Search

検索したいワードを入力してください

SR400の燃費は良い?悪い?キャブの燃費/燃費向上法/高速走行

更新日:2024年02月11日

ヤマハが生んだSR400は国内にとどまらず国外でもがあり、販売当初から変わり映えすることないその美しいスタイリングは乗る人魅了します。そんなSR400の燃費は良い?悪い?を比較していくとともにSR400について紹介していきます。

SR400の燃費は良い?悪い?キャブの燃費/燃費向上法/高速走行

ヤマハSR400の燃費は良い?悪い?

ヤマハSR400の燃費は良いのか?それとも悪いのか?を徹底的に詳しく紹介していきます。まずSR400のカタログ表記では燃費47km/Lとのことです。この燃費の数値を見てどう思いますか?とてもいい数値の燃費です。カタログ表記では良いと言えます。それでは実際のところはどうなのかをタイプ別や走行などと比較しながら徹底的に詳しくみていきましょう。

燃費比較の前にSR400について紹介

燃費の比較をする前にとりあえずSR400はこんなバイクだと乗っている人にもこれから乗る人にも、SR400に興味がある人に知っていただくためSR400について紹介していきます。

SR400は1978年に誕生!!

1978年にSR400は製造販売を開始されました。近年の自動車排出ガス規制により2008年に製造中止を余儀なくされましたが、とてもがあったSR400はファンからの要望に応え2009年に排出規制に対応したSR400を製造しました。今でも尚製造され続けていてそのは衰えることを知らないです。

そのスタイリングの美しさと製造販売されてから大きなモデルチェンジをすることなく製造販売されたのが国内だけではなくヨーロッパなどの国外のファンからもが現在でも出ています。誕生から約40年も経つというのにの衰えが無いのは大きなモデルチェンジが無かったことがの秘訣です。長きに渡ってその美しいスタイリングが変わらないのというところがファンの心を掴んでいるのです。

ヤマハが誇る単気筒SR400!!

排気量クラス 普通自動二輪車
メーカー 日本の旗ヤマハ発動機
車体型式 BC-RH01J
エンジン H313E型 399cm3 4ストローク
空冷SOHC2バルブ単気筒
最高出力 27ps/7000rpm
最大トルク 3.0kgf・m/6500rpm
車両重量 168kg

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F... | https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A4%E3%83%9E%E3%83%8F...

上記に記載されているのがSR400のスペックです。エンジンのベースはXT500というバイクのエンジンをベースに400cc用に改良されSR400のエンジンはできています。空冷単気筒の独特なエンジン音とその見た目のクラシカルな美しいスタイリングで乗る人を魅了し続けています。まさにヤマハが世界に誇れる1台です。

タイプ別SR400の燃費比較

1978年~2000年までのSR400はキャブ車、2001年以降のタイプがFI車になります。見た目に大きな違いはありませんが、エンジンの始動が良い、加速、最高速ともにキャブ車より良くなっているメンテナンスいらずですが無理な改造などをすると故障の原因となります。FI車は故障した時が面倒と言われていますので故障の原因となる改造は控えることをします。

どうしても改造したい場合はキャブ車を選び、ノーマル車好きにはFIをします。そんな2つのタイプに燃費に違いはあるのか紹介します。

キャブ

2000年までに製造されていたキャブ車の燃費は、街乗り23km/L、長距離走行(高速道路は含まない)時30km/Lという結果になっています。あくまでも平均の数値の紹介ですのでご参考までにしてもらえるようお願いします。400ccクラスのバイクでは良い燃費です。バイクの状況、運転の仕方で良くなります。ではFIの燃費はどうなのか比較してみます。

FI

FI車とキャブ車に燃費の違いはあるのかを比較してみます。街乗り24km/L、長距離走行(高速道路は含まない)時30km/Lという数値になっています。キャブ車とほぼ変わらずという燃費です。どちらも変わらず燃費が良いという結果になっています。

キャブとFIを比較してみて

どちらとも燃費性能はほとんど変わらずという結果になりました。年式が新しいからと言って燃費がものすごく良いかと言われるとそれは違います。走行性能、低排気ガスなどは改良されていますが、燃費性能に関してはほとんど変わらないというのは販売当初からそれだけの最高傑作だったということです。マイナーチェンジなどで走行性能も良くなり、環境にも良いバイクになってきています。それでも燃費の良さが変わらないのが素晴らしいです。

SR400の燃費向上方法

SR400がいくら燃費が良いと言えどさらに燃費が良くなることに越したことはありません。そこでどうすれば燃費が向上するかその方法を紹介します。

タイヤの空気圧

走行するにあたって重要なタイヤは燃費にも関わってきます。空気圧が減っているのに無理矢理走るとその分余分な力が加わっているので余計にガソリンを消費し燃費が悪くなります。また、走行に関しても安全とは言えませんので空気圧は乗るたびに確認しておくのがベストです。それに地面に直接付いている部分なので命を預けているのと同じくらいの気持ちでメンテナンスしておいた方がいいです。タイヤのメンテナンスで燃費性能、走行性能が大幅に変わってくるという重要な部分です。

エンジンオイル

定期的にエンジンオイルは確認しておくのも燃費向上のポイントの1つです。基本的に3000km毎に変えることが基本とされています。基本に忠実にエンジンオイル交換を行えば綺麗なエンジンオイルを保てエンジンに負担をかけずに燃費向上にもなります。又、街乗りで全然距離走ってないって時は少し回転数を上げて走行することを心がけます。

乗らなくてもバイクのオイルなどの消耗品は劣化していきますのでたまには距離を走ってあげたり、回転数をあげて走行する意識を心がければSR400の燃費向上に繋がります。

エンジン内の汚れ

エンジンの汚れもしっかり洗浄してあげることも大切です。頻繁でなくていいので3ヵ月に1回などする頻度を決めてしてあげると汚れも溜まりにくいのです。汚れがひどい場合は洗浄剤などでは効きませんし、それなりに知識が無ければ掃除ができませんが、汚れがひどくない場合は上記の画像のような洗浄剤をエンジンオイルに添加してあげ、走行することで簡単に洗浄できるのでです。

チェーン

ほとんどのバイクが付いてるチェーンですが、このチェーンも燃費向上に関わってきます。メンテナンスの方法はチェーンの張りを確認することと、清掃してから注油してあげることが大事になってきます。基本的な作業で難しいことは1つもしないのでチャレンジしてメンテナンスしておくことがベストです。錆びの確認もすることと、チェーンの張り過ぎには注意です。錆びは交換しなくてはいけませんし、張り過ぎはかえって燃費に悪くなります。

プラグ

プラグは消耗品ですので交換が必要になってきます。3000km~5000km毎に交換することがベストです。プラグを交換せずに走行し続けると燃費が悪くなります。定期交換を怠らずすれば問題はないです。

後は乗り方次第!!

SR400自体の燃費を向上させても運転が乱暴で雑な運転であれば燃費は下がっていきます。丁寧な走行でアクセルを吹かさない、急ブレーキをしない、発進前には暖気をするなど基本的なことをしっかりしておくことが燃費向上の1番の近道です。又、基本をできると消耗品、バイクの故障などを未然に防止できますので一石二鳥です。

SR400の燃費向上する乗り方、運転の仕方

燃費向上するための方法は先ほど紹介しました。そして、乗り方次第と先述しましたが、それではどういう乗り方、運転の仕方をすれば燃費の向上に繋がるのかを紹介していきます。

発進前には暖気をする

エンジンが冷えている状態からいきなり発進するとエンジンに負担がかかります。発信する前には必ず3分ほどでいいので暖気をします。私たち人間も同じで朝起きてすぐに全速力で走れって言われたら正直きついです。それと同じでバイクも思っています。しっかりバイクを暖気して起こしてから発進するように心がけるようにすることでバイクの調子も良くなります。

アイドリングの調整

アイドリングはアイドルスクリューというネジみたいなところで調整します。エンジンをかける暖気前などはアイドリングを高めに、少し走りエンジンが完全に暖まってくればアイドリングを下げてあげることで燃費向上に繋がります。

出来るだけ軽くする

どうしても必要な荷物以外はバイクに積んだりしないようにするのも燃費向上に繋がります。SR400にたまにレザートランクなどを付けて荷物を積んだりしていますが必要な時はいいのですが、必要がない時は外しておいた方が燃費向上になります。少しでも軽い方が燃費は良くなります。

急発進、急停止はNG

急発進、急停止は必ずやめるようにしましょう。バイクの前に人の命が危ないからです。急な飛び出しがある状況などでは仕方がありませんが、基本的に絶対にしないでください。バイクにも悪いので、急発進でエンジン類が一気に吹けあがり、あまり調子に良くはないですし、急停止はブレーキ類の寿命を縮めます。やむを得ない場合以外はしないようにすることが好ましい行為です。

燃費を向上することとは

とても簡単な基本動作だけで燃費は向上します。誰でもできるやり方なのでバイクに乗るときは心がけておくのがベストです。慣れれば意識しなくてもできることばかりです。この燃費向上のやり方はSR400だけには限りませんので全バイク共通です。ぜひ意識して乗ってみるようにしましょう。

SR400での高速道路走行の燃費

SR400の燃費は街乗り23~24km/L、長距離走行時30km/Lという大体の燃費の平均は先ほどお伝えしました。それではSR400で高速道路を使った走行の場合の燃費を紹介します。時速100kmで走行したとして、それに加え高速道路に乗るまでの道のりやその他を含めての平均が35km/Lほどになっています。良い数値です。

安定した走りで長い距離を走ると燃費は伸びました。ですがSR400には高速道路の走行はあまり向いていないバイクだと感じさせる走りと異音を感じます。クラシカルなバイクなので優雅なクルージング走行が1番向いている走行の仕方です。高速道路の走行はSR400に少し負担ではないかと感じます。それでも力強く走ってくれることに間違いないです。

新車のSR400の燃費

新車時のSR400の燃費は街乗り25km/Lと新品のパーツ・消耗品・オイル・タイヤ・エンジンですので良い燃費の数値です。購入当初から整備を欠かさず行えば燃費の良い状態を保ち続けることができます。

中古のSR400の燃費

中古車両の購入は当たり外れがあり、綺麗に整備され新品と変わらない状態の車両から正直見た目だけ綺麗なだけで中身がボロなんて車両だってあります。中古車両のSR400の燃費はバラバラです。

状態の良い車両であれば街乗り23~24km/L、状態が良くない車両であればそれ以下の燃費になってきます。中古車両のSR400を購入の際は必ず見た目だけではなく中身の整備もしっかりしてもらうことが燃費向上に繋がります。

SR400のライバル車と燃費比較

SR400と並ぶライバル車との比較をしてみます。SR400の燃費より良いのか悪いのか、SR400はライバル車に燃費で勝てているのかを紹介します。

ホンダCB400SS

SR400の最強のライバルCB400SSはSR400とともにライバルとしてそして同じ単気筒として長きに渡り戦ってきたバイクです。しかしながら2008年に生産販売は終了しています。こちらのCB400SSもSR400同様ものすごくが出た車種です。気になるSR400との燃費の比較ですが、街乗り21km/L、長距離走行(高速道路含む)時は30km/LとSR400には及びませんでした。CB400SSと比較するとSR400の勝利です。

カワサキW400

SR400、CB400SSと並ぶライバル車カワサキW400の燃費を比較してみます。街乗り25km/L、長距離走行時(高速道路含む)時は28km/Lという数値になりました。街乗りではこのW400が1番燃費が良いという結果になっています。しかし長距離走行で燃費が伸びず28km/LとSR400にもCB400SSにも負けるという結果になっています。街乗りと長距離の燃費の平均でここもSR400が勝ちということになります。

ライバル車と比較してみて

CB400SSとW400を比較してみてSR400の方が燃費性能は良いことがわかりました。実際のところSR400の燃費は400ccクラスではレベルの数値です。CB400SSもW400も排気ガス規制で現在では生産販売されることはなくなり現行車で単気筒のはSR400のみになりました。最強のライバル車がなくなってもSR400はこれからも品質改良、性能の見直しを繰り返し行っていき50年、100年と歴史が続いていけば嬉しいものです。

SR400の燃費を紹介してきて

変わらぬ美しいスタイリングのデザインのSR400を燃費について、今回いろいろと紹介してきました。紹介してきての総合評価はSR400の燃費は良いと言えます。燃費向上の方法や乗り方を紹介してきましてメンテナンスのチャレンジ、運転の見直しなどをしてみるのもいい機会です。SR400はこれからも変わらずスタイリングで400cc単気筒バイクの先頭に立っていき、歴史がもっともっと続いてくれれば嬉しいものです。

この記事でSR400のことが少しでもわかっていただけて、「SR400が乗りたい」「乗ってたけどためになった」など思っていただけた方もいらっしゃるのではないでしょうか。ぜひこれを機にメンテナンスして、さらに運転の見直しを心がけて、もっといいバイクとともに幸せな時間を過ごしましょう。

初回公開日:2017年08月30日

記載されている内容は2017年08月30日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

Related