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ジープラングラーの燃費は良い?悪い?サハラの燃費/改善方法

更新日:2024年02月11日

今回の記事はジープラングラ―の気になる燃費についての情報のご紹介から、ジープラングラーがどういった車なのかについて深く掘り下げた記事を紹介しました。燃費については悪い声も多い印象のジープですが、その魅力についても存分にご紹介します。

ジープラングラーの燃費は良い?悪い?サハラの燃費/改善方法

ジープラングラーとはどんな車?

ジープラングラーといえば、その特徴的な見た目が印象的ですが、初代YJは1987年に生産が開始されアメリカ、カナダを発祥として長く人々の間に親しまれて今日まできた車です。やはり、アメリカの軍用車両的な見た目が印象的で、そのような見た目になっているのはもともと軍事車両だったものを一般車用化して販売を始めた製造元の「ジープ」によるものが大きいと考えられるでしょう。

それゆえ、一目でジープの生産者であることが分かるような見た目になっているラングラーですが、1996年には二代目のTJが生産され、2007年には三代目のJKの販売が開始されるなど、現在に渡って長く人々の間でを誇っています。

ジープはもともと軍事車両だった?

先ほども少しお話しましたように、ジープはもともと第二次世界大戦においてアメリカ陸軍の軍事車両として広く運用されていた車です。軍事車両としてはじめ開発されたジープはそのため、頑丈な外殻によって高い耐久性を誇っていて、また悪路などでも押し負けずに進んでいける馬力と走行性能を持っています。

そして、そうした優れた性能が評価され、そうした需要のある地域での生産が始まり、またそれが次第に日本でも取り扱われるようになり、かつての軍事車両は民間車両として一般に広く出回るようになりました。

ジープの名前の由来は、goverment-use(政府用)のGとホイールベースの80インチの車両を表す識別符号のPを合わせたGPをジープと呼んだという説や、漫画「ポパイ」の登場車名からとった説など様々なようです。

ジープラングラーの特徴

ジープラングラーは先ほども紹介した通り、元々のところは軍事車両から発展させて開発された、第二次世界大戦で活躍したウィリスを源流としている車です。第二次世界大戦ではそうした源流であるウィリスの走破性や走行性能、その頑強な装甲が評価され、その派生形態であるジープラングラ―にもその特徴ははっきりと受け継がれています。

やはり、ジープと言えばその特徴的な見た目のために、誰が見ても一目でジープの車だと分かるフォルムをしていますが、このラングラーもまたかつてのデザインを踏襲し基本的な設計もかつてのジープを尊重したつくりになっています。

では、実際にジープラングラーの設計などの特徴はどのようになっているのか今から紹介したいと思います。

ジープラングラーのエンジンは?

ジープラングラ―のエンジンはV型気筒エンジンを採用しています。こちらはV6エンジンなどと言われますが、どちらかと言うとBMWなどを除くと高級車を中心にかなり多くの車種がこのV6エンジンを採用しています。

高級車などに多く採用されるようになった要因として、V&エンジンはスペースの取りづらいFF車が多かった高級車のなかで、コンパクトな形で設置することが可能なためでした。今までは直流6気筒が主流だったのですが、こちらに比べるとV型6気筒はエンジンサイズが小さいのでそのコンパクトさが評価され、ジープラングラーにもそのエンジンが採用されています。

電子制御式スロットルコントロール(ETC)システムとは

ジープラングラーはその他に電子制御式スロットルコントロール(ETC)システムを採用し、パフォーマンス力を向上させています。こちらのETCシステムは本来スロットルの開閉をケーブルで動かし制御するところを、アクセルからのセンサーによって制御を行うシステムです。ETCシステムは微妙な調整が必要になる場面では、特にこの電子制御式コントロールがより詳細な信号により調整してくれます。

そのため、岩場のある道や、悪路を走ることを前提として作られた軍事車両が源流のラングラーなので、このようなシステムが搭載されており、またそうしたアクセルの微調整が必要になる場面でこの電子制御式スロットルコントロールシステムが役立ちます。

ジープ ラングラーアンリミテッド

ジープのラングラーアンリミテッドといえばラングラ―の最新型になりますが、見た目の特徴は「やはりあのラングラー」といった印象で、あの頑強なフォルムと太い足回りと軍事車両を思わせる魅力が詰まっています。しかし、よく見てみるとドアが四つあり、今までのラングラーとは異なり4人まで乗れる仕様になっていることが分かります。この点においても今までのラングラーと比べるとかなり違うことが伺えますが、その内実の方は実際のところどのようになっているのでしょうか。

また、「ジープと言えば燃費が悪い」といった声や、「アメリカ車は信用できない」と思っているような方もいるかもしれないので、そのあたりの方にも参考になるように詳しく紹介していきます。

クライスラーの燃費は良い?悪い?

ジープラングラーの燃費はやはり「アメリカ生産者」であることや「軍事車両」といったイメージからか、あまり高い評価を得てはいないようです。実際に外車は燃費が良くないといったイメージを持っている方はまだ多くいるようです。

しかし、こちらのラングラーはそうした燃費効率の高さとは別の視点で見れば、その苦手な部分を十分に上回る魅力を持つ車でもあるため、また海外の本格的なSUVであることを踏まえればそれほど悪い燃費ではないのではないでしょうか。

タイプ別にジープラングラ―の燃費を比較!

さて、ここまでジープラングラーについてのどのような車なのかといったことを詳しく紹介してきましたが、ここからはジープラングラーの燃費について詳しく見ていきましょう。一般的にアメリカ生産の車としての印象から燃費が悪いといったイメージを持っている方が多いようですが、実際のところそのカタログ燃費の幅は7.5~7.9㎞/リッターといった範囲に及んでいます。

この数値を見れば一般的な車に比べれば確かに低い燃費効率だと思われるかもしれません。ですが、ジープラングラーはSUVで、車両総重量や車体の大きさもあるため、そういったメリットを踏まえるとそれほど悪い燃費ではないといえるでしょう。ここからはまずそうした燃費についえ具体的な声と共に見ていきましょう。

4wdを採用しているグレードは?

ジープラングラ―のカタログ燃費は先ほどの数値の範囲内ですが、4wdのジープラングラ―はどれにあたるのかと言いますと、4wdを採用しているラングラ―のグレードモデルは「アンリミテッドサハラ」と「アンリミテッドスポーツ」の二つになっています。こちらはどちらも4wdを採用しているので、燃費効率で言うとグレードが「サハラ」のものより落ちてカタログ燃費は7.5㎞/リッターと低く計測されています。

やはり、こうした数値の差異は4wdを採用しているために発生してしまいます。燃費効率で言いますと、4wdより2wdの方が良くなってしまうので、その点もよく考えてグレードごとの燃費を見極めることが出来れば一番いいのではないでしょうか。

サハラの燃費は?

新型のジープラングラーのグレードは三つに分かれていますが、そのうちの一つである「サハラ」はカタログ燃費で言えば一番燃費効率が良く、7.9㎞/リッターとなっています。他の二つのグレードと違いが出るのは、先ほども言ったようにサハラは2wd仕様のため他の二つのグレードと比較して4wdを採用していない点にあります。

ですから、そのような点が気になる方は4wdと2wdのそれぞれの特徴やメリットデメリットを理解して選ぶ必要が出てきます。燃費効率だけで選べばサハラですが、やはり4wdは燃費を落としてしまう分の相応のメリットもあるのでそのあたりはぜひとも確認しておきたいところです。

アンリミテッド・スポーツの燃費は?

こちらは価格で言えばサハラと同じ3,963,600という価格設定になっている車で、「サハラ」、「アンリミテッド・サハラ」の次に来る三つ目のグレードである「アンリミテッド・スポーツ」というグレードになります。こちらもアンリミテッド・サハラと同じく4wdを採用している車なので、基本的に燃費効率はサハラには劣るため、7.5㎞/リッターというアンリミテッド・サハラと同じカタログ数値を示しています。

しかし、スポーツという名前がついているだけあり、アンリミテッド・サハラと同様に4wd特有の高い走行性能を発揮するグレードとなっているため、燃費効率と4wdの走行性能を天秤にかけてよく吟味する必要が出てくるでしょう。

ジープ ラングラーの燃費向上方法

ジープラングラーの燃費向上方法を今から紹介していきます。まず、一般的にこのラングラーは街乗りを中心として乗ることを推奨してつくられたものではないので、速度を落とし、低速回転を繰り返す必要のある街乗りは燃費効率を下げる原因になります。そのため、なるべく回転速度を高く維持することがラングラーの燃費効率を高くする方法として考えられています。一般的には60㎞程度で走ると燃費効率を高めることが出来ると言われています。

また、そのほかには、急発進や、急ブレーキなどの動作をせずなるべく柔らかい操作をすることが燃費効率を維持するために必要になります。運転時にはエアコンなどを強くし過ぎたり、余分な荷物を積んでおくことでも燃費効率は下がるので気を付けてください。

ジープ ラングラーの高速走行時の燃費は?

ここまでジープラングラーの燃費について紹介してきましたが、高速道路を走行する時など高速走行時のジープラングラーの燃費は実際にどういったものになっているのでしょうか。調べてみますと、おおよそ高速走行で10Km/リッター~11Km/リッターといった燃費効率の幅が見られました。

そのため、カタログ燃費ではそれよりも低い数値を示していますが、高速走行時においての燃費効率はそこを大きく上回ることが出来るようなので、こうしたラングラーの特性も踏まえて自分が使う場面に応じて考えることが大切になりそうです。

ジープ ラングラーの街乗りの燃費は?

ジープラングラーの高速走行時の燃費については先ほど紹介しましたが、今度は街乗りの際にラングラーを使用している方の意見を参考にその実燃費の幅を算出してみました。その結果、ジープラングラーの実燃費は街乗りで5Km/L~8Km/Lという幅がありました。

この結果を踏まえるとカタログ燃費よりも落ちているケースとおおよそカタログ燃費通りな方の二通りがいるということが分かります。

しかし、一般的にはカタログ燃費よりも落ちるといった声が多く、カタログ数値の8割程度の燃費であるとの評価が多かったです。やはり、街乗りということもあって、エンジンの低速回転により余分に燃費を低下させてしまうため、低めの燃費効率であることが考えられます。

ジープ ラングラーの燃料計

ジープラングラーの燃料計についてですが、燃料計というのはいわゆる計測器のようなもので、それをモニターに数値として表示することが出来るものです。燃料タンク内に燃料計に繋がる装置があり、そこに燃料の残量を測るセンサーがあります。そこから燃料の残量をタコメーターなどに表示しているのが燃料計です。

ちなみにジープラングラーの燃料タンクは70リットルで、ジープラングラーアンリミテッドのグレードになると少し増えて85リットルとなります。

やはりラングラーは海外生産車ということもあってか、購入した方からの燃料計不良に関する質問などもいくつか見られるようですので、もしそういった車に当たってしまった時のことも考える必要があるかもしれません。

ジープラングラーの価格帯は?

このように様々な機能を持っているジープラングラーですが、大体価格帯で言うとどれくらいの幅があるのでしょうか。実際調べてみると396万円~444万円といった価格帯で販売されていて、一番安い価格で396万の「サハラ」のグレードになることが分かります。

SUVということや、4人乗りの実装で車体の大きさも増えたので、そのような面を踏まえるとこのお値段はジープラングラーとしては正当なものではないでしょうか。

やはり、価格が上がることの要因としては、ラングラーの車体の大きさやSUVとして販売されていることが大きいので、価格が気になる方はその点のメリットを値段としっかり相談することが必要になりそうです。

ジープラングラーの魅力とは?

ここまでジープラングラーについて燃費を中心としてご紹介してきましたがいかがだったでしょうか。ラングラーは燃費という面で考えると扱いにくさを覚えてしまう方も多いかもしれませんが、やはりSUV発祥の海外で生産された車のため、一度乗ってしまうとその車高の高さによる眺めや、強い馬力などが日本車では味わえないということで大変気に入る方も多くいらっしゃるでしょう。

長い歴史を持つジープですから、現在までもしっかりと改良を重ねられ、多くの人に愛されてきた魅力的な車であると言えるのではないでしょうか。

初回公開日:2017年08月26日

記載されている内容は2017年08月26日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
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