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ハイエースの内装カスタム方法・カスタム例・カスタム情報

更新日:2024年01月26日

ハイエースの内装カスタムについて、その方法や参考となるカスタム例、また魅力的なカスタム情報などを解説します。対面式ラウンジシートや二段式ベッドユニット、アウトドアスタイルなどあらゆるジャンルが存在する、素敵なハイエースの内装カスタムの耳寄りな情報を招介します。

ハイエースの内装カスタム方法・カスタム例・カスタム情報

ハイエースの内装カスタム方法

車の楽しみ方にはいろいろなジャンルがありますが、家族や仲間と一緒に遊ぶのに最適な車といえば、やはりミニバンやワンボックスなどのバンタイプの車でしょう。このような車は大人が7~10人ゆったりと乗ることができ、アウトドアや旅行の供として快適に楽しめます。

バンタイプの車の中で最も遊び心をくすぐられるのは、長年キャブオーバーバンではの座を不動のものとしているトヨタ・ハイエースです。ハイエースは1967年の登場以来、エンジンを含むパワートレーンを全て室内床下に収めたキャブオーバー型ワンボックスカーとして、その広大な室内スペースを生かした使い勝手の良さで大の車です。

内装カスタムなら室内の広いハイエースが

この素敵なハイエースを、家族や仲間と一緒に楽しめるファミリーカーに購入しようと考えている人は、どうせなら他人とは違った遊び心を盛りだくさんにして楽しみたいでしょう。

そのような人になのが、ハイエースをベースにした内装カスタムです。ハイエースの持つ広々とした室内スペースを利用して、ラウンジ風のインテリアを持つ豪華なリムジンや、ベッドや調理設備を備えたキャンピングカー、サーフィンやグランピングなどアウトドアが楽しめるレジャーヴィークルへと変身させましょう。

ハイエースなら運転席から後ろの空間を目一杯使うことで、他のミニバンなどに比べて内装のカスタムを思う存分楽しむことができます。このようなハイエースの内装カスタムについて、その方法や参考となるカスタム例、また魅力的なカスタム情報などを解説していきます。

ハイエース内装自作カスタム方法について

ハイエースの内装をカスタムする方法について説明します。

ラウンジ風リムジンならシートカスタムが

ハイエースの内装をカスタムして、豪華なラウンジ風リムジンへと変身させるには、まずシートをカスタム仕様へと変更しましょう。ハイエースのリムジン風カスタムで最もポピュラーなのが「横向き対面式ラウンジシート」でしょう。こちらは横三人掛けの二列目シートを後ろ向きにし、その後方のスペースに横向きのベンチシートを左右で向かい合わせに設置します。

こうすることで、まず後ろ向きの二列目シートに三人、向かって左側の横向きベンチシートに四人、スライドドアのある右側に一人と後部スペースだけで八人が座ることが可能です。中央にキャンピングテーブルを設置すれば素敵なラウンジキャビンになります。さらにテーブルを収納してベッドボードを取り付ければ、フラットで快適なベッドに変身します。

カスタムシートの材質は本革風の合成皮革が一般的ですが、質感や座り心地に優れ汚れにも強いためでしょう。

ハイエースワゴンには縦向き対座シートが

2017年7月より、安全面を理由にハイエース・ワゴンなどの10人乗り3ナンバー、5ナンバー乗用車について横向き対面シート装着での車両登録ができなくなりました(ハイエース・バンは登録可能)。そこでセカンドシートより後ろに縦向き対座シートを設置することで、ラウンジスペースを備えたリムジンへと変身させます。

セカンドシートに三人掛けの専用ベンチシートを設置し、そのシートバックの裏側に、取り外し可能な後ろ向きの一人掛けサードシートを取り付け、4列目に四人掛けのベンチシートを設置すれば、室内後部に計五人が座れるラウンジスペースができ上がります。

キャンピングカーなら8ナンバーが

ハイエースをベースにしたキャンピングカーには、車体をベースに内装などに手を加えたバンコン(バン・コンバージョン)と、FRP製の居住部を仮装したキャブコン(キャブ・コンバージョン)があります。いずれも大人がきちんと就寝可能なベッドや調理設備を備えた8ナンバーのキャンピングカーです。

せっかく広大な室内スペースを持つハイエースの内装をカスタムするなら、簡易マットレスを敷いただけの車中泊仕様よりも、本格的な8ナンバーのキャンピングカーに仕立てるのがでしょう。

ハイエース・キャンパーの基本的な仕様として、前部座席の直後に四人掛けの対面座席とテーブルのダイネットとし、そこにコンロやシンクなどを備えたギャレーや冷蔵庫を取り付けます。その後方に収納スペースを兼ねた独立したベッドルームを設置します。

サーフィンやグランピングに便利なシャワーを設置

サーフィンなど海でアウトドアスポーツを楽しむサーフバンや、現在注目のグランピングに便利なレジャーヴィークルへと内装をカスタムするには、海水などにさらされた体を洗い流すシャワーを取り付けるのがです。

給水タンクとポンプを取り付ければ、後部ラゲッジスペースにシャワールームを設置でき、リアハッチゲートから入って利用することが可能です。またきちんとしたシャワールームまでは要らないという人は、簡単なシャワーキットを使用して車外の簡易テントで使うこともできます。

このような給水ポンプやシンクユニットは、グランピングなどのレジャーにもとても重宝します。さらにしっかりした冷蔵庫もあればとても便利です。

専用の防水フロアパネルが

ハイエースには、サーフィンやスキューバダイビング、スキーなどのアウトドアスポーツやレジャーに便利な専用の防水フロアパネルが販売されています。これなら濡れたウエットスーツやブーツ、キャンピング用具などを置いても、キズや汚れから車を守ってくれます。室内の汚れが気になる人は、防水防汚加工を施したシートカバーがです。

また、車内にサーフボードや釣竿など長さのある荷物を積み込むのに便利な、ルームキャリアーも販売されています。このように、広大な室内スペースを持つハイエースなら、目的や好みに合わせた内装カスタムを楽しむことができます。

ハイエース車種別カスタム例の紹介

ハイエースのカスタム例を車種別に説明します。

200系は豪華なバンコンカスタム

ハイエース200系は、2004年に登場し現在も販売されているモデルです。100系は先代モデルよりも車体が大型化され、室内寸法が長さ3mで幅が1.52m、高さが1.32mもあるため、ゴージャスなバンコン(バンベースのキャンピングカー)のベースとしてです。

カトーモータースのワナカは、ハイエースベースのユーティリティーに優れたキャンピングカーです。FRP製のルーフを仮装することで最大1.7mの室内高を実現しています。それによりゆったりした前部ダイネットと、後部に二段式の広々したベッドルームを備えています。価格は592万3,000円です。

カスタムベースとしてのワゴンDX

ハイエースワゴンのDXグレードはカスタムベースとしてのモデルです。シート配置が前から2、2、3、3の十人乗りとなっており、そのままでもファミリーカーとして十分すぎる内容を持ち、価格も200万円代前半からとお買い得です。

ランクル、ハイエースの販売でおなじみのFLEXでは、ワゴンDXの魅力的なラウンジ風内装カスタムを行っています。内容は後部に縦向き対座ラウンジルームを備えた仕様で、シート生地は質感が高く汚れに強い合成皮革です。コンプリート価格は360万円です。

最上級のワゴン・グランドキャビン

ハイエースワゴンの最上級グレードがグランドキャビンで、ボディを拡大したことにより余裕の室内スペースを実現した、カスタムにも最適な車です。

ハイエース専門店FLEXDREAMの三人掛けベンチシート「T-REVO」は、最大幅が1.5mあるため大人が三人掛けでもゆったりと寛げます。またシートをすべて倒せばフラットで広大なベッドルームに変身します。

バンのワイドは多彩な内装カスタムが可能

ハイエースバンのワイドボディは、多彩な内装カスタムが楽しめるグレードです。大阪のハイエース専門店FEELでは、ハイエースバン・ワイドをベースに、三列八人乗りで対座シート、フルフラットベッドなどアレンジが可能なトランスフォーム内装キットを提供しています。

100系は古いけれどまだまだ現役

ハイエースの先代モデル100系は2004年に販売が終了し、新しい物でも生産から14年が経過した旧型車ですが、まだまだ現役で活躍している車も多く、キャンパーなどに内装をカスタムされています。

キャンピングカー専門店のカリフォルニア・サンが製作する、ハイエース100系キャンパーは、キッチンやシンクなどギャレーユニットを室内最後部に設置し、ゆったりとしたリビングスペースを実現した車です。

内装カスタムにかかる費用

ハイエースの内装カスタムに掛かる費用は、その内容によって大きく異なります。シートカバーやソフトタイプの防水マットなどを使用した簡易的なカスタムならば、高品質シートカバーの価格が1万8,000円、ソフトマットが1万5,000円程度とリーズナブルに仕上げることが可能です。

ハイエースの内装を、カスタムショップが提供する本格的な座席ユニットに交換する場合は、およそ200~400万円以上の費用が掛かるでしょう。

ハイエース内装カスタムパーツの紹介

ハイエースの内装カスタムパーツについて説明します。

ハイエース用シートカバー

ハイエースの内装をゴージャスにカスタムするために、専用のシートカバーがです。価格も手頃なので、気分に合わせて付け替えるのも良いでしょう。

COLIN STANCE スタンス シートカバー

コリンスタンス製のハイエース用シートカバーは、ハイエース200系にジャストフィットし、材質は本革に非常に良く似た合成皮革でゴージャスに見えます。フィッティング性も優秀で装着時にしわができにくく、価格も1万9,440円とお買い得です。

ぴったりフィットしました。ダブつきやシワも出ありません。衣類との密着感もあり、滑る事もありませんので、ホールド感が実感出来ます。取り付けには力が要りました。取り付け用ヘラ付きは、有難いです。

出典: https://www.amazon.co.jp/STANCE-%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%... |

中古内装カスタム済みハイエースの紹介

後部荷室にベッドキットが組まれ、TRD製のレザー風シートカバーなど内装カスタムが施されたハイエースの中古車が、兵庫県加古川市のファイナルオートカンパニーで販売されており、平成23年式で走行距離は17万4,000kmです。

この車はしっかりしたベッドキットが装着され、黒地に赤のワンポイントが施されたシートカバーもセンス良くまとまっており、価格は129万円と内容の割にお買い得でしょう。

大阪のハイエースカスタム店紹介

大阪府東大阪市にあるショップ「FEEL」は、ハイエースカスタムの専門店です。カスタムシートやベッドユニットなどの内装パーツはもちろん、FEELオリジナルのエアロパーツやアルミホイールも好評です。ハイエースを知り尽くした専門スタッフが、満足のできる一台を製作します。

ハイエースはカスタム車として最高に魅力的

ハイエースの内装カスタムについて、その方法や参考となるカスタム例、また魅力的なカスタム情報などを紹介しました。

ハイエースの内装カスタムはバリエーションが豊富で、目的や好みに合わせて楽しめます。多くの専門ショップがカスタムを手掛け、素敵なコンプリートカ―を製作しています。またカスタムするためのパーツも、ラウンジ風からキャンピングカー、サーフバンスタイルまであらゆる製品が販売されています。

カスタムビルダーのやり方を手本にして、あなただけのハイエースカスタムを楽しみましょう。

初回公開日:2018年05月29日

記載されている内容は2018年05月29日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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