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マツダビアンテの燃費は悪い?燃費比較・向上方法・口コミ紹介

更新日:2024年01月30日

マツダビアンテの燃費について考えてみましょう。スカイアクティブの搭載で、燃費の魅力も高まっています。そんなビアンテの、スカイアクティブ搭載車と非搭載車の燃費を見てみましょう。さらに、ステップワゴンとの燃費対決も楽しみです。燃費向上方法にも触れましょう。

マツダビアンテの燃費は悪い?燃費比較・向上方法・口コミ紹介

マツダビアンテの燃費はどうなの?

これから、マツダビアンテの燃費について様々な角度から迫ってみましょう。大人数で遠出するのにも便利なミニバンですが、燃費も大変気になります。まずは、新型ビアンテや、中古車のビアンテの燃費を最初に見ていきます。さらには競合車との燃費比較も楽しみです。どんな燃費数値が出てくるのでしょうか。ただし、残念ながら新型ビアンテは販売終了が決定しており、一部のグレードは購入できない状況です。

新型ビアンテ[スカイアクティブ搭載車]の燃費は?

新型ビアンテは、マツダらしいスポーティーないでたちが特長で、専用グリルや長く切れ上がったヘッドライト、大型のリアコンビネーションランプなどがその特長をいっそう際立たせています。

インテリアも、スポーティーな雰囲気が漂い、ちょっとだけスポーツ走行でもやってみたくなるようなそんなインパネデザインとなっています。また、多彩なシートアレンジも新型ビアンテの特長の一つでしょう。

さらに、大きな自動スライドドアと低めで段差のないステップが、子供やお年寄りにも優しい設計になっています。運転席のシートも、シートフレームの突起を少なくするなどして、ドライバーがスムーズに降りられるように工夫されています。

そして、何と言っても注目は「スカイアクティブテクノロジー」の搭載です。ドライバーのイメージ道理に加速するパワーフィールや、マルチリング式リアサスペンションの採用で、軽快なハンドリングと安定感のある走りを実現し、燃費性能も大きくアップして、言うことなしです。

心臓部には、2.0Lの4気筒直噴DOHCエンジンが積まれ、駆動方式とトランスミッションは、2WDのマニュアルモード付電子制御6速オートマチックが搭載されています。

気になる燃費はどう?

スカイアクティブ搭載のビアンテの燃費はどうでしょうか。マツダ公表のカタログスペック(JC08モード燃費)を参照すると、1リッターあたり14.8kmとなっています。ちなみに、4WDのみの設定であるスカイアクティブ非搭載車の場合、1リッターあたり9.4kmと計算されています。

比較すると、1リッターあたり5.4kmも差が出てしまいます。4WDとはいえ、スカイアクティブ搭載車の燃費が、いかに優れているかがお分かりでしょう。寒冷地に住んでいたり、ウィンタースポーツなどを楽しんだりする以外の、4WDを必要としないドライバーは、間違いなくスカイアクティブ搭載のモデルを選択するのがベストでしょう。

ビアンテ20S型の燃費は?

ビアンテ初期のモデルに注目してみましょう。2008年からデビューしています。コンセプトは、「見て、乗って、夢が広がるZoom-ZoomTall」で、のっぽなボディーに開口幅の広い両側スライドドアを備え、乗り降りが非常にしやすくなっていました。

また、室内空間もクラス最長の室内長と室内幅を誇り、多人数乗車でも広々していました。さらに、「リビングモード」というシートモードが備えられ、シートを移動させると2列目のシートの足元の非常に広いスペースを作り出すことができました。

加えて、室内の清潔さや快適さに注意が払われ、アレルギー物質を抑えるフィルターや消臭天井、汚れが付きにくく、万が一汚れてしまっても、すぐにきれいに拭き取ることのできる「クリーナブルシート」を採用していました。

心臓部には、2.0LのDISI(直噴)DOHCエンジンが積まれていました。駆動方式とトランスミッションは、2WDモデルが5速オートマチック、4WDモデルが4速オートマチックを採用していました。ビアンテ20S型は、廉価グレードの「ビアンテ20CS」に、ディスチャージヘッドランプ、リアルーフスポイラー、16インチアルミホイールを装備したモデルとなっていました。

20S型の燃費はどうだろう?

気になる燃費に注目してみましょう。マツダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)を参照すると、2WDモデルが1リッターあたり12.8km、4WDモデルが1リッターあたり10.6kmと測定されています。2.0Lエンジンのミニバンとしては、標準的な燃費数値と言えるでしょう。

なお、2009年に、ビアンテ20S型の2WDモデルに、「i-stop」(詳しくは後述)が搭載され、燃費数値が1リッターあたり13.6kmに改善されています。

ビアンテ23S型の燃費は?

ビアンテ23S型は、ビアンテ20S型の装備に加え、両側スライドドアを電動式にしたり、黒色の木目調パネルでより高級感を演出したり、17インチアルミホイールを装着したりするなど、20S型よりもさらに充実した上級モデルとなっていました。

心臓部も、20S型よりも一回り大きな、2.3LのDOHCエンジンが積まれていました。駆動方式とトランスミッションは、2WDの5速オートマチックのみとなっていました。

23S型の燃費はどうなの?

では、燃費はどのようになっているでしょうか。マツダ公表のカタログスペック(10・15モード燃費)によると、1リッターあたり11.6kmと測定されています。ただ、23S型は燃費もさることながら、ガソリンがプレミアム仕様となっていたため、ガソリン代に頭を痛めたドライバーも多く、経済性は今一つで、20S型の方ががありました。

中古車の燃費はどうだろう?

中古車でビアンテを楽しもうというドライバーも多いでしょう。では、中古車の燃費はどうでしょうか。

多くのビアンテユーザーの声をまとめてみますと、スカイアクティブ搭載車の場合、平均の実燃費は、1リッターあたり12km前後という結果です。市街地でもおおよそ10kmは走ってくれるという声が多く、スカイアクティブの効果を実感できるでしょう。中古車での購入もできます。

「i-stop」で燃費はどう変わるの?

ビアンテにも搭載されている「i-stop」で、燃費はどう変わるのでしょうか。まず、i-stopとは何かについておさらいしてみましょう。

i-stopは、マツダのアイドリングストップ機能のことです。ドライバーが車を停止させると、自動的にエンジンが切られ、発進すると同時にエンジンが再始動して、停止している時間の燃費を節約するというものです。

従来のアイドリングストップ機能では、スターターモーターだけでエンジンを再始動していました。しかし、マツダのi-stopは、停止中のエンジンのシリンダー内に直接燃料を噴射し、爆発させることでピストンを押し上げ、エンジンを再始動させるというものです。これにより、再始動時のエンジンの振動が抑えられ、静かにエンジンが始動することで、ドライバーの不快さを軽減しています。

燃費も、従来比で約8%の改善が可能となっています。前述の20S型の場合も、i-stop搭載前には、1リッターあたり12.8kmであった燃費数値が、i-stop搭載後には、1リッターあたり13.6kmに改善されています。ですから、i-stopの搭載の意義は大きいでしょう。

ビアンテとステップワゴンの燃費対決!

では、同じミニバンの「ステップワゴン」と燃費を比較してみましょう。ステップワゴンは、ホンダが生産・販売しているミニバンです。

特長は、他のミニバンと同じボディーサイズにもかかわらず、ダウンサイジングの1.5Lエンジンを搭載していることです。それによって、低燃費を実現しています。力不足はターボで補うという形をとっています。ターボと言っても、ターボラグが少ないスムーズな加速を示し、それほど非力感はありません。

では、ステップワゴンの燃費はどうでしょうか。ホンダ公表のカタログスペックを参照すると、2WDモデルが1リッターあたり17.0km、4WDモデルが1リッターあたり15.4kmとなっています。ビアンテのスカイアクティブ搭載車は、1リッターあたり14.8kmですので、2.2kmステップワゴンの方が勝っています。1.5Lダウンサイジングターボの効果がはっきりと出た形です。

ですから、燃費重視のドライバーならステップワゴンを選択するのがベストでしょう。

ビアンテの燃費口コミをご紹介!

初期型のMZRエンジンは街乗りで約8キロ/L、高速道路を80キロで頑張ると16キロ/L、100キロ以上が混じるようなら14キロ/L位でした。
SKY-ACTIVエンジンではまだ高速は乗ってません。街乗りではおそらく10キロ/L以上は期待できそうです。
もし街乗り10キロ/Lを超えるようならとっても嬉しいです(乗車人数は3~8人と疎らですがそれ程変化しないようです。)
そのうちまたMZRエンジンと同じ検証をしていきたいと思います。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/mazda/biante/review/?sls... |

丁寧に乗ってだいたい12キロから15くらい 車重1600キロ越えではこんなものでしょう。

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/mazda/biante/review/?sls... |

・燃費が思ったよりいい 重量が重いためどうかと思ったが街乗りで(ふんわりスタ-トではなく)4人乗車平均9.8km 遠出12.5km 
ちなみに最低が8.5km

出典: http://minkara.carview.co.jp/car/mazda/biante/review/?sls... |

口コミを見ると、市街地では多少燃費が悪くなるものの、平均すると1リッターあたり12km前後の燃費を示してくれるようです。スカイアクティブの搭載により、燃費が高いレベルで安定していると言えるでしょう。

ビアンテの燃費を向上させるには?

ビアンテの燃費を、少しでも向上させる方法をご紹介しましょう。

●不要な荷物を下ろす
●ナビを活用して,計画的なドライブをする
●発進はふんわりアクセルで行う
●スピードは一定で走行する
●エアコンは控えめに使用する
●タイヤの空気圧を適正値に保つ
●エンジンオイルを定期的に交換する

こうした点を実行して、燃費向上に役立ててください。

ビアンテをあなたの愛車に!

ここまで、ビアンテの燃費について考えてきました。生産終了の決定は大変残念なことですが、スカイアクティブの搭載で燃費も良好ですし、ミニバンとしての機能も十分満足いく車に仕上がっています。皆さんもぜひ、ビアンテに乗ってみて、その魅力を味わってみてはいかがですか。

初回公開日:2017年09月27日

記載されている内容は2017年09月27日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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