苦手な方の場合は、シガーソケットに取り付けるだけで作動する電圧計も販売されています。シガーソケットに取り付けるタイプの電圧計であれば、簡単に取り付けることができるので、電気系が苦手な方でも取り付けができます。

車に取り付ける電圧計は?

電圧計の種類はとても多く、どの電圧計を買えば良いか悩む方もいることでしょう。そこで、次の項目から電圧計をご紹介します。

シガーソケットに取り付けるタイプならこれが

BESTEK シガーソケット充電器 カーチャージャー

この電圧計は、本体が少し大きいですが、電圧の表示をする他に、シガーソケットの差し込み口とUSBケーブルの差し込み口が付いています。

この電圧計であれば、シガーソケットの差し込み口を犠牲にすることなく取り付けられます。また、この電圧計はUSBケーブルの電流を表示することもできるので、です。

シガーソケット2口でUSBポート3個はいろいろ商品があるけど、おまけに電圧計がついてこの価格は安い。1680円で買って満足です。

出典: https://www.amazon.co.jp/gp/customer-reviews/R3DBETRP2Z3Q... |

USBケーブルの差し込みが可能な電圧計は?

SKYLET usbカーチャージャー 車載充電器

この電圧計は、電圧を表示するだけではなく、USBケーブルの差し込み口が2つ付いているので、スマートフォンなどの充電も行うことができます。また、USBケーブルを差し込んだ時に、USBケーブルでどのくらいの電流を消費しているか表示することができます。

価格も安く、電圧の状態が簡単に確認できるので、です。

取り付けをスマートにするなら小型のものが

【elfin203】小型デジタル電圧計

電圧計の取り付けをできるだけかっこよく取り付けたい場合は、小型の電圧計を購入すると良いでしょう。

amazonには小型のメーターが販売されており、工夫次第では純正装備されているように取り付けることができるため、見た目を気にする方は小型のメーターを購入し、自分でカスタムしてみても良いでしょう。

アナログのメーターでものは?

日本精機 Defi (デフィ) メーター【Racer Gauge】

電圧計にはデジタルのものが多いですが、アナログの電圧計も販売されています。アナログの電圧計でものは、「Defiメーター」です。

Defiのメーターは電圧計だけではなく、水温計やブーストゲージなどのメーターも販売しており、ダッシュボードに取り付ければ速度メーターなどと相性が合うので、カスタムパーツとして取り付けても良いでしょう。

車の電圧計を自作する方法は?

電圧計は市販のものが販売されていますが、中には電圧計を自作して取り付けている方もいます。電圧計を自作するにはどのような方法があるか、次の項目から詳しくご紹介します。

電圧計は、配線さえきちんとできれば取り付け可能!

電圧計を自作するというと、電気に詳しくなければならないと考えがちですが、電圧計のユニットを購入し、決められた場所に配線することで取り付けられるものもあります。

電圧計の取り付けには、すでに完成された電圧計を購入して取り付けを行う方法もありますが、自分好みの電圧計が欲しい場合は、電圧計のユニットを購入し、外側のケースや配線を自分で行う方法があります。そのため、電圧計を作動させるのにどこから配線を取り出せば良いか分かれば、簡単に電圧計を取り付けることが可能です。

電圧計を取り付けるときは、電圧計の電源が切れるように配線する必要があります。そのため、バッテリー端子のプラスとマイナスに配線しただけでは、車を使っていない時も電気が流れてしまいます。

車を使っていないときに電源が切れるようにするには、車の「アクセサリー電源」と呼ばれる場所から電源を取ると良いでしょう。アクセサリー電源は、車のキーを抜くとオフになる電源で、シガーソケットなどの電源がアクセサリー電源になります。

アクセサリー電源から電気を供給すれば、車を離れる時に電圧計の電源も切れるので、どこから電源を取れば良いか分からない場合は、シガーソケットの配線から電源を取ると良いでしょう。

アナログの電圧計を使用する方法も

車の電圧を測定するには15Vぐらいで測定できる電圧計が必要になりますが、電圧計を自作する人の中には、車用でない、市販の電圧計を利用している方もいます。

電圧計が直流で最大20V程度まで耐えられるものであれば、車に使用でき、夜間用の照明や電源を取り付ければ使用することができるので、市販の電圧計を使用する方法も良いでしょう。

電圧計でおしゃれにトラブルを防ぐ

販売されている電圧計には数多くの電圧計がありますが、電気に詳しくない方でも電圧計を取り付けることは可能で、電圧計があれば、バッテリーによる急なトラブルを防ぐことができます。

電圧計を取り付ければ、車内をかっこよくおしゃれに仕上げることができ、電圧の測定値からバッテリーの状態を調べることができるので、非常にアイテムです。

気軽に電圧計を取り付け、バッテリーのトラブルをおしゃれに予防してみてはいかがでしょうか。

初回公開日:2017年11月08日

記載されている内容は2017年11月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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