Search

検索したいワードを入力してください

車のステッカーの貼り方|貼り方・はがし方・貼れない場所

更新日:2023年12月01日

皆さんは、車にステッカーを貼った事がありますか。自分で車にステッカーを貼ったけど気泡が入る、シワが出来ると言った経験はありませんか。この記事ではステッカーの正しい貼り方や剥がし方、ステッカーを貼る事が出来ない箇所を紹介しています。

車のステッカーの貼り方|貼り方・はがし方・貼れない場所

車にステッカーを貼りたいけどどの様な方法で貼るの?

ステッカー

車をアレンジしたくて車の外装にステッカーを貼ろうと思っても、貼り方がわからなかったり、自分で車にステッカーを貼ってみたけど上手く貼れず諦めてしまったなどありませんか。そのような方のために、車にステッカーを貼る際の正しい貼り方や方法などをご説明します。

車にステッカーを貼る方法としては、2通りの貼り方があります。それは、水を使用しない貼り方と水を使用する貼り方があります。それぞれの貼り方のメリット・デメリットご紹介するとともに、車にステッカーを貼る際にしておきたい下地処理の方法もご説明します。

水を使用しない貼り方

車にステッカーを貼る方法で水を使用しない貼り方があります。この貼り方は、小さなステッカーを貼る際に適しています。水を使用しない貼り方をご説明します。

1.ステッカーの貼る位置決めをします。

2.車のステッカーを貼る箇所の汚れや油分をしっかりと除去します。

3.ステッカーの剥離紙を少しめくり車に貼り付けます。やわらかいプラヘラを使用しステッカーを貼り付けます。一度に貼り付けず、端のほうから中央に向かって少しずつ貼り付ければ完成です。

水を使用しない貼り方のメリットは、必要な道具が少ない事や、短時間でステッカーを貼れる事です。デメリットは、一度ステッカーを貼り付けてしまうと貼り直しができない事や、気泡が入りやすくシワもできやすい貼り方です。

水を使用する貼り方

水を使用して車にステッカーを貼る方法がありますが、この貼り方は大きなステッカーや厚さの薄いステッカーを貼る際に適しています。水を使用して貼る方法をご説明します。

1.ステッカーの貼る位置決めをします。

2.車のステッカーを貼る箇所の汚れや油分をしっかりと除去します。

3.車のステッカーを貼る箇所に霧吹きで水をたっぷりと吹き付けます。また車のステッカーを貼る箇所に水をたっぷりと吹き付ける事により、小さなゴミを除去する事ができます。

4.ステッカーの糊面にも霧吹きで水を吹き付けます。ステッカーの剥離紙を半分めくり水を吹き付けます。ステッカーの糊面半分を水で濡らしたら剥離紙を戻し、ステッカーの残り半分も同様の手順で行い水で濡らします。

5.ステッカーを車に仮貼りし、ステッカーの貼る位置決めをします。ステッカーの糊面が濡れているので、すぐに貼り付く事はありません。ステッカーを手で動かせるので、位置決めを簡単にできます。

6.ステッカーの位置決めができたら、ゴムヘラを使いステッカーの水を抜きます。水の抜き方は、ステッカーの中央から外側へと水を抜きます。

7.ステッカーの水が抜けたら自然乾燥させて完了です。

水を使用する貼り方のメリットは、気泡が入りにくくシワもできにくいため、キレイに仕上がります。更に、車にステッカーを貼る際の位置決めも簡単に行えます。

デメリットは、用意する道具が多くなり、水を使用しない貼り方に比べて作業工程が多い貼り方です。

ステッカーを貼る時は下地処理が大切

シリコンオフ

車に貼り付けたステッカーが短期間で剥がれないようにするには下地処理が大切です。ステッカーを貼る箇所にゴミや油分が残っていると接着力の低下に繋がります。水拭きだけでは油分を除去する事ができないため、アルコールやパーツクリーナーを使用してゴミや油分を除去します。

車のステッカーを剥がすには?

貼り付けたばかりのステッカーは剥がしやすいですが、長期間貼り付けてあったステッカーは糊が固着しているので、大変剥がしにくいです。無理にステッカーを剥がすと車の塗装も剥がれる事があります。車の塗装を傷めないための適切なステッカーの剥がし方をご紹介します。

ドライヤーで温めてステッカーを剥がす

ドライヤー

ステッカーをドライヤーで温めて固着した糊を柔らかくしてはがす方法があります。ステッカー全体を温めて爪で端の部分を少しめくり、糊面にドライヤーの温風を当ててゆっくりと剥がします。ステッカーを剥がすスピードが速いと切れてしまいます。使用するドライヤーは家庭用のもので十分です。

熱湯でステッカーを剥がす

熱湯を直接ステッカーに掛けて剥がす方法があります。熱湯をステッカーに掛ける事により収縮し固着した糊も柔らかくなるので、剥がしやすくなります。熱湯は70度から80度くらいの温度が適切です。熱湯を車の塗装面に掛けるのは問題ないですが、樹脂部分に熱湯が掛かると変形する原因になりますので注意が必要です。

シール剥がし剤で剥がす

シールはがし

車のステッカーをシール剥がし剤を使用して剥がす方法があります。シール剥がし剤は、ステッカーの糊を柔らかく溶かし剥がしやすくします。

シール剥がし剤の使用方法は、ステッカーの上からシール剥がし剤を吹き付けて、5分ほど待ちます。ステッカーの文字が滲んだり端がめくれたりしたら、ステッカーを剥がす事ができます。

ステッカーの材質によっては、シール剥がし剤が浸透しにくい物があります。その場合は、ドライヤーや熱湯、スクレーパーでステッカーを剥がし、残った糊をシール剥がし剤で除去します。シール剥がし剤が車の樹脂などに付着すると変質する事があるので、注意が必要です。

スクレーパーで剥がす

スクレーパー

車のステッカーをスクレーパーを使用して剥がす方法があります。スクレーパーは、金属製や樹脂製、カーボン製の物があります。ステッカーがどの素材に貼られているかによって、使い分ける必要があります。

スクレーパーの使用方法は、ステッカーの端に差し込みスクレーパーを左右に動かすようにして使用します。ガラスに貼り付けられているステッカーは、金属製のスクレーパーを使用します。性質上、金属よりガラスの方が硬いためキズが付く事はありませんが、ステッカーを剥がす際に力を入れすぎると、キズが付く原因になるので注意が必要です。

車の塗装面に貼られたステッカーは、樹脂製またはカーボン製のスクレーパーを使用します。樹脂製など柔らかい性質のスクレーパーでも、ステッカーを剥がす際に力を入れすぎるとキズが付く原因になるので注意が必要です。

ドライヤーや熱湯、シール剥がし剤とスクレーパーを併用すると、よりキレイに早くステッカーを剥がす事ができるのでです。

ステッカーの貼れない箇所は?

ステッカーの貼り方がわかっても、車のどの箇所に貼って良いのかわかりません。車の正しい箇所にステッカーを貼らないと違法改造車となるため、正しい箇所にステッカーを貼る事はとても大切です。

違法改造車として扱われると車検に通らないだけでなく、ディーラーなどに修理を依頼しても拒否される事があります。このような事が無いように、ステッカーの貼れない箇所をご説明します。

フロントガラス

フロントガラスにステッカーを貼る事はできますが、許容範囲はフロントガラス上部より20パーセントの範囲しか貼る事ができません。この範囲にはカーナビのフィルムアンテナやETCアンテナ、車検ステッカーが貼られる場所で、ステッカーを貼る範囲が限られる事が多いです。

ステッカーを貼れるフロントガラスの許容範囲内に貼り付けたとしても、場合によっては車検に通らない事があります。

サイドガラス

サイドガラスにステッカーを貼る事はできますが、透明のステッカーでないといけません。サイドガラスにフィルムやステッカーを貼る場合、可視光線透過率が70パーセント以上確保されている必要があるためです。リヤガラスに関しては、著しく運転の妨げにならなければ問題ありません。

ナンバープレート

ナンバープレートにステッカーを貼る事はできません。ナンバープレートにステッカーを貼ってしまうと車検に通らないだけでなく、ディーラーで点検修理も拒否される事があります。ナンバープレートに透明なカバーをしても車検に通らなくなるので、注意が必要です。

ライトのレンズ

ライトのレンズに光を透過させる透明系のステッカーを貼る事はできますが、光を透過させないステッカーは貼る事ができません。

車のライトのレンズをスモークレンズにしている車を見かける事があるでしょう。これは、スモークフィルムをレンズに貼っているのですが、要件さえ満たせば合法となります。しかし、車検検査員の判断で車検に通らない事が多いのも事実です。

ライトのレンズにステッカーを貼る時は、予めディーラーなどに相談する事をします。

車のステッカーの貼り方を正しく覚えて自分好みにアレンジしよう

ステッカー

自分でお気に入りのステッカーを車に貼るのは楽しい事です。初めての方は、ステッカーの貼り方がわからなくて戸惑いもあるでしょうが、ステッカーの種類に応じた貼り方をする事で、簡単にキレイに貼る事ができます。

自分でステッカーを貼った事がある方もいろいろな貼り方がある事が分かったでしょう。ぜひ、紹介したステッカーの貼り方を試して頂きたいです。ステッカーを用途に合わせた貼り方で、正しい箇所に貼って頂き、素敵なカーライフを過ごしましょう。

初回公開日:2017年10月06日

記載されている内容は2017年10月06日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related