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車のカーテンの付け方と作り方|赤ちゃんがいる場合のカーテン

更新日:2023年12月23日

旅行に行くときや、日差しの強い日にドライブに行くときなどに、車の中に日差しが入ってきて困ったという人は多いことでしょう。このようなとき車にカーテンがついていると便利ですが、どのようにつければ良いのでしょうか。この記事では車のカーテンの付け方についてご紹介します

車のカーテンの付け方と作り方|赤ちゃんがいる場合のカーテン

車のカーテンの付け方

車で出かけるときや、車で泊まるときなどにあると便利なのが車用のカーテンです。しかし、「いざ車の窓にカーテンをつけよう」と思ったとき、そのつけ方を知っている人は少ないことでしょう。また、車の窓にカーテンをつけるのは、つけ方によっては違反となってしまう場合もあります。

この記事では、そんな、あると便利だけど知らないと利用することが難しい、「車のカーテンのつけ方」とそのポイントについてご紹介します。

車のカーテンレールの取り付け方

車用のカーテンは、カーショップなどで売っています。このタイプのカーテンは窓枠に専用のカーテンレールを取り付けることで、車にカーテンを取り付けることができます。窓の形に合わせて調節ができるように、カーテンレールは柔らかい材質が使われていますので、どの車にも取り付けることができます。それでは具体的な取り付け方を見てみましょう。

➀カーテンレールの取り付け位置を確認する

取付作業に入る前に、どのあたりにカーテンレールを取り付けるのかを確認します。これをすることで、後の作業で迷うことが少なくなります。細かい作業に入る前に、しっかりとどのような感じでカーテンがつくのか、イメージしておきましょう。

➁カーテンレールを取り付ける位置掃除する

カーテンレールがどこにつくのかイメージができたら、取り付け位置にある埃や汚れを取り除きます。これをしないと、せっかく取り付けたカーテンレールが剥がれ落ちてしまう原因になります。車用カーテンを買うとセットでゴミを取り除くガーゼなどがついていることもあるので、掃除の際はそちらを利用するのも良いでしょう。

➂カーテンレールを取り付ける

綺麗にした取り付け位置に、カーテンレールを取り付けます。上用ののレールは窓枠のカーブに合わせる必要があるので、まずレールについている両面テープを剥がさずに、窓枠にあてがってカーブを作ります。その後取り付け位置に接着促進剤を塗った上で、さらにレールについている両面テープでカーテンレールを取り付けます。

下用のカーテンレールは、カーブをつける必要がないので、接着促進剤を取り付け位置に塗ったら、そのまま両面テープで取り付けます。しっかりと押さえつけて固定しましょう。

➃接着剤を乾かす

カーテンレールをしっかり押さえつけて、取り付け位置に固定したら、接着剤が乾くまで待ちます。どれくらい待つかは、説明書に従いましょう。

➄カーテンをつける

接着剤が乾いたら、カーテンを取り付けましょう。カーテンフックをレールの穴に差し込んでから、カーテンの表裏を確認して取り付けます。また、カーテンベルトがついている場合には、カーテンベルトの向きにも注意しましょう。

➅カーテンエンドとベルトストッパーをつける

カーテンをつけ終わったら、カーテンを寄せたい方のカーテンレールの穴に、カーテンエンドキャップを差し込みます。その後、カーテンベルトをつける位置を決め、カーテンベルトをしっかり固定したら、完成です。

吸盤でつけるタイプもあり!

車用のカーテンの中には、カーテンレールの代わりに、ポールの両端に吸盤が付いているものもあります。車によっては吸盤をつけるスペースがなかったり、取り付けることができなかったりしますが、窓の左右のボディに吸盤で取り付けるだけなので、このタイプはカーテンレールを使ったものよりも取りつけがとても簡単で便利です。

また、開け閉めしなくてもいい場合には、サンシェードを使う方法もあります。サンシェードは窓に貼るもので、多くは取り外しが可能です。開け閉めしなくても良い窓には、断熱性の高いサンシェードを貼ると、クーラーや暖房の効きをよくすることもできます。サンシェードの中には吸盤を使わないものもあるので、そちらを使うと跡が残る心配もないでしょう。

メーカーオプションだと安心

車によってはメーカーオプションでカーテンが用意されています。メーカーオプションを利用すると、取り付け作業はディーラーで行うので、余計な手間がかかりませんし、失敗もありません。また、車に合わせて作られているので、見た目がいいのもメーカーオプションの利点です。

しかし、メーカーオプションでは価格が高いことや、あらかじめ決められたカーテンしか取り付けることができないというデメリットもあります。

赤ちゃんがいるときも車にカーテンがあると便利!

車の中には意外と日差しが入りますので、赤ちゃんに直接日が当たると、赤ちゃんが眩しかったり、暑がってしまったりしてグスッてしまうことも考えられます。こうなると運転に集中することもできません。また、強い日差しや紫外線などは大人のみならず赤ちゃんの目にもよくありません。

こんなときにも車用のカーテンがあると便利です。カーテンだとサンシェードのように、サイズが合わなくて日差しが漏れてしまうという心配もありませんし、日差しの心配がないときにはさっと開くことができます。窓を少し開いて風を通すこともできますので、そうした点も利点です。

車検の際にカーテンは着けてて大丈夫?

カーテンがついているからといって、必ず車検に通らないということはありません。カーテンがついているときに、車検に通るか通らないかのポイントは、カーテンがついている位置です。

運転席と助手席の窓に何かを取り付けることは違反です。このため、フロントガラスや運転席・助手席のサイドガラスにカーテンがある場合には、車検もとおりません。ちなみに、カーテンのみならず、遮光フィルムもつけることができませんので、注意が必要です。

これに対し、後部座席の窓ガラスにカーテンや遮光フィルムをつけていても、違反になりません。このため、後部座席の窓にカーテンを取り付けていても、車検はとおります。メーカーオプションのカーテンを使うと、必然的に車検を通るようにできているので、不安な方は、メーカーオプションのカーテンを利用する方が良いでしょう。

カーテンは違法?

道路交通法では「運転席と助手席の窓ガラスの透過率が70%を維持できなければ違法」となっています。この透過率70%というのはとても厳しい規格で、市販の遮光フィルムのほとんどが、それを運転席・助手席の窓につけてしまうと違反になります。つまり、運転席と助手席の窓には何もつけることができないのが実情です。

なぜ、運転席と助手席の窓には何もつけられないかというと、「運転の妨げになるから」です。例えば安全確認のために対向車のドライバーと目を合わせたり、合図を送りあったりする必要が出てきたときに、カーテンや遮光フィルムがあるとそれが難しくなります。そうなると、事故にもつながりかねます。

このため、運転席と助手席の窓には何かを取り付けることができません。窓の近くにものを置いていても違反となる場合がありますので、運転席と助手席の窓には、日差しを遮るものに限らず、物を置かないようにしましょう。

つけるなら後ろの席につけよう!

上記でご紹介したように、運転席と助手席の窓にカーテンを設置するのは道路交通法違反です。しかし、後部座席の窓については特に規則はありません。車の中には、後部座席の窓が全て塞がれた車もあるほどです。このようなことからもわかるように、後部座席の窓にカーテンを設置したり、真っ黒な遮光フィルムを貼ったりすることには、全く問題ありません。

ただし、車によっては後ろの窓が全く見えないと、バックする時に車の周りが良く見えず困ることがあります。こうした場合には、バックモニターやサイドミラーをうまく使って、車の大きさに注意しながら運転する必要があるといえるでしょう。

手作りカーテンの作り方

「せっかく自分で車にカーテンを使うのなら、好きな柄のものを使いたい」と思う方や、「カーテンはつけたいけど、できるだけ安く済ませたい」と考える方もいることでしょう。この項では車のカーテンを手作りする方法についてご紹介します。自分でカーテンを作る方法を知って、自分にあった車用のカーテンを使いましょう。

部屋のカーテンを作るのとあんまり変わらない!

車用のカーテンを作るといっても、カーテンの作り方が特殊なわけではありません。部屋の窓用のカーテンと同じように、窓の大きさを測って、それに見合ったカーテンを作ります。カーテンの生地も、部屋用と同じものでも大丈夫です。日差しを避けるためにカーテンを取り付けるので、遮光性の高いものがいいでしょう。

ミシンが使える場合やお裁縫が得意な方は、自分でカーテンを縫ってしまうと買うよりも安く済むこともあり得ます。また、自分でカーテンを縫うことが難しい場合には、サイズを測レバオーダーメイドでカーテンを依頼するという方法もあります。カーテンを売っている家具屋さんやホームセンターに相談してみてください。

カーテンレールの取り付けは少し特殊

車のカーテンを取り付けるときに、一つ特殊な点といえば、カーテンレールの取り付けです。カーテンレールは部屋の窓にカーテンをつけるのとは違い、車種によっては取り付けが難しくなります。ワイヤーを張ってカーテンレール代わりにしたり、強力な磁石を使ってフックを取り付けたり、と工夫する必要があります。

ホームセンターなどで使える材料を探しつつ、車に合わせて、どうやったらカーテンを取り付けられるか考えると良いでしょう。

100均一素材も使える!

100円ショップには、車用のカーテンに活用できるグッズも多くあります。最近ではカーテンそのものも売っていることもありますし、100円ショップで売っているつっぱり棒や、フックは車用のカーテンにも応用できます。

車の内装の関係などで、カーテンレールを取り付けられない場合には、レール代わりにワイヤーを張って、そこにリングを通すことで、カーテンレールの代わりにすることもできます。また、レール代わりにつっぱり棒を取り付けるのも良い手です。こうした手段に使う道具も100円ショップで揃えることができます。

また、カーテンが売っていることもあり、100円ショップにはカーテン取り付け用のリングも売られています。これに加えてマジックテープをうまく使えば、光がもれないようにしたり、プライバシーを保tたりすることもできます。

このように、材料に迷うときには100円ショップを覗くのも良いでしょう。

カーテンをつけてより快適なドライブを!

車のカーテンの付け方についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。車のカーテンがあると日よけになったり、プライバシーを守れたりと非常に便利ですが、付け方によっては違反になる場合もあります。「車にカーテンをつけたいな」と思ったときには、どうすれば違反にならないか確認してからつけるようにしましょう。

初回公開日:2018年04月27日

記載されている内容は2018年04月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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