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ホンダヴェゼルの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/燃費向上法/口コミ

更新日:2024年02月08日

新車を買う時、悩みどころ沢山ありませんか。今の時代、車の性能も上がってきており、燃費が良く、見た目もかっこよく、室内も広く、乗り心地も良い、そんな車が増えてきました。今回は、評価の高いホンダのヴェゼルについてご紹介します。ヴェゼルの燃費も注目です。

ホンダヴェゼルの燃費は良い?悪い?タイプ別比較/燃費向上法/口コミ

ヴェゼルの燃費は良いの?悪いの?

ヴェゼルの燃費は良いか悪いかと言うと、断然良いです。

名前だけ聞くと、ヴェゼル=SUV車両とイメージする方が多いのではないのでしょうか。名前を聞かずとも、車両だけ見ればSUVと捉えるのは間違いないでしょう。一昔前のCR-Vの後継車と捉えている方も多いです。

そんなSUV思考が強いヴェゼルですが、CMでは、ヴェゼルがハイブリッドである事を強みに宣伝していません。知らない方も多いのではないでしょうか。

実際エンジンルームを開けてみて、初めてハイブリッドだと分かります。フィットハイブリッドのエンジンと同型で、年式によっては、リチウムイオンバッテリー搭載の、燃費を考えたハイブリッドカーなのです。

ホンダ独自の技術

ホンダには、独自の技術である「i-VTEC」機構が、ほとんどの乗用車に採用されております。現在のi-VTECはエコエンジン寄りで、今までのVTECと違っています。

この機構のおかげで、エンジン単体でも高い性能と燃費性を両立しているわけです。もちろんヴェゼルにもこの機構が搭載されており、リチウムイオンバッテリーと組み合わせるだけで大きく燃費向上しています。

ガソリンエンジンタイプ

ヴェゼルには、ガソリンエンジンタイプとハイブリッドエンジンタイプの2種類があります。ガソリンエンジンタイプは、ヴェゼルの中で一番安いグレードになり、前輪駆動タイプは190万円程になります。エンジンは1.5Lのi-VTEC、DOHCのエンジンです。

このエンジンは、現在ホンダが主流とするハイブリッドカーにも採用されているエンジンで、燃費と走りを高次元で両立してます。そのおかげで、1リッターあたり20.6kmもの走行が可能になりました。ただ、それだけが燃費に貢献してるわけではないのです。

ヴェゼルのフレームは、強度の高いハイテン材を多用しており、その結果軽量合成ボディーにすることに成功しています。さらに、そのボディーは燃費に貢献するだけではなく、車両の重心を低重心化し、高性能な走りと上質な乗り心地まで実現する事が出来ているのです。

ガソリンエンジンタイプは、一番安いモデルでもありますが、ボディやエンジン性能はどこをみても、高品質で高次元の車です。

燃費を極めたハイブリッドタイプ

ガソリンエンジンとハイブリッドの違いをここで説明しましょう。

エンジンのみと違い、ハイブリッドタイプにはリチウムイオンバッテリーが搭載されています。ホンダでは3種類のハイブリッドシステムがあり、「パラレル方式」「シリーズ・パラレル方式」「シリーズ方式」て構成されております。

ホンダでは「シリーズ・ハイブリッド方式」が、最近主流になってきてます。一昔前までは、CRZ、インサイト、一部フィットでは「パラレル方式」が採用されていました。

何が違うかというと、「パラレル方式」はエンジンの補助動力としてリチウムイオンバッテリーが搭載されております。エンジン側で発電した電気はリチウムイオンバッテリーに蓄電され、低速時や加速時にモーターを介してエンジンを補助します。

そうすることによって、力強く加速したい時やエコで走りたい時に、必要な力をエンジン以外の動力をから賄えるため、燃費を良くすることのできるハイブリッドシステムです。

ヴェゼルのハイブリット方式

ヴェゼルは、「シリーズ・パラレル方式」を採用しています。低速時にはモーターのみで走行し、力強い加速や速度が上がってくると、エンジン+モーターでの走行を行い、燃費を良くしております。

車が一番燃料を使用するのは「走り始め」「加速時」です。そこをモーターで補う事で燃費に貢献しているわけです。

ヴェゼルのミッションは2種類

もう一つヴェゼルガソリンタイプと違う所は、トランスミッションの方式がCVTからDCTへ変更になっている所です。わかりやすく言いますと、CVTとは変速機構がベルト方式(スクーターバイクと似た機構)で、DCT(デュアルクラッチトランスミッション)はマニュアルギアを油圧で自動制御してる機構です。

なぜDCTへ変更になったかと言いますと、DCTの方がより頑丈で、常時ギアが噛み合ってる為動力伝達の効率が高いからです。CVTになりますと、ベルト駆動の為エンジンからの伝達ロスが発生してしまい、燃費の低下や駆動力の低下となる訳です。

ガソリンタイプにモーターを追加するだけではなく、ミッションを見直す事で、ヴェゼルは燃費を27km/lまで伸ばす事が出来たのです。

ヴェゼルハイブリッド Z

ハイブリッドタイプから、特にシステムの追加や大きな仕様変更はありませんが、ヴェゼルZのみ室内を合皮のジャズブラウンへ変更する事が可能です。

全ドアワンタッチ式パワーウインドウ、リバース連動ドアミラー、本革巻ステアリングホイール、雨滴検知式フロントワイパーなど他のモデルと違った仕様が施されております。

多機能で落ち着いた大人の空間を求める方、安らぎや癒しを求める方にとてもできる内装です。

ヴェゼル 4WD仕様

ヴェゼルはSUVです。流石にFF駆動方式(フロントにエンジンがありフロントのタイヤを駆動し走行するシステム)だけではありません。

SUVといえば、悪路でも走破する車両のイメージが強いはずです。例えば、足を取られる泥や雪が積もった道路、砂利道、どんな状況でも妥協しない走りを実現する事ができる、それが真のSUVなのです。そのために、4WD仕様のヴェゼルもあるのです。


「4WDといっても、その詳しい内容がよくわからないので、安いFFのヴェゼルを買っておいたほうが無難だ」という人がいるかもしれません。しかし、それは間違った判断です。

4WDの意味と使用状況を詳しくお話しします。良く理解した上で、FFのヴェゼルか4WDのヴェゼルか選びましょう。

FF方式とは?

FF方式については、先ほど少しだけ説明いたしましたが、フロントにエンジンがあり、フロントタイヤのみを駆動して走るタイプになります。

今の車両にとても多く使われている駆動方式で、コストが安く抑えられる事、量産性や整備性の向上、それに伴う整備時の部品金額の低コスト化など、日常使用では非常にメリットが大きいです。デメリットとしては、走りに関して物足りない事ではないでしょうか。

4WD方式とは?

4WDとは、駆動輪が前タイヤだけや後ろだけではなく、すべてのタイヤを駆動する方式になります。部品点数も多くなり車両重量も重くなります。しかし、FF駆動では得ることができなかった素晴らしい走破性を可能にすることができました。

例えば、FF方式の車が前タイヤだけ泥沼にはまってしまうとどうなりますか。FR方式の車が後ろタイヤだけ雪にはまってしまうとどうなりますか。もちろん抜け出すことは不可能になります。

これが4WDだとすべてのタイヤを駆動しますので例え前タイヤだけはまったとしてもすぐに抜け出すことが可能なのです。悪路を走行される方や、雪国の方、山地に住んでる方には是非したいモデルになります。

その他の駆動方式

駆動方式に関しては、RR方式(S660、ビート)やFR方式(S2000)などが他にあります。これは、車両の特性やコンセプトによって色々変わってきますので、興味がある方は調べてみてはいかがでしょうか。

ちなみに、ランボルギーニやフェラーリなど海外のスーパーカーはRR方式が多いです。

最新のHondaSENSING

「HondaSENSING」は、HONDAの先進の安全運転支援システムで、より高い安全性と快適を実現しています。ヴェゼルも、グレードによって設定車と非設定車とが用意されています。

運転支援システムなので作動しない場合もあります。一定の条件を満たさない限り作動しませんので、運転する際は必ず安全運転を行いましょう。

LAKS(車線維持支援システム)

フロントガラス上部にカメラが装着されており、車線の中央に沿って走行できるように、高速道路などでのステアリング操作を支援し、運転者の負担を軽減するシステムです。

そのほかにも、路外逸脱抑制機能があり、車線から離れそうになった場合はステアリング振動と警告音で運転者に知らせます。

CMBS(追突軽減ブレーキ)

フロントバンパー内部にミリ波レーダーの装置を内蔵しており、レーダーによって前方の車両や歩行者を検知し、衝突の危険がある場合には、メーター表示や警告音によって運転者へ知らせます。緊急時にはブレーキを作動させ、衝突回避、被害軽減を図ります。

ホンダヴェゼルの燃費向上のコツとは?

ヴェゼルの燃費を良くする方法は沢山あります。

ここでは、運転者自身できる燃費向上術を教えますので、是非実践してみてください。

走り方

車は走り出す時に一番燃料を消費します。人や物も動かす時に一番エネルギーを使います。それと同じです。ですから、渋滞時はどんなに低燃費運転を心がけても、あまり燃費は変わらないのです。燃費を良くするには、渋滞を避ける運転をして、なるべく止まらない運転をして下さい。

また、スピードの出し過ぎも厳禁です。それは止まる時に大きなエネルギーを使うからです。簡単に言えば、止まるためにブレーキを強く掛けてしまうのです。そうなると再加速する時はさらに大きな力を出さなければなりません。燃料大量に使うことになるわけです。

ブレーキをなるべく使わない運転、心に余裕のある運転が燃費が良くするのです。ここまでの説明は、全車共通の燃費節約のための運転方法です。

ヴェゼルの燃費はアクセル操作がカギ

ヴェゼルの場合は、アクセル操作によって電池走行からガソリンへ切り替わります。アクセルペダルを強く踏み込むと、コンピューターが力が必要であると判断し、モーターとエンジンを使った動力に切り替わるのです。

逆にアクセル操作をゆっくり優しく操作することによって、モーターのみの走行で十分であるとコンピューターが判断し、エンジンは止まったままになるのです。ちなみに、モーターのみの走行時は、エンジンはアイドリングストップ状態になっております。

以上の事を心がけていただければ、必ず燃費は向上します。

ホイール

少しでも燃費を向上させるためには、車両総重量にも注意しなければなりません。工夫できるところは少しでも削り取ることで、燃費を向上させることができます。注目できる点の一つがホイールの選択です。

ヴェゼルのグレードによって16インチから18インチのアルミ純正ホイールが用意されております。グレードが低くなるとその分ホイールも小さくなる傾向にあります。

社外品のホイールを購入予定であれば、ホイールは気にしないで購入しても良さそうです。
社外品のホイールにするのであれば、17インチホイールで扁平率が高いホイールの方が、SUVらしく強そうなイメージが沸きます。

どこでも走破できる車両こそがSUVの強みですから。燃費も犠牲にしたくないのであれば、わざわざ純正の重たいアルミホイールを選ぶのではなく、ヴェゼルに似合う社外品の軽いホイールを選んだ方が確実に燃費に貢献します。

ヴェゼルRS

ヴェゼルRSは、その名の通り燃費より走りを追求したモデルです。それだけではなく、室内にもこだわり抜いた上質な作りは、すべてのモデルの最上級と言っても過言ではありません。

魅力

都市での扱いやすさや上質な乗り心地といったヴェゼルの魅力をいかしながら、走りを楽しめるようにダイレクトな操作性を追求した車です。

スタイルにも、走りにふさわしい躍動感を宿らせました。ヴェゼルの持つ力強さと美しさはより磨きがかかり、走りへの欲求を駆り立てるフォルムをつくりあげました。ただ、走りを磨く事によって少なからず燃費は犠牲になってしまいました。

ホンダヴェゼルの燃費の口コミ紹介

ヴェゼルに乗っていただいてる方の口コミや実際の燃費をあげていきます。

オーナーの実際の燃費

カタログの燃費ではなく、実際に乗っているオーナーさんの口コミも、車選びでは重要です。口コミを見てみると、燃費は1リッターあたり20km前後走ります。この大きさでこの燃費は、流石に評価の高いホンダのヴェゼルと言えるでしょう。

ハイブリットZセンシング(カタログ燃費23.4Km)を2017年1月に購入。現在走行距離約1900Km。今までの実燃費は約17.3Km満タン方式。(表示平均燃費18.4Km)。最近長距離一般道で走り始めてから約90Km位で表示平均燃費24.2Kmを記録しました。カタログ燃費を超えました。今回は意識して燃費を気にして走りました。

出典: https://e-nenpi.com/enenpi/comment/1847/2349 |

たぶん16は走ります!田舎なので(笑)
十分です前車12キロですので
初日100キロ走り14.4までいきました
そのあと妻が1時間アイドリングしながら爆睡(>_

出典: http://review.kakaku.com/review/K0000606702/ |

ヴェゼルはSUVの中でも高評価

燃費も良く、ガソリン車でも平均15km/lは走ってくれます。さらに、HV走行可能なヴェゼルハイブリッドであれば、20km/lも走ります。エアコンをつけての走行でも、燃費はたいして変わらないとの評価が多いです。

室内の出来栄えも評価は高く、C-HR、CX-3といった他社のコンパクトSUVをもしのぐとなっております。その理由として、「ヴェゼルは室内がとても広く、コンパクトSUVとしては上出来ですが、C-HRやCX-3はリヤシートが狭い」という方もいます。

室内をより広く使う為に作られたヴェゼルは室内の評価も高いのです。

ヴェゼルはこんな人にお勧め

ヴェゼルは、美しくカットされた宝石のように多面的な魅力を放つ一台です。都市でも扱いやすいジャストサイズ、様々な場面で使える機能性、走る楽しさのさらなる追求、すべての欲求を満たす車です。

オーナーからの総合評価も高く、流石にホンダです。持っている技術を、一台の車両へすべてつぎ込む所は、本田宗一郎のスピリッツを感じます。後から発売されたC-HRもしのぐは、今後のヴェゼルの売れ行きやモデルチェンジを考えると、いっそう高まっていくに違いありません。

初回公開日:2017年10月16日

記載されている内容は2017年10月16日時点のものです。現在の情報と異なる可能性がありますので、ご了承ください。
また、記事に記載されている情報は自己責任でご活用いただき、本記事の内容に関する事項については、専門家等に相談するようにしてください。

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