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三菱アウトランダーの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/不正問題

更新日:2024年02月09日

燃費不正問題で新しい三菱自動車。しかし、その汚名返上をするかのようにどんどん新しい車を出し続けています。三菱自動車の代表車であるアウトランダー。今回はアウトランダーのグレード別で燃費について、そしてなぜ、不正問題が起きてしまったのかについてまとめていきます。

三菱アウトランダーの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/不正問題

三菱アウトランダーの燃費は良い?悪い?

三菱自動車の代表車のひとつである”アウトランダー”。燃費不正問題が新しい三菱の車は不正をしなければいけないほど燃費が悪かったのでしょうか。不正問題が世間に広まる前は、アウトランダーをはじめとした三菱の車がよく道路を走っていましたが最近はまったく見る機会が少なくなりました。

そんな三菱の車のひとつである”アウトランダー”の燃費ってホントに悪かったのでしょうか?

アウトランダーってどんな車?

アウトランダーは、室内の広さと車の走りの2つを成立させたミドルサイズのSUVです。エンジン2.4Lと2.0Lの2種類です。ミッションは6速スポーツモードCVTを採用しており、駆動機構はFFと4WDの2種類で、従来のSUVの走り心地のを変えました。また、使い分け可能な上下開閉式テールゲート、セカンドシートがスイッチ操作により折り畳みが可能になりました。そして、床下収納式の3列目シートを装備した7人乗り仕様もラインナップしています。

カタログの燃費の見方

カタログの自動車の燃費数値は、渋滞や天気などの使用環境や、急ブレーキや急発進、エアコンの使用などの様々な条件での運転に応じて異なるので、燃費数値を比較するためには一定の測定方法が必要です。そのため、1991年に国土交通省では、燃費測定方法として10・15(ジュウジュウゴ)モードを定めました。

10・15モードとは、日常生活で使用するユーザーの自動車の使用環境を想定して走行パターンを定めた燃費測定方法でした。しかし最近では測定技術の進歩により、更に正確に計測できるようになり、もっとに異常生活での使用環境で消費する燃費に近づけるため、新たな測定方法としてJC08(ジェイシーゼロハチ)モードが誕生しました。

JC08モードでは、さらに実際の使用状況に近づけるために速度変化を行い運転することを加え、暖気運転だけの想定だけでなく、エンジンが温まってない状態からスタートする測定も加わっています。

PHEV車

アウトランダーPHEVは、2012年10月に追加されたプラグインハイブリッド(PHEV)モデルで、アウトランダーシリーズのな代表作です。排気量は2Lであり、モーターでタイヤを駆動する“シリーズハイブリッド”方式を採用。また、床下に大容量のリチウムイオンバッテリーが搭載され、外部から充電することで60.2kmを電力だけで走行できるプラグインハイブリッド機能を備える(60.2kmはカタログ発表値)。

街乗りでの燃費はバッテリー残量が減りハイブリッドカーとして機能する際のハイブリッド燃費はJC08モードで18.6km/h。高速道路での燃費は14.1km/Lを記録した。そして、郊外道路での燃費は14.8km/Lと車重が思いSUVとしては文句のない数値を記録しています。

総評すると、市街地での燃費は13.1kmと、ここでも車重1.8トンのSUVと考えれば素晴らしい数値を記録した。アウトランダーPHEVはハイブリッドカーとして走行する際の燃費が良いことはもちろん、普段の街乗りでも電気自動車として使えることや四輪駆動システムを持つ非常に性能が良いです。さら、補助金を使えば他のハイブリッド車と比べれば割高だが、性能から考えればリーズナブルでしょう。

そして、実際に乗ってみても天気自動車の為、静かで乗り心地が快適でありながら運転する楽しさも備えていますし、住まいに太陽発電パネルを設置すれば、まったくお金を使わずに維持費も抑えられるメリットがある車です。

ローデスト

アウトランダーにエアロパーツを装着したのが”ローデスト”です。ホイールカバーをスタイリッシュなデザインに変更し、走行中にアクセルペダルとブレーキペダルを同時に踏んだ場合、ブレーキを優先するブレーキオーバーライド制御を全車に標準装備されています。

シフトポジションを「R」にすると、ルームミラー内蔵の3.3インチカラー液晶モニターが後方の様子を映し出して安全な後退・駐車をサポートする「リヤビューモニター付ルームミラー(自動防眩機能付)」をメーカーオプションとして設定し、後続車のヘッドライトの光を感知し、光の反射を調整する自動防眩機能を搭載して安全性と利便性の向上を図りました。

アウトランダー”ローデスト”のカタログ燃費は11.8km/Lであり、市街地での街乗りの燃費は9.1km/Lと低めでり、高速道路での燃費は7.4km/Lを記録しさらに悪化しました。また、郊外度路での燃費は7.8km/Lとこちらもまずまずの結果です。

総評から言うと、三菱アウトランダー”ローデスト”の平均燃費は、8.3km/Lと現在、発売されている車と比べてしまうと燃費は悪いです。

24G

2005年10月7日~2012年9月生産モデル
※カッコ内はカタログ燃費(10/15モード)の達成率

アウトランダー2.4 G-4WDでの燃費を計測しました。アウトランダー24Gのカタログ燃費は、11.6km/L 。街中での平均燃費は8.02km/L(69.13%)。対して、流れの良い一般道の燃費は、10.30km/L (88.79%)です。高速走行時の平均燃費は12.28km/l(105.86%)とカタログ燃費を超えてかなり燃費が良いと言えます。アウトランダー24G の総合燃費は、10.03km/L(86.46%)です。

総評すると、アウトランダーの街中の燃費は、都市部の渋滞を含んで8.02km/Lでした。車重のあるSUVとしては中々に良い燃費です。交通量の少ない流れの良い一般道では8.02km/Lを記録しました。高速道路の100キロ巡航時では、カタログ燃費を上回る12.28kmを記録しました。追い越し車線をそれなりのハイペースで走行したとしたら9.5km/Lと惜しくも10km/Lを割ってしまったでしょう。

総合平均燃費でいうとアウトランダー24Gは10.03km/Lです。排気量2400ccで車重1600kg超を考えると立派な数字だといえます。2000ccミニバンクラスと同程度の燃費を記録しました。

20G

2010年9月生産モデル

アウトランダー2.4 G-4WDでの燃費を計測しました。アウトランダー20Gのカタログ燃費は、13.3km/L 。街中での平均燃費は、9.00km/Lです。対して、流れの良い一般道の燃費は、10.00km/L を記録しました。高速走行時の平均燃費は14.00km/lとこちらでも、カタログ燃費を超えた記録を残しました。

11.53km/Lというのが、アウトランダー 20Gの総合平均燃費です。アウトランダー20Gは、街中の燃費は都市部の渋滞を含んで13.3km/Lでした。24Gに並び車重のあるSUVとしてこちらも燃費は良い結果が出ました。そして、交通量の少ない流れの良い一般道では10km/Lを記録しました。高速道路の100キロ巡航時では、カタログ燃費を上回る14.00km/Lを記録しましたので、追い越し車線をハイペースで走行した場合は、12.03km/Lぐらいは出ていたと思います。

総合平均燃費の記録で言うと、アウトランダーは10.03km/Lを記録しました。24Gと比べて街乗りでは平均燃費は良いですが高速走行時での燃費は24Gに劣る結果になりました。

30G

2008年8月生産モデル
※カッコ内はカタログ燃費(10/15モード)の達成率

アウトランダー30G-4WDでの燃費を計測しました。アウトランダー30Gのカタログ10.15モードで9.5km。街中の平均燃費は7.02km/L。流れの良い一般道の燃費は、8.60km/L 。100km巡航時の高速道路での平均燃費は、12.00km/L。

アウトランダー30Gの 総合平均燃費は8.0km/L、アウトランダーの街中の燃費は、都市部の渋滞を含んで7.02km/Lでした。車重のあるSUVとしては中々の燃費でしょうか。
交通量の少ない流れの良い一般道では8.6km/Lを記録しました。高速道路の100キロ巡航時では、カタログ燃費を上回る12.00km/Lを記録しました。

総評すると、アウトランダー30Gは、3000ccと高い排気量を持つため、街中での平均燃費は低いが排気量が大きい30Gは、高速走行で燃費効率を発揮します。

新型

現行のアウトランダー2.4 G-4WDでの燃費を計測しました。現行のアウトランダーのカタログ燃費は14.6km/L でした。街中での平均燃費は、11.5kmを記録し、一方で高速走行時の平均燃費は13km/Lを記録しました。

現行アウトランダー 2.4Gの総合平均燃費は、12km/Lです。現行2.4Gは、街中の燃費は都市部の渋滞を含んで11.5km/Lでした。年々、燃費改正されておりガソリン車でもSUVクラスとしては平均的な燃費を記録しました。

三菱アウトランダーの燃費不正問題について

まだ記憶に新しい三菱の燃費不正問題。自動車を必要とするユーザーが燃費に目が向く現在であるが故に起きてしまった問題であるがなぜ不正が分かったのでしょうか?

日産の指摘により発覚した?

日産と三菱自動車は、軽自動車を共同開発している関係です。日産ではな”デイズ”の後継車となる車の協業開発のために、日産は”デイズ”の現行モデルのJC08モードの燃費を計測していました。

しかし、日産は燃費の計測値とカタログ燃費表示のあまりにもかけ離れた燃費計測が出たことにより、三菱自動車に指摘しました。翌年、両社は合同で調査をしました。その結果、燃費の不正測定が判明したのです。

なぜ、不正に手を出したのか?

三菱自動車の取締役社長兼最高執行責任者(COO)の相川哲郎氏は

燃費をよく見せようという意図があったのは確かだが、なぜ不正までしてそうしたのかは分からない

出典: http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/042101736/?rt=n... |

と発言しています。

しかし、取締役副社長で品質統括部長、開発担当の中尾龍吾氏は

スズキやダイハツ工業と比べて燃費競争で負けていた

出典: http://techon.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/042101736/ |

と述べていました。三菱自動車が燃費不正を行った背景には、低燃費競争において競合他社に対して劣勢に甘んじていた焦りがあったようです。

三菱自動車の研究開発費は他社に比べて非常に低い水準にあり、技術開発で後れを取っていました。そこで、企業の総合力ならびに資金力の差が如実に表れる「燃費」において、焦った三菱自動車がデータ改ざんに手を染めてしまったのです。

日産にも被害があった?

日産にとって、特に”デイズ”は2015年度の軽自動車の販売台数で3位に入る車種だったが、三菱自動車と共同開発して燃費測定も絡んでいたため、販売を一時停止していました。

三菱自動車は、既に不正が発覚している軽自動車だけでも、経営に深刻なダメージを与えることは確実である上に、供給先である日産の軽自動車への補償や、消費者や株主からの集団訴訟も考えられ、巨額のペナルティが発生しました。

三菱アウトランダーの燃費向上方法とは?

自動車の燃費とは「1リットルのガソリンでどれだけの距離を走れたか」を数値で表したもので、単位はkm/Lです。現在、普通の乗用車やSUVサイズなら7~10km/L走ります。燃費の良いガソリン車や軽自動車の場合、10~15km/Lです。低燃費を売りにした車やハイブリッドカーなら、何と20km/Lを超えることもあります。

今では、HV車が主流になってきており「アイドリングストップ」を搭載した車が多くなってきましたが、アウトランダーにもその機能は搭載されています。それを使いながら、アウトランダーに限っての話ではありませんが、一番の燃費向上方法は「正しい運転技術」を身に付けることが燃費にもお財布にもベストな方法です。

運転技術

燃費向上するには運転技術を気を付ける必要があります。まず、大きく燃費に影響を与えるのは「加速の仕方」です。車はアクセルを踏むと、ガソリンを消費します。車の燃費を良くする為には、アクセルを踏んで加速を大きくしなければ良いと思いがちです。

しかし、実は市街地などでは加速やブレーキを頻繁に繰り返すことが多い道路では、アクセルをあまり踏まずにダラダラ加速しながら走りるよりも、短時間で素早く加速して、その惰性を利用して一定速度で走行したほうが燃費が向上します。また減速時は、ブレーキだけに頼らず、減速時にはエンジンブレーキを利用して減速を行うと更に燃費が向上します。車はアクセルを踏まないとエンジンの車軸の回転力の遠心力によって回転に摩擦が加わって減速する仕組みになっています。その際に加わる摩擦にはガソリンは消費しないので同じ止まる行為であるなら”エンジンブレーキ”を使うことがベストな燃費向上方法であります。

高速では、80km走行で一定速度走ると燃費が向上します。高速では、交差点や信号も無いのでスムーズに加速できるので、速度を出しがちですが速度を出すほど空気抵抗が発生します。80km走行は、高速走行時でベストな速度で燃費も向上しやすい速度なので意識して走ると燃費が向上していきます。

他には、空ぶかしは意味も無くガソリンを消費するだけ控えるましょう。また、長時間のアイドリングもガソリンを無駄にするのでエンジンを切っておくことをします。

燃費向上グッズ

燃費を向上するには、運転技術の他にも専用のグッズを使うことで燃費を向上させる方法もあります。一部ではありますがご紹介します。

燃費向上グッズ・ガイアパワー・プロ GAIAPOWER PRO GPP380

車(エアダクトやラジエターホース)に装着すると、車の潜在能力を引き出し、エンジンパワーをアップさせる事ができる自動車パーツ。
ガソリンの燃焼効率が改善されて、トルクや燃費の改善をもたらされます。
(ガイアパワー・プロは主に普通車・大型車向けです)

※固定テープ、結束バンド、取り扱い説明書が付属します。

出典: http://amzn.asia/ekeeWLH |

5つ星のうち5.0
低価格過ぎる程の性能。
投稿者ぴきゅ〜にゃ2015年9月23日
Amazonで購入
素晴らしい程に、燃費が伸びたどころか、車両に負担がかからなくなりました。平面で12km程の燃費が、18kmへ伸び、エンジンの性能が向上しました。わが社で、使用する車両及び機械の、ホースへ繋いでいますが、全て能力が向上しています。お陰で、燃料費が10%削減になりました。製品の値段は安すぎる位の性能効果です。また、購入します。

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KURE(呉工業) オイルシステムデュアルフ2120 [HTRC3]

商品の説明
●ハイレベルルなドライブパフォーマンスを実現(スムーズなエンジン回転・パワーUP・静動性・静音性)●エンジン内部を強固な潤滑皮膜が保護しエンジン寿命を延ばします●エンジンのベストコンデションを維持します。

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5つ星のうち5.0
レスポンスが滑らかになりました
投稿者すらのすらみ2017年1月9日

2005年式のレガシィ2.0GTです。半信半疑で入れてみました。
低回転域~中回転域(1500~4000)付近のレスポンスが凄く滑らかになり、エンジンノイズや震動も小さくなりました
お陰で運転するのが凄く楽しいです。確実に効果があります。燃費も若干ですが良くなりました。
ただちょっとお高いのでオイル交換の度に入れるのは少しお財布に厳しいですね

出典: http://amzn.asia/5Mb2WM5 |

アウトランダーの燃費は平均より低め

アウトランダーは、SUVクラスとしてはな車として一昔前までは燃費が悪くてもな車でした。しかし、燃費不正問題があってからそのは昔より明らかに低くなりました。燃費が悪かったとしてもそれを了承して購入してくれる人がいたはずなのに不正に手を染めてしまっては信用が難しいです。しかし、ピンチをチャンスに変える方法があることを祈ってこれからも躍進してくれるはずです。

初回公開日:2017年08月24日

記載されている内容は2017年08月24日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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