Search

検索したいワードを入力してください

レヴォーグのオイル交換|オイル交換時期・方法・費用など

更新日:2024年02月25日

今回は、スバルのフラッグシップモデルとして人気の高い、レヴォーグのオイル交換について紹介します。人気車種のひとつであるレヴォーグの、気になるオイル交換方法や交換距離のめど、そしてオイル交換する際にかかる費用などをまとめて紹介します。

レヴォーグのオイル交換|オイル交換時期・方法・費用など

レヴォーグのオイル交換のいろはを知りたい!

レヴォーグは、日本が生んだ「ステーションワゴンの先駆け」としても名の高いレガシィツーリングワゴンの後継車として、2014年に誕生しました。

上質さとスポーティーさを兼ね備えるエクステリアデザインと、スバル独自の安全装置「アイサイト Ver.3」を搭載するなど、2017年現在もなお独自に改良を重ね、アイサイトに更なる磨きをかけた先進安全技術「アイサイト ツーリングアシスト」機能を搭載するなど進化し続け、老若男女問わず根強い人気を誇ります。

そんなレヴォーグを乗り続けていくと、「オイル交換」のタイミングがやってきます。しかし、初めてレヴォーグを乗っている方には「どんなエンジンオイルがいいの?」や「DIYかディーラー・カー用品店、オイル交換するならどこ?」などといった疑問が生まれます。

そんな方向けに、レヴォーグの気になるオイル交換方法やオイル交換のめどや距離数、そしてオイル交換の際にかかる費用などを紹介します。

レヴォーグのオイル交換時期や目安は?

目安となる走行距離数

メーカーからは、10,000km毎もしくは12ヶ月定期点検の度に交換するように推奨しています。

ただ、レヴォーグを所有するユーザーの中にはサーキット等酷使する方もおり、高速走行の機会が多い場合は5,000kmもしくは半年に1回のペースでオイル交換を済ませています。
高速走行をする機会が多いほかに、

・1回の走行が5km以内といった短距離走行
・エンジンをかけて10分以内で運転終了

などといった比較的短時間運転を繰り返す場合でも、エンジンオイルが劣化するスピードが速くなるので、こういった場合でも交換頻度はこまめにしておきましょう。

そして、オイルフィルターもエンジンオイル交換と同時に交換するとよいでしょう。

エンジンオイルを交換する量と種類は?

エンジンオイルを交換する量ですが、レヴォーグの取扱説明書には、オイルフィルターを除けば約4.9Lで、オイルフィルターを同時交換する場合は約5.0Lとなります。

特にオイル交換をDIYで行う場合、指定したエンジンオイルの容量を超えるか、もしくはオイル不足となってしまうと、オイル交換作業時にこぼれてしまうか、最悪の場合エンジンの故障につながる可能性があります。

エンジンオイルを入れる容量が見える「オイルジョッキ」を用いるか、オイル交換作業に不安であればディーラーやカー用品店等にて依頼するのもよいでしょう。

また、エンジンオイルの種類といたしましては、レヴォーグの取扱説明書によると

・1.6L車「0W-20」
・2.0L車「5W-30」

という記述があります。そもそも「0W-20」や「5W-30」というのは、オイルの粘度(ねんど)を示すもので、前半の部分は寒い時のオイルの固さを表し、後半の数値はオイルが高温時における粘度を表しています。

必ずしもこの粘度でなければならないというわけではなく、サーキット等かなり激しく車を動かす場合には、長時間エンジンを動かし続けても耐えられる高粘度な「5W-30」や「10W-30」などといったチョイスもあります。

またレヴォーグは特殊な「水平対向エンジン」を採用しているため、メーカーはスバル純正オイルを推奨しています。他メーカーにはない「水平対向エンジン」向けに開発されたオイルなので、より効率よくエンジンを回し、低燃費走行やエンジンの長寿命化に貢献します。

メーカー純正のオイル以外にも様々な種類のエンジンオイルが存在しますが、オイルの粘度やレヴォーグの使用頻度によって使用するエンジンオイルが異なってくるので、慎重に選びましょう。

気になるレヴォーグのオイル交換の費用は?

DIYでオイル交換する場合

気になるオイル交換に掛かる費用ですが、まずはユーザー自身でオイル交換を行う場合です。レヴォーグは、上から古いオイルを抜き新しいオイルを入れる「上抜き」タイプになっています。

そのため、オイルを抜くためのツール「オイルチェンジャー」が必要です。そして新しいオイルを入れるための「オイルジョッキ」も必要になります。

そしてオイルフィルターを同時に交換する場合は、オイルフィルター本体と同時に本体を締めるために必要なツール「オイルフィルターレンチ」も用意する必要があります。あとは、古いエンジンオイルを処理するために「廃油処理箱」も用意しなければなりません。こちらは別名ポイパックとも呼ばれ、古いエンジンオイルを捨てるための重要なものです。

そして手が汚れるのを防ぐ「耐油手袋」や、オイル注入時にこぼれにくくする「じょうご」もあったほうがよいでしょう。

あとはエンジンオイルの費用によりますが、初めてオイル交換作業を行う場合は、最低でも約10.000円は必要です。しかしその後もオイル交換を自身で行う場合は、ディーラーやカー用品店にて交換するよりも安く済みます。そして寒暖が激しい季節やレヴォーグの使い方に合わせてオイル交換をこまめにすると、エンジンやレヴォーグの長寿命化にもつながります。

一見難しそうに見えますが、女性一人でもこなせるほどオイル交換は簡単で、レヴォーグへの愛着も湧くこと間違いなしです。

ディーラーやカー用品店などでオイル交換する場合

正規ディーラーにてオイル交換をする場合は、地域によって異なりますが、東京スバルにて純正オイル「SUBARU純正 SNオイル 0W-20」とオイルフィルターを同時に交換する場合、工費込みで8.200円となっています。

またオートバックスにてオイル交換をする場合は、エンジンオイル代+500円(※最低価格)となります。オートバックス含めカー用品店では、会員になる特典にオイル交換の工費が無料になるなどといったものが非常に多いです。

レヴォーグの使い方にあったエンジンオイルが分からなかったり、オイル交換作業に自信がなかったりする場合、こちらのほうがよいでしょう。

ディーラーやカー用品店にてオイル交換を依頼する場合、DIYでオイル交換するよりも費用がかかりますが、

・素人ではなかなか入手しにくいメーカー純正エンジンオイルに交換できる
・エンジンオイルに関して全く知識がなくても分かりやすい丁寧な説明を受けられる
・プロによるオイル交換作業なので、事故が起こりにくい

といったメリットが挙げられます。

オイル交換をDIYで行う場合の注意点

1.古いエンジンオイルは適切に処分すること

不要になった古いエンジンオイルは、先述した「廃油処理箱」ことポイパックを用いて処分しますが、古いオイルをそのまま捨てたりなど不適切な処分となりますと、地域によっては罰せられる可能性があるので、地域のルールに則り安全で適切な処分をしてください。

2.交換作業はあくまで「自己責任」

レヴォーグのオイル交換作業は簡単とはいえ、車という大きな機械をメンテナンスする危険を伴った作業です。ほんのわずかな失敗や手順の間違いがあるだけでも、重大な事故につながる危険性もあります。くれぐれも自己責任でお願いします。

そして、ほんの少しでも不安があれば、無理をせずディーラーやカー用品店等のプロの方に、オイル交換作業を依頼しましょう。

レヴォーグを末永く乗り続けていくために

いかがでしたでしょうか?スバルのスポーティーステーションワゴン・レヴォーグのオイル交換について紹介しました。

今回挙げたエンジンオイルの種類や費用はあくまでほんの一例なので、見積もりやオイル交換のタイミング、そしてオイル交換について分からないことがあれば、お近くのディーラーやカー用品店にてご相談されてみるのもありだと思います。

また、レヴォーグのコミュニティサイトでは、エンジンオイルのおススメ品やエンジンオイルのレビュー等も掲載されているので、そちらも参考にしてみるといいかもしれません。

あなたの使い方に合ったエンジンオイルを選んで、末永く楽しいレヴォーグ生活を送りましょう。

初回公開日:2017年09月08日

記載されている内容は2017年09月08日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related